2009年9月29日火曜日

妹による姉宣伝文

妹は姉のダンスをどううけいれるべきかかなり迷い、しかし家族は大切にしようと最近助けてくれています。

本当は妹も絵を書いたり文章を書いたりする人間で、人物観察力はかなり鋭いです。

しかし一応身内なのであまり変なことはかいていません。しかし洗練されていなくてうまくない、その通りです。残念ながら。だから今でもうちの母校ではなぜ私がプロフェッショナルになってしまったのか疑問が残っているのです。私にもわかりません。ただいえることは「さいこはさいこだったから」だそうです。困りましたね。


10月札幌でおどる会にあわせて作ってくれた妹作成のDMメールです。



実は、私には踊り子の姉がおりまして

コンテンポラリーと呼ばれる前衛的な踊りです。

(裸足で踊るアレですよ、アレ。と言ってもわかりにくい)

 

ロンドンのラッセルマリファントカンパニーに、所属していました。

ラッセルの振り付けを踊るダンサーとして世界中を飛び回りながら

自らも作品を制作する振付家として、この春まで活動してました。

決して洗練されたものではないし、上手いものでもない。

でも、「生身の身体」を感じさせる踊りです。

 

最近は、ダンスだけではなく

表現活動に興味がある人が集まって

何かを作る場が作り出せたらいいなと考えて

高校卒業以来縁のなかった札幌で

色々な人を訪ね歩いて行った結果、とりあえず踊ることになりました。

興味のある方は、まずはご覧になってもらおうかと思ってます。

作品を見れば人がわかるともいうので、今回の舞台を通じて

木野姉と、木野姉が創る場を面白がってくれる人に

出会えるといいなぁと思います。

 

 

そんなわけで、木野姉が踊る舞台のご案内です。

姉妹ともどもよろしくお願いします。

 

 

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踊りに行くぜ 

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日本各地のオーディションで選ばれたダンサーが

それぞれの地域の魅力を持って、キャラバンするイベントです。

札幌以外にも日本各地様々なところで開催。

神奈川在住の姉が、なぜ札幌代表なのか

本人のメッセージをご覧ください。

 

 

◆日時  10/14(水)19:30~

◆場所  生活支援型文化施設コンカリーニョ

          札幌市八軒1条西1丁目

◆出演者 札幌代表 木野彩子 「北海道札幌市中央区南6条西26丁目」

     札幌代表 YUKA&HIRO 「at the A of SPIRAL

東京代表 山崎麻衣子「はなの実」

     京都代表 山賀ざくろ・山下残 「横浜滞在」

     Mi宮崎代表 んまつーポス 「crossinng over する身体」

 

◆料金  前売り 2,500円(当日3,000円)

     

 

◆以下 木野彩子からのメッセージ

 

私は札幌市出身です。

いまも本籍は札幌にあり、実家もあります。

高校を卒業してからあとは時々帰るものの、

住んでいる場所をてんてんとしました。

東京、神奈川、フランス、イギリス。

いろいろ巡ってふたたびもどり、

いまこの地で何が出来るのだろうと考えます。

学校の先生になってみたり、役者になってみたり、

ダンサーとして各国を転々としたり、

いろんなことがありましたが、

私自身はあまり変わっていない気がします。

思えば札幌の山が、空が、私の原風景を作ってきました。

そんなことを踊るべく、少々強引ではありますが、

作品にしようという試みをはじめました。

もうもはやダンスというべきかどうか

わからないものになってきていますが、

私なりに私のダンスと向き合ってきた過程を

短い時間ながら伝えたいと思います。

お時間ありましたらぜひお越し下さい。

 なお、タイトルは木野本籍です。本当は番地まであります。


 

 


