2009年8月30日日曜日

スペカラーズ

来週末にむけて練習は続いている。
そもそも即興音楽とダンスの夕べなわけだから別に練習はしなくてもいいのだが、構造のある何かにしたいよねといってがんばっている。しかし迷走中ともいえる。(これは前にもかきました)
あまりにも音楽に無知な私のために上地(今回のまとめ役、既に呼び捨てになっていて申し訳ないが、とてもいい人です。2006年白州のときから気がつけばうえじと呼んでいた。)は「これをきけば即興音楽の歴史がわかる」一枚をつくってくれた。一枚といってもDVDにはいっていて、結構なボリューム。(思えばそれも誕生日プレゼントのようなものかもしれない)それを少しずつ聞いています。妻有でも聞こうと試みたものの、爆音が鳴っても迷惑なので(なにせ予備知識もないから、どの曲がそういうやつかわからない)もっぱら帰ってきてから聞いている。
しかし、疲れていたのかなんなのか大友良英ききながら寝ていたのにはショックをうけた。そんなだから効果があるのかどうなのか、、、。ごめんね、うえじ。

山崎さんはほわほわしてて、とても不思議ちゃんなかんじがして、この人おどったらいいんじゃないかと密かに思っている。笠井あきらさんのところで曲を弾いたりもしているらしく、ダンスに最も近い人かもしれない。

斎藤君は遅刻魔です。しかしふきはじめたらちゃんとしている。一番若いくせに一番落ち着いている。(だから遅刻するのか?)そして一番貫禄がある。小さい音量をじわじわかける人。その微妙さが好きらしい。

しかし絶対練習不足だと思う。
やろうとすることがまだまだめいっぱい。
間に合うようにがんばろう。
そういうわけで、インフォメーションです。
2部参加者もおまちしています。

9月6日日曜18:00開演
スペシャルカラーズ@新井薬師
http://specialcolors.jp/
●Sound+Dance Rolling LIVE● 
1部は2組のミュージシャンとダンサーなどによるライブ、2部は観客を含めてのセッションにより、"出演者→観客"へとRollしていく連続企画です。

●料金 当日¥1800 出演者による予約\1500
 ※共に別途+1ドリンク(\500)
※出演順未定。2部構成で2部は観客の有志を交えてのセッション。

a.
上地正彦:Piano
木野彩子:Dance
齊藤僚太:Guitar & Saxophone
山崎明子:Cello

b.
向井千惠 MUKAI Chie胡弓[er-fu,vocal,dance]
西村卓也 NISHIMURA Takuya [bass]



2009年8月29日土曜日

間に合わないです。

準備が間に合わないです。
正直やるべきことがやまづみで間に合っていません。今日は朝からセットの修復やらカバーを作ったりしています。そしてこれからホームセンターへダッシュです。
プログラムノーツとかいうのもかきました。えらいたいそうな作品のようになっていますが、練習間に合うんだろうか。。。不安です。
で、みんなにプロフィールをおくっていただきました。面白いです。ぜんぜんバラバラ。
焦点というか何をかくか、何を大事にしているかが違うので仕方ありません。のりさん(前出のドラマーさん)は余計なことは一切かかず(いさぎよしです)、しかし生年月日がかいてあったり。上原さんはクラシックの方らしく受賞歴がずらずらと並んでいたりして、すごいなあとか。難しいものです。人は200字やそこらで語り尽くせるものではないです。

合間をぬってAAPAの淡路島報告展示を見に行き、大学時代の友人のパフォーマンスを見に行き、リハーサルがあって(6日のほうは6日の方で迷走中)、在研書類応募のSOSをたくさん聞いて。
来週は一回目の修羅場のようです。

2009年8月27日木曜日

ゆーぐ

ユーグにはじめてあったのは今から4年以上前。パリにやってきてすみはじめたアパートのそばにあったギャラリーで「パリ東京」とかいた怪しげな展覧会をやっていてそこのパーティーであった。パーティーといえばかっこいいが、毎週末インプロ系ミュージシャンがあつまって大騒ぎの会。主催者のヤンともすっかり仲良くなりちょこちょこ遊びにいくようになり、そのついでにライブハウスにでることになったのを覚えている。

ヤンはその後イブリー(パリの郊外)に引っ越し、子育ての都合もあってあんまりばか騒ぎもやってられないとおもったのか(一応付け加えておくとちゃんとメトロで働いているらしい。昔は編集業などをしていたらしいが)、おとなしくなってしまった。私もロンドンへ行ってしまい、しばらくはしょっちゅう泊まりにいっていたのだが(イブリーの家は共同アトリエでまるでザイムのよう。だからなじんでいるのかもしれない。思えばこのあたりから雑魚寝になれてしまった。女の子とは思われない。)縁遠くなってしまった。

ユーグと仲良しのフランツはその後一回あったことがあったのだが(オービタルリンク@ベルビル)どうしたかなーと思っていたのだった。

最近いろんなところからユーグっていうフランス人が居るんだけれどとか、一緒に何かやらないかとかよくきいて、まさか同じ人なはずはないと思っていたが、そのユーグだった。なんとJOUさん夫妻と共演しているではないか。さらに来週にはのりさんとも共演するらしい。

