枝川という地域が江東区(最寄り駅は豊洲)にある。ここは戦後間もなく在日朝鮮人の方が強制的に移住させられたところでもあり、現在も当時の建物がいくつか残っている。
そのなかにある小さな小学校がたてかわることになり、旧校舎でお別れ会を開くことになったのだそう。
http://artistaction.mods.jp/
私は参加していなかったが、友人の作家さんがだしていたこともあり、みにいきました。
当時すべて自分たちでまかなって作り上げた本当に手作りの学校だそうで、卒業生にとって、地元の人にとってとても大切な校舎だったそうです。
この地域の存在自体を私は全く知らず、様々な東京都などとのぶつかり合いの歴史などをかいま見ることができ、よい時をすごすことができました。
いろいろなものがなくなっていき、何もかもが新しくなっていきますが、
このようなあったものを覚えておくということは人にとってとても大切なことなのではないかと思います。
展示自体よりも、
このたてもの、この人の想いみたいなものをしれたことのほうが大きかったように思います。
だとすれば表現者として何をすべきなのだろうか。
そのもののほうがはるかに強い存在であるならば、改めて表現等というものをつくる必要があるのかということを考えさせられました。
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