2018年1月31日水曜日

建国体操

建国体操他今回もいくつかの体操を復元しようと試みています。

ダンスの記譜法の難しさはよく言われるが、体操はその点は簡単で図示したものや文章化したものがあり、音楽があればそれを音楽に合わせて、あるいは掛け声に合わせて解読していく。1930年代に起こった体操の大流行には結構ヘンテコ体操がたくさんあり、(写真しかないものも多い)相撲体操、剣道体操、薙刀体操となんでも体操になっていたらしい。日の丸を持っていたら日の丸体操だし、工場で行うと工場体操という。

そんな中では建国体操はオリジナリティ溢れる(?)独特の体操で、一応武道を取り入れたことになっている。男子の体操ということで学ランを着てやってみたら、あれ、これもしかして応援団???ということに。(チラシの図を見ても明らかですね)
応援団は応援団で一項目(つまり其ノ三とか四とか)立てるべき題材で、鳥取大学の先生(学部は異なるがスポーツ人類学の先生)に応援団で論文を書いている人がいたりして驚く。体操ワールド、いろんな意味で宝庫です。

で、だいたい朝体操をして(今日は『くろがねの力』)授業やらなんやら(実は今は卒論修論の時期なので学校の先生としては普通に忙しめの時期です)をこなし、夜再び資料と向き合い、話す(この言葉の内容を覚えるのがかなり大変)という日々が続いています。


さて、調べていく過程でさらに建国舞踊と建国音頭というものがあることが明らかになった!気になる!!でも大真面目に資料が出てこない。建国体操は建国体操讃歌や建国体操前奏曲があることまで明らかに(こちらは楽譜を発見)。もし情報ある方よろしくお願いします。いろいろ間に合ってないなあ。あと10日。頑張ろう。

2018年1月26日金曜日

27日町歩きは中止になりました。


鳥取夏至祭実行委員会明日の町歩きは延期とします。楽しみにしていたけれど、さすがにこの雪の中歩くのは厳しいと断念。でもまた企画します。
公募は引き続き継続中です。(2月末締め切り)是非是非よろしくお願いします。

追記
実はこの日、思っていたように雪は降らず、なんだできたかもと思う結果に。実際には雪道がかなり大変でやはり難しかったそうですが。晴れ女だったの忘れてました。最近はバス通学ですが、バスに乗ると吹雪、降りる頃にはおさまり、また家に入ると降る。冗談のようですが、そんなかんじでいきのびてます。
今年は雪が多いです。


2018年1月23日火曜日

鳥取夏至祭基本理念

鳥取夏至祭の基本理念としてHPに載せることにした言葉。
昨年の初めに載せた言葉を少し改良。「みみをすます」や「Mobius」で触れている音もダンスもすべては波動についても含めようとしてみました。大筋では変わっていません。

踊ることが私たちの本能であるという。
みるみられるという関係性が生じ、プロフェッション(職業)化してしまったが、本来すべての人が踊っていたはずだ。(音楽も同様)そこに戻ることは専門にしているダンサーにとっても新しい発見があるはずだ。本当にダンスが楽しいとはどういうことだろうか。どんなことが起きても大丈夫という関係性、一方で何が起こるかわからないという緊張感。そのいずれをも有しているその瞬間を作り出す方法は作品作りとは別の方法論ではないだろうか。初めて出会う人に開いた状態で私はいれているだろうか。その問いかけがこのはじまり。






鳥取夏至祭 基本理念

わたしたちは踊りたいから踊り、奏でたいから奏でる。音楽もダンスも美術も。今、ここで作り出されるその瞬間を楽しむために、即興に着目し、劇場を抜け出して町の様々なところではじめてみます。音楽家もダンサーもアーティストも観客も通りすがりの町の人も一緒に巻き込み巻き込まれ、そうして新しい何かが生まれます。かつては音楽もダンスも人生も切り離すことのできない一つのものでした。
プロもアマチュアもジャンルも垣根を越えて、ただ遊ぶところから。
それが鳥取夏至祭の理念です。 

鳥取夏至祭2018公募します!