1ヶ月ほど日本に滞在してほぼ毎日演奏してまわっているのだという。日本大好き。日本のミュージシャンすごい人多いしという。一年に一回くらいお金貯めてやってきて(いくら毎日公演があっても渡航費などはでないのだ)ツアーしてまわりたいんだよねという。逆に日本のミュージシャンを紹介するんだともいっている。

フランスの国立振付けセンターの仕事(モンテ)をしたらしいがあまりにもばかばかしいお金の使い方、やり方、センスのなさに幻滅して、自分の好きなものを好きなようにやっていくんだ!と思ったらしい。チェロを教えつつ、演奏しつつ謳歌している。

なお、そのときの仲良しフランツ(バイオリン)は日仏ハーフで日本語堪能。次にくるときは一緒に来ようと思ってといっている。(現在フランツはニューヨークだそうで、東京、パリ、ニューヨークとツアーが出来るようにするという野望があるらしい)

しかし、ここでであってしまうとはこれもまた縁だ。原口語録によれば運命だ。

9月末まで日本各地をまわっているので、見かけたらぜひ。

 

 

 

原口さんというひと

妻有であった原口さんは実は縁がある人で、はじめてあったのは3年前の白州だった。その時原口さんは巨大な坂を作り上げ、その坂の横に小屋をたて暮らしていた。

帰国してすぐに田中みんさんの舞台を見に行ったら再びあって(なお、バンカート史上のこるであろういい展覧会だった)、それが縁で私はバンカートで働くようになる。

そして、妻有。私が居たのはたかだか1週間の話しで、その間に滞在したのだから(もちろん偶然)よほどのタイミングだ。

「これは運命だから」と原口さんはいう。そうかもしれない。

この原口さんとんでもなく酒飲みである。だから酔っぱらっているのか酔っぱらっていないのかその境目が難しい。というか飲んでいない時はない。だから多くの話しは酔っぱらいの戯れ言(えんえんと口説かれる。べた惚れのくるみさんとののろけ話を散々していたにも関わらず)として放っておくに限るのだが、ときどきふっと真実を言う。

「おどるとかおどらないとか関係なく」「ただそのままにあるということの美しさを追求しろ」「圧倒的な美しさを」「それだけで生きていけるようになるから」

シンプルでしかし力強い美しい作品を作るその人は来年くらいから地方巡業を考えている。日本各地(あるいは世界?)飛び回りながらその土地の人に出会い、その土地に必要なものを作る。63歳まだまだ休んでいる暇はない。

札幌にもいくという。ご案内せねばならない。

今年の誕生日プレゼントは原口語録とポケットに入っていた小さな石。

 

2009年8月26日水曜日

妻有より帰りました。

妻有より帰ってきました。正直きつかったです。1週間なのにやせてしまってズボンがずりおちました。。。大量の食事を手早く作るわざなどを身につけましたが、ここ以外で役立つところはあるのだろうか、、。しかしいろんな人にであえて、楽しい日々でした。
(普通にお客さんの応対とかしているだけですが、何かしている人なのはばれてしまうらしく、いろんな人に聞かれました。そのうちの何人かは東京なので今度の舞台見に行くよといってくださったりもしています。新潟で客をつかまえる、、、普通にあり得ない話しです。)
BankARTの桐山の家はまつだい駅(ほくほく線というローカル電車)より車で20分くらい、山のうえの小さなお家です。140世帯ほどの集落でしたが今は6件。一番若い人が70歳というから今後が心配な過疎の町です。さらにその端っこに有るため、普段は人がおとずれることはありません。そんな土地に毎日200人以上の人がやってきて、わいのわいのとおおさわぎして去っていきます。お家の中にある40作品くらいの美術品の解説をしたり、お茶をいれたり、宿泊客のお世話をしたりというのがお仕事で、ほとんど「民宿のおばちゃん」でした。
この土地に実際にやってきて作品を作る作家さんも多くいらして、私の居る間には村田真さん、原口典之さん、みかん組、パフォーマー(ARICA,梅若猶彦さん、首くくりのたくさんなどなどといろいろお話しながら過ごしました。
誕生日もそこで過ごすはめになり、しかし仕事中なので特別なことは何もなく、(かき氷作ってあげるといわれたけれど、遠慮しました。夜は寒いのです)原口さんとの対談が朝4時まで続いたのでした。

ただ、星はきれいでした。
落ちてくるような星。
それがみれただけでよしとしよう。

ある意味幸せな夏の時間でした。


2009年8月18日火曜日

現在妻有

現在妻有にいます。松代という最寄り駅から来るまでさらに2、30分。バンカート妻有に出張です。携帯使えません。でもなぜかネット回線有ります。なので、急ぎの方はメールで連絡を。(しかし、みれるのは一日に一回みるかどうかですが)
中身についてはまた後日。

2009年8月11日火曜日

Rashpal

今日は早く家に帰ってのんびりしていた。ら、シンから電話がかかってきた。これがどれくらいすごいことかというと今年の春に帰る前に大げんか(理由もまたすごいのだが、それはとりあえず置いておく)をして電話はおろかメールも一切しないことにきめていたくらいだったので、それはそれは驚いた。

