2020年5月24日日曜日

鳥取夏至祭2020について

鳥取夏至祭2020実行委員会では、2017年より開催している鳥取夏至祭の出演者を募集し、今年度も多くの即興を愛するアーティストに鳥取に立ち寄ってもらう、街中で音楽とダンスを楽しむ3日間を想定してきました。今年度は特にわらべ館の創立25周年を記念して夜のわらべ館をライトアップし、その中を探検してみて回る特別プログラムも設定。その準備を進めてきました。
しかし新型コロナウィルスの感染拡大防止の観点から3月半ばに中止(延期)の方向性を決め、出演者との相談により、ウェブ上で会議を始め、それでもできることを模索してきました。毎週2回のセッション(会議)を繰り返しながら、様々な即興の形態を試してきました。昨日、今日とわらべ館でのトライアルを行い、館長さんともお話をし、今、できることをできる範囲で行いましょうとなりました。
緊急事態の解除を受け、現在安定している鳥取では県内のメンバーだけでも集まれないだろうかと現在は計画中です。他の都道府県にいるメンバーはzoomを使用して参加。鳥取とそれぞれの居住地をつないでみます。

即興は今、この瞬間を共有する作業です。世界中のどこにいても繋がることが可能になっている現代だからこそ可能になったこの形はある意味非接触型の今らしいコミュニケーションの形でもあります。それでいて何が起こるかわからない環境に身を委ね信頼する。そういう寛容な姿勢は今だからこそ必要な考え方ではないでしょうか。個を保ち、穏やかに繋がり続けるそんな今を表しているような気がしています。
画面に映った小さな四角の先は数百キロ離れていたりします。それぞれの個々の暮らしが見えてきます。全く異なる人、場所、空間。でも、踊りや歌、音楽といった要素で私たちは繋がることができる。鳥取の子供達と何ができるのか、私たちはワクワクしながらこのトライアルに集まっています。

参加したい、興味がある人はご連絡ください。
当日はわらべ館でおそと遊びワークショップも開催予定。こちらも追ってご案内します。

一期一会のこの会はライブ限定配信を予定しています。
遊びとして一回限定。何が起こるかわかりません。おうちでご覧いただくこともできます。

というわけで6月21日夏至限定開催。まだどうなるかわかりませんが、その日をうっすら開けておいて下さい。


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