鳥取夏至祭2018公募要項

昨年お越し下さった県内外のアーティストの皆さん、本当にありがとうございました。とても楽しく、そして幸せな時間でした。みなさんとともに鳥取を再発見する3日間でした。新しい風を吹き込む人であれるよう頑張ろうと思っています。まだ鳥取にいらしていない皆さん、これを機会に鳥取を味わってみませんか?鳥取で一緒に遊んでくださる方を募集します。
昨年やはり少しパンクしてしまったという反省から募集人数が減っています。すみません。しかし、その分より深く、濃く鳥取とつながるプログラムを目指したいと思います。


日時2018622−24

場所:鳥取市中心市街地周辺。公園など街中の空きスペースなどを利用して行う観客移動型パフォーマンスを中心に構成。

交通費支給:アーティストもまた観客と同等の立場で楽しむための祭りとして作りたいという木野の考え方から交通費補助はあるものの、俗に言うギャラを設定していません。各地からの交通費として中四国地方、関西、中部2万円、関東以北(北海道含む)、九州は3万円を支給。公演時の収益は経費を除いて分割しますがそこからの収入はほとんどないと思ってください。(プチパトロンシステムとよんでいます。)CD販売等を自由に行っていただき、各人の収入を補ってもらいたいと考えています。(車で来る、バス利用、パックツアーやLCCなど安上がりに来る方法を考案して節約していただくのもアリだと思います)宿泊先は提供します。(アーティストレジデンススペースことめやを予定)

鳥取県民の皆さん、ごめんなさい。鳥取県にアーティストをおむかえしようというおもてなし企画で県民の皆さんへの交通費支給は行なっていません。舞台公演の少ない鳥取で様々なパフォーマンス、公演を見ることができる機会を作るものとしてご協力いただけると幸いです。

 今年は2つの形の募集をします

◉チームA長期滞在型 3名程度
今年新設します。10日間程度(日程応相談)鳥取に滞在していただき、その前の週に開催するワークショップなどを行いながら3名で即興をベースとしつつ作品をまとめていきます。鳥取で出会ったもの、人、印象から作り出すオリジナル作品となります。3日間の鳥取夏至祭期間中はもちろんパフォーマーとして参加。短期滞在型の皆さんたちを案内できるくらいの鳥取マスターになっていただければと思います。
従って
滞在期間2018615(応相談)−24日となります。
滞在期間が長い分仕事を休まねばならないということを考慮し、上記の交通費にプラスして3万円は保証します。

◉チームB短期滞在型7名程度
昨年同様出会いのオービタルリンク、街中歩きと場所選び、ルート決定、いなばのお袋市、ワークショップという流れを考えています。短期滞在でも1、2日延泊したい場合はことめやと相談の上滞在可能です。(1500/泊)


内容:
22日前夜祭 はじめましての出会いのダンス
オービタルリンク形式(中沢れいさん発案)での自己紹介的なパフォーマンスと簡単なセッション
くじ引きにより3人組を作る
各自が3分ずつ即興を行う(ダンサーは音楽家を指名したり、CDなど用いても良い)
その3人でセッションを行う(5分)
1グループあたり14分入れ替えを入れても15分。これで各人の大体のタイプがわかります。 

23 鳥取のまちダンス
日中:鳥取市内物色、パフォーマンススペースでの作戦会議
午後から夜にかけて:野外でのパフォーマンス(観客は地図をもらって巡回しながら見て回る)
チームAの作品はここに組み込みたいと考えています。(別立てにするかどうかは作品の長さや場所による)


24 町へ出よう。鳥取の人と出会いのダンス
 午前いなばのお袋市に遊びにいきましょう
 午後市民も含めての即興音楽とダンスのワークショップ 

 遠方の人もいるため24日中に帰路につけるように設定しようと思います。
 もし可能であれば前泊、後泊などの形で鳥取市内をさらに探索してもらうと良いなと考えています。将来的に鳥取でのクリエーションに興味を持ってもらい、滞在制作などへとつないでいくことを目指したいと思っています。