弱点とは

IchIには大きな弱点がある。
正しくはとてもよくできていて、とても完成度も高い、私の力量を越えちゃったような作品ではあるが、しかし一方でそれに気がつく人は気がつく。
(なお、暗くて落ちる可能性があることではない。暗くてお客さんが帰ってしまう(ロンドンでは実際にあった)ことでもない)
面白いもので、昔から私を知る人ほど、それは気がつくらしい。
これはこういうタイプの作品の作り方をしているうえで仕方がないようなことでもあり、まったく作り替えることでもなければどうにもならない。バージョン1、2ででたコメントはもっとよくできるような気がしたけれど、今回のみえちゃったものはちょっといますぐ直せるものではなさそうだ。だからそろそろ離れるべきときなのだろう。
もう少し時間をおいたら何かできるようになるかもしれない。
そこまでみれたのはとてもしあわせなことなのだろう、そう思う。

今日はセットをすべて動かし、片付けました。上野君は明日出発。(どうせ11月には帰ってくるのだけれど)これですべておわります。
ありがとうございました。

2009年9月28日月曜日

IchI

IchI
無事終了しました。
思えば長い道のりでした。なにせはじめのプランは2007年の年末に作っているのです。で、インタビューやら制作やら延々と続いて今に至る。お金も時間もかかっています。本人の環境変化もあって、正直かなり厳しい精神状態だったところをこの作品が救ってくれたのは事実で、無事こうして上演できたことが素直にうれしいです。
(無事とはいえ、舞台からおちかけました。で擦りむいて血が出たままおどりました。暗闇には強いのが私の得意な点だったのにだめじゃんというかんじです。)
この作品には多くの人が関わってくれています。
私の名前で作品がでているけれど、正しくはチームが作ったものであって、それぞれの人が自分の得意分野をだしたらこうなったというかんじなのです。であってしまったものに感謝して、次につなげていきたいと思いました。

ダンストリエンナーレは昔日本にまだいた頃(2004年)ショーケースとしてださせていただきました。そして2006年にはなぜかソウルのトリエンナーレ(ビエンナーレ)にいくことになり。当時からずっと私の作品を応援してくださった皆さんがいらっしゃいます。懐かしい円形の舞台に再び帰ってこれたことを、そしてこの作品を持ってこれたことを幸せに思います。
日本版をだすにあたり照明のコードや電球ライトを作りなおさねばならなくなり、照明片田さん自ら買い物から手伝ってくださいました。(きのがかってきたものもあるのですが、あまりに素人っぽくて不安になったのでしょう、、、)舞台の皆さんはセットを直してくださいました。(スペシャルサンクスにプレイスプライズのテクチームの名前がありますが、あの作品は劇場舞台さんが強くなければできない作品だとも思います。本当に結構細かいんです)
音楽3人組(上原さん、新木さん、田中さん)は、暗闇の中で演奏するとか、ダンスにあわせてひくとかなれないことばかりで大変だったと思いますが、あの所々抜け落ちたスコアからよくも音楽を紡ぎだしてくださいました。
そして上野君はやっぱり上野君で、しかしあきらかに1年前とは違う上野君でした。体格的にも強くなったということもあるし、やはりロンドンがあわなかったのだなあと思ったりもして。(衰弱していったもので、あのスピンのあと本当に力が抜けるようでした)日本でのパフォーマンスはやはり力強かったです。
そして見に来てくださった皆様方。
チケットがない(当日券も2枚しかでない)という状況で超早くきてならんでくれてゲットしてくれた人もいます。(驚くべきことにその2枚両方私の友人がとりました)静岡から見に来てくださった方もいます。このパニック状態の中(実は引っ越しを間近にしていて本当に忙しいです)めずらしく見に来てくれた木野母(なお、母が私の作品を見たのははじめてです)。
ありがとうございました。
いろんな人の支えがあって、ここまできました。
でもまだはじまったばかりかもしれません。
これからもどうぞよろしくおねがいします。



2009年9月23日水曜日

26日完売

どうも26日は完売のようです。
既にご予約いただいている方ありがとうございます。
当日券があるとは思いますが、お電話等で確認の上お越し下さい。
きのに直接いってくださっている方は大丈夫ですが、いくかも、レバルの方の分はいまのところおとりできていません。すみません、確認よろしくお願いします。

