2019年10月21日月曜日

鳥取銀河鉄道祭のできるまで49

鳥取銀河鉄道祭のできるまで49

予算節約ということもあり、この間にアートマネジメントの吉野さんには県文化政策課の企画で鳥取でアーティストレジデンスなどを行っている団体の皆さんへのレクチャーを開催していただきました。12月のマネジメント講座を聞きにきた県からご提案いただきました。アーティストレジデンスを行っている方は鳥取芸住の頃から鳥取県内にたくさんいて、それぞれに活発に活動していますが、協力体制が作れないか、また共通して抱えている問題や悩みをシェアすることで解決していけないかということで、短い時間ではありましたが、集まり、話し合う場所を持つことができました。前回が鳥取での開催だったこともあり、今回は米子市での開催となり、西部地区のアート関係者に集まっていただき、そのままとりアート西部地区事業のアフターイベントに参加してもらうことにしました。

東部地区と西部地区はおよそ100km離れており、その往復はなかなか大変です。私もこの事業に関わるまでこんなに西部地区へ通うことはありませんでした。鳥取県は人口も最小ですが、範囲も比較的小さいので、こういうことが可能ですが、私の出身(北海道)や前に住んでいたところ(神奈川)などでは難しい企画です。その分みんなで協力できるようになればと思うのです。
鳥取芸住という動きは私の来る前に起きていて、ここに関わるアーティストレジデンス団体の皆さんの多くを知りませんが、同じようにアートに興味がある人々なので、一緒にできることを探っていく(そしてお互いが見合うなど横つながりを増やす)ことも目的としてあえて西部、中部、東部と3展開起こしています。この県を横に繋ぐミッションは因幡国・伯耆国の時代から分断されがちだった鳥取県の歴史をふまえ、昔から言われてはいました。しかしなかなかそれができていないのが現状です。

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