公募要件:
○音楽、ダンス、映像、美術、演劇などのパフォーマンスを行う方。これまで作品制作を何らかの形で行ってきた方。他のジャンル(どんな人が来るかはわからない)とのコラボレーションに柔軟に対応し、面白がれる方。宿泊先、予算などの都合もありAB合わせて10名程度を考えています。
○鳥取県初めての方はまずチームBからチャレンジしてみてください。
○鳥取県(あるいは周辺)のパフォーマーも大募集します。予算と宿泊場所確保の都合なので鳥取県民の皆さんは無制限(数百人になったら考えます)でウェルカムです。学生の皆さんもお待ちしています!
○このジャンルは参加できるか?などの質問はお気軽にどうぞ。昨年のOHPプロジェクション(仙石彬人)の他、これまで私が関わってきた中では8mmフィルム投影、朗読、ライブペインティング、映像プログラミングなどがありました。
○野外会場がほとんどということで電源の確保が難しいという問題があります。電子楽器、プロジェクターなど使用機材の関係で公演場所が制限されることがあることをご了承ください。また、応募時に注意書きをつけてくださると助かります。
○運営や企画に関わってくださる方も大募集中です。

参加いただける方は2月末までに
   希望の滞在日程
   名前(活動している時の名前)、住所、連絡先、ジャンル(演奏する楽器など)などの基本情報(メールアドレス必須、HPなどあればそれも載せてください)
   これまでの活動経歴
チームAへの応募の方はワークショップなどの経験もお書きください。
自己 PR
をお送りください。

お待ちいたしております!


応募先
鳥取夏至祭 実行委員会
geshisai2018@gmail.com

問い合わせ先
 
木野彩子
saiko@rs.tottori-u.ac.jp 
0857-31-5130(鳥取大学地域学部附属芸術文化センター)


2018年1月22日月曜日

チラシ送付用ご挨拶文

いつも応援してくださっているみなさま

 鳥取に来てもうすぐ2年が経ちます。
 来る直前に発表した「ダンスハ體育ナリ」は女子体育ってなんだ?なぜダンスは体育教育に入っているのか?という素朴な疑問からスタートし、奇しくも芸術文化センターなるところに所属する身となって体育と芸術の境目を渡り歩いてきた自身の生き方を考えさせられるものでした。
 その時取り上げていた「体操が流行った時代」をもう一度見直してみました。体操とはなんだったのだろう。そもそも体育とはなんだったんだろう。
 明治神宮の歴史と体育、スポーツは密接につながっています。スポーツ研究者にはよく知られた話で、オリンピックに絡んでこの2年ほどで多くの研究書、論文が出されています。
 社会が急速に変わりつつある今、この場所に立ってみる。
 大きな時代の流れを感じつつ、ちょっと踏ん張ってみる。もしくはするりと笑ってかわしてみる。ダンスができることはそういうことなのかもしれないと感じています。

 お時間ございましたら是非お越しください。
 聖徳絵画館前にはプール(昭和30年頃にはカッパ天国として開放されていたそうです)があり、そこの前で皆様をお待ちいたしております。(公演場所は室内なのですが、入り口がわかりにくいためガイドつきでご案内します)

 なお、昨年開始した鳥取夏至祭今年も開催します。6月22−24日。ウェブサイトに公募情報も載せております。鳥取について夏至祭について知りたいという方は公演の機会にでもお話に来てくだされば。
https://tottori-geshisai.jimdo.com


 資料として今回制作を行ってくれているダンスアーカイブ構想の資料(第8号)と共同開催の「シックダンサー」チラシを同封させていただきました。アーカイブの資料はそのままにしておいては日の目を見ない。だからそこから何かを掘り起こし,みつけだす仕事が必要で、ともに学ばせてもらっている感じがします。ちなみにCNDには木野の2003年の”Edge”の映像が保存されているはずです。いつか誰かが拾い上げたりして。作品も研究もこうすることで等しくなると感じています。

 鳥取は寒いですが(雪も降るし)、たくましく生きてます!皆様も近況おしらせくださいね。
 それでは、また。
木野彩子


2018年1月18日木曜日

グローバル時代の国家と社会

今回ダンスハ體育ナリ其の二で扱う明治神宮外苑の話は昨年グローバル時代の国家と社会で紹介している。
筑波大学社会人大学院生になる頃、2020年オリンピックが決定し、授業内でも触れられていた明治神宮外苑とオリンピックの関係性を掘っていくと、1940年に開かれるはずだった「幻のオリンピック」が見えてきて、さらにその時代の戦争へ進んでいく雰囲気が見えてくる。
日本の近代とはなんだったのか。
明治とはなんだったのか。