予想はしていたのですが、予想以上でした。


25日追加
予定では当日券がでるとのことです。しかし枚数には限りがあります。お早めのお越しをお願いします。


2009年9月22日火曜日

26日上演順

昨日の話しで上演順番は一番になりました。
1IchI,2今津作品、休憩、3、韓国のキムさん、4、浜口作品
従って遅刻厳禁です。
その日は9時から映画の会があるとかで、あまり押さずにスタートすることになると思います。なので、時間にはお気をつけ下さい!
(昨日の情報によれば韓国チームは10数名だとか。どういうことなのでしょう???)

妻有について


いま私はアリースからのスカイプを待っています。家にネット環境がない身としてはひたすらマックで待たねばなりません。で、いつになるかわからないので、その間にちょっとだけかくことにしました。
そう、夏休みにいっていた(私にとってはお仕事ですが)越後妻有トリエンナーレです。
最終的に一日ぐるりといくつかの展示場をみせていただくことが出来ました。しかし370も作品があるので正直私がみたのは15かそこら(通りかかりにみてるとかそういうのをいれればもう少し増えて30くらいになるのではないかと思いますが)。なので一概にはいえません。
そのなかで最もわたしにとってよかったのはバンカート妻有から帰る途中の右手に見下ろせる棚田(8月24日夕方7時頃)でした。元々絶景のポイントがあるのですが、夕焼けがまた絶妙なタイミングではいってくるところでした。でも電車の時間が間に合わなくて超ダッシュだったんで写真も何もあったもんじゃないです。
なお写真は桐山の家からみた光景で毎朝だいたいこんな感じです。(これは泊まらないとみれない光景ですね)
どんな作品も自然の美しさにはかないません。
逆に自然にとけ込み作り上げてきた農業や様々な営みはアートと呼ぶに匹敵する強さをもっていました。一人の人間の作り出せるものの限界のようなものを感じました。
ボルタンスキーの作品はかなり私好みの作品で、(彼の作品はイギリス/ドイツでみてて、好きだったのですが名前と作品が一致していなかったのです。が今回みてあああの人だと一発でわかりました。IchIに通ずる光具合です。)ユダヤ人などにテーマを持ってこない分普遍的な生と死のイメージがでていてとてもおもしろかったのですが、それでもかないません。
そういうことを目にできたのはとても幸せなことだと思います。

あと、もう1つ今回私が思ったのは、とんでもないお金ととんでもない人が動いているという事実です。全く違う経済概念が流れているという気がしました。ダンスも大劇場やフェスティバルとかはそうなのかもしれませんが。

3年後、でもその前に多分いくことになりそうな気がします。
(ご近所の小山さんには既に来年の花火大会においでとお誘いをうけています)


2009年9月19日土曜日

大野一雄フェス

私が働くbankartでは大野一雄フェスという舞踏/ダンスのフェスがひらかれます。
今回私は自分の舞台で手伝えていませんが、気がつけば私の知人ばかりがでているという不思議なことになってしまいました。(AAPAとか大山とか。大山は水泳実習(笑)の仲です。)
特に横浜市民の皆さん、住所ののっているものをお持ちいただければ「ハマワリ」で半額になり、前売り1000円(ダンス界隈は750円)になるという恐ろしく気前のいいフェスティバルです。そういうわけでみてみてください。
ここにははじめの演目ダニーユンだけですが、他にも禁色、ダンス界隈等ならんでいます。渋いとこついていますので、どうぞよろしくお願いします。

今日佐藤まいみさんがいらしてピナバウシュのポスター(なんとパレルモパレルモのドラビル公演のときのもの)をお持ちくださいました。超手弁当なかんじですが、密かにピナバウシュファンの皆様の集う会になりそうな予感がします。

以下がご案内文です

第6回大野一雄フェスティバルを開催します。
ピナ・バウシュ、マース・カニングハム、宮操子、マイケル・ジャクソン。20世紀の舞踊界の巨人たちが相次いで世を去りました。ますます急速な時の流れの中で、この場で声を上げないものは瞬く間に忘れ去られてしまいます。大野一雄フェスティバル2009は、「過去」に目を向け、1930年代京劇の革新者程硯秋、昭和20年代のモダンダンス、1959年舞踏の原点の「禁色」に焦点をあて、現在の視点からアプローチを試みます。また、昨年の「場」のテーマを引き継ぎ、BankART Studio NYKの倉庫の臭いを残す大空間を、多彩な参加者と共に「劇場化」します。特別企画として、大野一雄とも親しい交流のあったピナ・バウシュを追悼する展示「RESPECT PINA BAUSCH」を開催します。
オープニングプログラムを下記のように行います。皆さまのご来場を心よりお待ちしております。

■フェスティバルオープニング
日時:9月25日(金)19:00受付開始 
会場:BankART Studio NYK 
入場無料
19:30 レクチャー 「ピナ・バウシュがヴッパータルタンツテアター芸術監督に就任するまで」 佐々木修 (日本文化財団理事長)
20:30 Special Performance ズニ・イコサヘドロン 
20:50 レセプション

■展示 Respect Pina Bausch
あまりにも突然に逝ってしまったピナ・バウシュ。ダンスの世界を越えて様々の分野に影響を与えたピナの仕事を、舞台写真、インタビュー(2006)やリハーサル映像(1982)などでふり返ります。
日時:9月25日(金)-10月18日(日) 11:30-19:00
会場:BankART Studio NYK 3F 
入場無料

■公演 「Tears of Barren Hill (荒山泪)」ズニ・イコサヘドロン
昨年のクリエイティブシティシンポジウムで基調講演を行ったダニー・ユンが主宰するズニが登場。名優梅蘭芳(メイ・ランファン)と並び称された天才京劇俳優程硯秋(チェン・イエンチウ)の生き方を今日の視点から捉え直すコンテンポラリーな北京オペラ「荒山泪」(荒れた山の涙) を上演します。上海、南京から昆劇の名優が来日しての本格上演。どうぞお見逃しなく。
日時:9月26日(土)16:00開演 9月27日(日)16:00開演 
会場:BankART Studio NYK 3F
演出:ダニー・ユン(榮念曾)
出演:カ・チュン(柯軍) ラン・ティエン(藍天)  スン・チン(孫晶)
入場料:前売2,000円、当日2,500円、高校生以下無料
   (横浜市在住者は前売り半額※要証明できる書類等)

ダニー・ユン
ズニ芸術監督として国内外で作品を発表。代表作に、「Journey to East」「百年の孤独シリーズ」など。2000年よりFestival of Visionを開催。1000人以上のアーティストが世界35ヶ国から参加する、クロスカルチュラルなフェスティバルを香港で展開している。2010年上海万博では日本館のメインショーを佐藤信氏と共同演出する。


ご予約・お問い合わせ
BankART1929 ohnofes@bankart1929.com 045-663-2812 

詳細は、HPのwhats newをご覧下さい。
http://www.bankart1929.com

主催:BankART1929 大野一雄舞踏研究所
共催:横浜市開港150周年・創造都市事業本部 

2009年9月16日水曜日

公演のお知らせ

みなさま

 

秋になって大分涼しくなってきました。日本へ帰ってきてからあっという間に4ヶ月がすぎ、すっかりなじんでいる今日この頃です。さんまもおいしいです。

 

さて、ロンドンでの生活の集大成ともいうべき作品IchIをとうとう上演します。この規模で作品を作れるのは一生に一度じゃないかとちょっと思ったりするくらい、いろんな人に助けられて出来上がった作品です。(正しくは居間も最後のシーンを考えていて、練習は続いていますが)

この4年分、ぜひご覧ください。

 