グローバル時代の国家と社会は2016年より開講されるようになった大学の共通教育の授業で、地域学部教員11人が集まってオムニバスの講義を行っている。元々は入学式、卒業式で国旗の掲揚、国歌の斉唱が大学の判断で(話し合いなどが行われずに)行われるようになったことに対する疑問の投げかけから始まった。

留学生たちも沢山おり、グローバルを掲げている大学があえて日本の国歌だけを歌うのはどうなのか、全卒業生の国の旗が揚がったらいいのではないかという外国人の先生、本当は歌いたくない子もいるかもしれないのにそれを強いる形が気になるという音楽の先生、様々な立場から今の時代にどのような形があり得るのだろうと考え始めた。

その年赴任してきた私はダンスハ體育ナリのこともあり、なんとなく巻き込まれながらいろんなお話を聞いた。障がい者に対する差別の問題、海外の国歌、様々な唱歌の変遷、科学者の倫理の問題、戦争経験者の話を聞く、、。それぞれが自分の専門に即して話すので内容は様々だったが、少数者、弱者とされる人の言葉をいかにひろいあげるか、また対話をし続けようという努力が必要だという印象を受けている。
鳥取はどちらかというと経済的には貧しく、人口も少なく、弱い県である。しかしその分それを拾い上げながら助け合いながら生きていくしぶとさも持ってきた。そしてその貧しさや弱さは逆に新しい可能性を持っていると価値観の転換を図ろうとしているのが地域学部ではないかと感じている。成長すればいいのか、お金があればいいのかそうではない。本当に人が幸せを感じて生きていくにはどうしたらいいのだろうか。そういう思考を持っている人たちが合理性や効率を求める近代について、近年のナショナリズムの高まりについて揃って疑問を投げかけている。

シラバスは公開されている。(ちなみに私のところの参考文献が間違ったまま掲載されている)

もうすぐ赴任して2年になる。今年も署名運動は行うらしい。
ある意味このレクチャーパフォーマンスはあれから2年、大学で学んだことをまとめるようなものなのかも。

2018年1月14日日曜日

人間は間違えることができます。

昨日、今日はセンター試験で、鳥取はやはり雪が降り、大変だったところもあるはずです。受験生は大変だよなあと思いながら、監督する側もなかなか緊張。
みなさん、無事試験が終わりましたでしょうか。。

毎年この関連業務に携わりながら、分厚いマニュアル通りに一字一句違わず言葉を発し、一言ごとにチェックを入れ、一字一句正確に板書しという作業を繰り返しながら、ものすごい苦手だと思う自分がいます。
一応20うん年前にセンター試験を受けていたけれども、今受けれないかもしれないと思うくらい、緊張します。
もちろん受験生の皆さんのために一生懸命頑張ります。

しかし今日私はすごく重要なことに気がつきました。
AIが席巻しても人間にしかできないこと、それは身体だと思っていたのですが(だから私はダンスというジャンルを選んでいるのかもしれませんが)、同じくらい重要なのは『まちがえる』ということです。AIは間違えるパターン分析をして間違えるに近いプログラミングした状態を再現できるかもしれませんが、正確には間違えてはいません。
あ、しまったーとか間違えちゃったと赤くなったりするのは人間だけだし、その間違えちゃったから新しい何かを発見することができるのも人間だけです。
間違えることができるのってちょっと素敵なことなんです。

振り覚えも悪いし、よく間違えるけれど
でもそのお陰でみえたことはたくさんあります。
失敗は成功のもと。
失敗を楽しみながら、ひょいと飛び越えていけるようになるのが、人間らしいなあと。

もしかしたら失敗からショックで立ち上がれなくなって落ち込むかもしれないけれど、それもまた人間らしいなあと、そんなことを思うのです。


今日もまた教え子が旅立ちました(なんとアフリカです)。
この高校生くらいの子供達(見た目すでに大人)がセンター試験なり、旅なり、人生の岐路に立っていくわけですが、どれだけ間違っても大丈夫だよと。私も頑張らなきゃと思うのでした。