またこのイベントに付随してスパイラルショーケース(ガラスケースのような普段はお店のあるスペース)でおどることになりました。そちらもぜひご覧いただければと思います。

 

IchI

ダンストリエンナーレTrial4(同じ日に4作品をみることが出来ます。

(他に今津雅晴さん、浜口彩子さん、キムさん(韓国の方))

9月26日(土)18時開演 青山円形劇場 

前売り3500円当日4000円(少し高いんですが、残念ながら出演者割引はありません。)

            踊り:上野天志、木野彩子

            照明(オリジナルプラン):Jackie Shemesh

            セットデザイン:針生康

            作曲:Alies Sluiter

演奏:上原千陽子(バイオリン)、新木真理子(チェロ)、田中徳崇(パーカッション)

この作品はプレイスプライズ2008のコミッションとロダンファンドによる助成を受けて作、上演された。

 

Moving light (劇場照明で動くライトと名付けられたものがあるがそれ自体は動かない)を実際に動かしたらどうなるかというアイデアと日本の美について考えるところから作品を作り上げた。

IchIとは日本語でいう1を表すとともに2つのI(英語でいう私)がなにかを挟んでみつめているさまである。

すべての人は別の顔を持っている。私自身も私の中に住まう誰かを感じ、暗闇の中でその人に出会う。そして私はその人と話しはじめた。

この作品は天志の彼自身を捜す旅である。愛のように、あるいは夢物語のように見えるかもしれないし、彼の人生のようにも見えるだろう。そしてそれはいつまでも終わらないものである。

 

 

おまけのパフォーマンス

Showcase @ Show Case

10月3日(土)青山スパイラル1Fショーケース(通常はショップなどが展開されているスペースです)

時間未定(お問い合わせください)

26日に出品している今津さんときのが15分くらいずつ何かをします。

もちろん無料。通りすがりにみていただくのがおすすめです。

2009年9月10日木曜日

音つきリハ

現在IchIは日々リハーサルが続いています。
今回の劇場内にあるリハーサル室をおかりしていて(セットが動かせないので底でしか練習が出来ません)、北島さぶちゃんの演歌が響く中の練習です。
(なお、さぶちゃんファンとジャニーズファンは年齢層から醸し出す雰囲気まで違ってとてもおもしろいです。)
昨日おとといと舞台監督、照明、制作の方々がみにきて、さらに全ミュージシャンがそろっての練習だったのでなかなか大変でした。
音楽家の人々は楽譜があればひくことができるのです。
当たり前のことですが、ダンスだとこうはいきません。舞踊譜はありますが(ラバノーテーションなど)あってないようなものというか、説明しきれないので、解読しても形しか見えないのですが、音楽はほぼ再現ができます。なのでものすごい短時間で完了しました。(もちろん様々なインプロ部分などがあり、それを解決するのに時間はかかりましたが)プロの技ってすごいなあと心から思います。のりさんは段ボールたたいてみたり、小物をいじってみたりまだ考えているみたいですが、ほうっておきます。
照明の片田さんと相談し冒頭部分も少し見えるようになりそうです。
いままで真っ暗闇で隠されていた謎が明らかに!(そしてほとんど唯一のダンスシーンが明らかに)なります。たのしみに。
今日はホームセンターに買い出しと色ぬりと、練習と、、、。
妻有2回目(今週末また携帯音信不通になる可能性があります)になりそうなので、それにそなえて、どんどん仕事をこなしていきます。


4

スペシャルカラーズ無事に終了しました。
見に来てくださった方ありがとうございます。それから演奏してくれた、上地、山崎さん、斎藤君もありがとうございます。
まだ画像みれていないんですが、久しぶりにおどった感じがします。
最近はおどるとかおどらないとか関係なく、きのの存在を問うようなくりかえしだったのですが、そんなのどうでもいいんじゃないかというくらい、一気におどった感じがします。
本当は4つのセクションがあって、しかし間違いで3つ目で終わってしまいました。だから物足りなかったのかもしれません。その後のご指定即興(上地、及び西村さんと一緒)でも暴れまくり、その後昨日まで、なんだか訳の分からないハイテンションが続きました。最後には写真の奥山君(彼も白州時代から世話になっていて本当は写真をとりにきた)までセッションに参加し(どういう状態か知りたい方はご一報を)面白い会になりました。つねに動き続けているこのテンションは久しぶりで、よくも悪くも、楽しい時間を過ごすことが出来ました。

上地は4 glassesと名付けましたが、私がつけるなら4だけかなと。
私たちはそんなにもろくもないし、透明感があるわけでもない。
ただ名前を付けることは大事なんですよという彼の言葉には同感します。



2009年9月5日土曜日

アーツイニシアティブ

横浜ではこの週末クリエイティブシティの国際会議が行なわれていて、それにあわせて関内外オープンなどのイベントが多く開かれています。バンカートは集まれアートイニシアティブという名前でディスカッション/トークを展開しています。
今日もし横浜にいて、バンカートを訪れると(夕方から)日本中のアートスペースの人に会うことになります。(さらに会議はエンドレスに続く予定らしい)もしお時間あればぜひ。
私はといえば明日本番なので程々の時間でかえります。。。。

昨年に続き、行政が牽引する「横浜クリエイティブシティ国際会議2009」と連動し、国内外のアートイニシアティブ約50チームを招いた会議をおこないます。一般参加も含めて150人程度の参加者を予定しており、初日4日は逢坂恵里子氏の基調講演、5日は8つ程のテーマ毎のテーブルを設けて、深夜まで話し合う予定です。(2チームは英語)また、参加、及び関係チームの活動を紹介する展示も行います。
皆様お誘いあわせの上、是非ご参加ください。

■■集まれ!アートイニシアティブ PART2■■
展示日程:2009.9.3 Thu. - 9.13 Sun.   11:30-19:00
会議日程:2009.9.4 Fri. 11:30-12:45 + 9.5 Sat. 19:00-
会場: BankART Studio NYK
料金:無料
参加団体:Art Space(シドニー)、Performance Space(シドニー)、Res Artis(オランダ)、Art Gene(イギリス)、ART COMPLEX(京都・大阪)、ICANOF(青森)、S-AIR(札幌)、Art Center Ongoing(東京)、N-mark(名古屋)、Gallery SOAP(北九州)、前島アートセンター(沖縄)、ほか、50数チーム

■ 集まれ!アートイニシアティブ 会議スケジュール
9.4(金)11:30-12:45 集まれ!アートイニシアティブ ウェルカムミーティング
11:30-12:00 挨拶と趣旨説明
12:00-12:30 基調講演 逢坂恵理子(横浜美術館館長)
12:30-12:45 全体説明
解散し、「横浜クリエイティブシティ国際会議2009」参加者は、関内ホールへ移動(13:30開始)

9.5(土)
昼間は「横浜クリエイティブシティ国際会議2009」参加者は、各分科会会場にて参加(17:30迄)
18:00-19:00    軽食タイム(映像資料観賞など)非公式
19:00-22:10(190分)■■集まれ!アートイニシアティブ 分科会■■
22:10-23:00(50分) 各テーブルからの報告(1チーム5分)
23:00-       延長戦(希望者のみ)

詳細は、HPのwhats newをご覧下さい。
http://www.bankart1929.com

主催:BankART1929
共催:横浜市開港150周年・創造都市事業本部、横浜クリエイティブシティ国際会議2009実行委員会
協力:アーツコミッション・ヨコハマ


※横浜市主催の「横浜クリエイティブシティ国際会議2009」については、下記を参照ください。
http://www.yaf.or.jp/creativecity/ccic/
日程:2009年9月4日(金)~9月6日(日)
会場:関内ホール、横浜市開港記念会館、ヨコハマ・クリエイティブシティ・センター