追記
ここまで書いて家に帰ろうとしたら、日曜日で終バスが1時間早いということに気がつきました。雪が降ってから自転車通学ができないのです。雪道滑りながら歩くこと45分、、、早速まちがい。



2018年1月7日日曜日

死者の書 再読

死者の書 再読
という作品を9月に作ります。
城崎アートセンターにて。
情報公開になりました。
http://kiac.jp/jp/post/4448

お隣兵庫に伺って、山陰ネットワークを作りつつ、がっつり憑依もの考えたいと思います。超暗いものになりそうな。いえ、多分、そういうものが今の時代には必要なのです。

楽しい、綺麗な、夢のような世界ではない、薄暗くても何か引き込まれてしまう陰のようなもの。私の中のもう一人の人との対話はIchIからのテーマで、その時はデュオでしたがそれを一人で(演奏者は2人いる)表していきます。
どうなることか。今から楽しみにしています。


追記

折口信夫『死者の書』再読
Rereading “Shisha no Sho (The Book of the Dead)” by Sinobu Origuchi

鳥取を拠点に活動するダンサー/振付家の木野彩子による折口信夫「死者の書」再読プロジェクトの滞在制作。
折口信夫の口述文学の傑作小説「死者の書」における、2つの世界が交錯していく構造や、多用されるオノマトペをもとに各シーンの動きをつくり、折口の心の中の物語として再構成し、ダンス作品を創作する。2つの世界を象徴する存在として音楽家のやぶくみこ(ガムラン、パーカッション)、杵屋三七郎(江戸長唄、三味線)が参加し、この世とあの世、男性性と女性性が重なる瞬間を模索する。また、照明家の三浦あさ子との共同作業により、この世ではない世界の見せ方を探究する。滞在中、市民を招いたオープンスタジオで成果を発表する予定。滞在制作後は、鳥取県内での上演を計画している。

The Tottori-based dancer and choreographer Saiko Kino’s re-reading project of Shinobu Orikuchi’s “The Book of The Dead”.
Based on the structure of interlocking two worlds and the heavily used onomatopoeia in “The Book of The Dead”, Shinobu Orikuchi’s masterpiece in dictation literature, Kino would choreograph movements in each scene to re-construct a dance work as a story in Orikuchi’s mind.  The musician Kumiko Yabu (Gamelan and percussion) and Sanshichiro Kineya (Edo Nagauta and Shamisen) will be the symbols of the two worlds.  They will explore the moments where this world and that world, the men gender and female gender may overlap.  Also, in collaboration with the lighting designer Asako Miura, the performance will pursue how to show the world beyond this world.  During the residency, the citizens are welcome to see the output at the open studio.  After the residency, it will be performed in Tottori Prefecture. 



木野彩子
札幌生まれ。幼少よりモダンダンスを始め、ソロを中心に自らの身体と向かい合い続ける。”Edge”でYokohama solo duo competition2003財団賞を受賞。 2004年文化庁在外派遣研修員、2005年よりRussell Maliphant Companyのダンサーとして活動。 帰国後はセルフドキュメンタリーの手法を用いリサーチに基づくダンス作品を制作している。代表作に“静” 、“からたちから”、”Mobius”など。2016年より鳥取大学地域学部附属芸術文化センター講師。2017年即興音楽とダンスを鳥取のまちなかで展開する鳥取夏至祭を開始。


Saiko Kino
born in Sapporo, Kino started learning the modern dance as a child.  Her intent is to face her own body, especially while dancing solo pieces.  Her work “Edge” won the Yokohama Art Foundation Prize at their Solo Duo Competition 2003.In 2014, Kino received an international fellowship from the Agency for Cultural Affairs; and in 2005, she joined the Russell Maliphant Company as a dancer.  After she came back to Japan, she often uses the method of self-documentary to create dance works based on research.  Her main works include: “Shizuka”, “Katachikara” and “Mobius”.Since 2016, Kino is a Lecturer of Tottori University Art Center.  In 2017, she started Tottori Midsummer Improvisation Festival, where improvisation music and dance are performed in the city of Tottori.