あまりに久しぶりなので何がどうなったのか説明のしようもなかったのだが、ロンドン時代の友人のラシュパがなくなったという。

勅使河原さんのワークショップでダンスをはじめ(そのせいかとても日本に来たがっていた)、ちゃくちゃくと創作している若手振付家だった。(ダンサーとしてもとてもきれいな人で、IchIはもしかしたら彼が踊るかもしれなかった。スケジュールの都合もあり出来なかったけれど、一緒に作品作ろうとしてぶつかりあったこともある。私がガーガーないて、なだめてくれたこともある、数少ない英国友人だ。なにせ私のつたない英語に耳を傾けるくらいだからよほど我慢強く穏やかな人間だ)

ロンドン物騒だといっても、普通に暮らしていれば普通に暮らせる。しかし何がおこるかわからない。

いいダンサーだった。

振付家としてはまだわからなかった。

でも同年代(私より少し若い世代20代後半)のロンドンダンス振付家たちは切磋琢磨していて、その一人だった。

きちんといきなければならない。

なお、シンは韓国にいつつ、正式な学校教員とかになるには来年春を待たねばならず、その前に経験を積むためにもヨーロッパに戻って仕事探すとかいっている。秋くらいにいってうける仕事はまた長くなるから大学とかの仕事うけれなくなるよ、背骨大丈夫なの?といいたかったが懲りないので仕方ない。放っておくことにする。


その後様々なところから話しをきき、その死は自殺であったことがわかりました。テムズに飛び込んだようです。何が理由か、それは今でも謎のままで。私の友人の話しでは彼の家はとても厳格なインド系の家で、ダンスを続けていくことが非常に難しい環境にあったこと、また周囲の成功をみて不安やあせりを抱えていたことなどがあげられるようですが、今となっては誰にもわかりません。多くのことを語らず、微笑むラシュパは今どこにいるのでしょう。

プレイスウェブに彼のページが出来ました。期間限定ですが、コメントが数多くのせられています。でも本当に仲良かったメンツはかいていない。まだきっと信じていないのだと思う。

http://www.theplace.org.uk/1721/news/rashpal-singh-bansal.html





 

のりさんにあう

のりさん、IchIパーカッションをお願いしちゃったドラマーさん。とてもいい人。そして音楽馬鹿。よい意味で。

下北の某喫茶店でひたすら音楽について聞きました。

スペカラ上地企画に伴い、私にとっての音楽について考えている最中です。しかし考えれば考えるほど私は音にあまり興味を示していないのではないかということになりました。

通常作品を作るときに私は絵というか映像が浮かびます。でもってそれに近づくべく装置(美術、空間)を考え、そしてそれに身体を放り込みます。確実に音楽後回し。私の中にリズムというかなにかがあって確実に即興でもでてくるのですが(それはとても興味深い、しかもしばしば歌いながら踊っている)頭が悪いので覚えることができません。

なので、どうしてもこの動きしかでてこない場所まで追い込んであげて作品を作り上げます。

でもそうして作り上げるのもありだし、ゆるみを持たせとくのもありだし、ただ、確実にポイントが形成されればいいと思っています。

 

のりさんはもともとジャズをやっていて(福岡からシカゴに行ってしまった経緯もかなりおかしい)しかし、ジャズ好きだけれど、それを越えたいなあと思ってインプロにはいり、お仕事以外ではジャズは封印しているのだとか。

 

私は舞踊理論みたいなものをそれほど持っていないし、舞踊理論を語れる人もそれほど多くないので(それが問題になって手塚さんがラウンドテーブル開いたくらいだ)驚きました。音楽って説明できるんだ。しかもそれは生理的な反応から形成されているんだ。そういうわけで、私の中ではちゃんとお勉強しなきゃモードです。

 

ジェイソン(共通の知人であるシカゴの音楽家)などを思い浮かべてみても、もっと適当というか感覚というか、勢いみたいなものでひいてる人がほとんどと思うのですが、そんなに甘いものではないようです。

まいったなあ。

悔しいけれど完敗です。きのは勉強不足のようです。

超わかりやすい音楽理論講座(おそらくのりさんからすると)を聞いて少し学び、上地ごめんね、こんなにわからない踊子でと反省しました。

 

しかし、先日のリハーサルでわかったことには上地は私が踊っている姿を見ておらず、呼吸とか足の滑る音とか服の音とかで私がどのように動いているかどのようなテンションかを感じ取っているらしいのです。

 

つまり目隠し猿と耳隠し猿の対話(対面)。

 

簡単にいうと即興30分は今すぐにでもできるし、そこそこのものにはなります。でもまだ私たちはお互いに探せるのではないかと考えています。さあ、ここからがんばろう。

 

まずはのりさんおすすめオーネットコールマンをきくとこからスタートです。

 

結果は9月6日スペカラと26日のIchIにて。

 

True

シアタートラムでtrueをみる。

簡単にいえば二人のダンサーさんの両方がとても好きだからという理由で見に行ったのだけれど、とても考えさせられる内容だった。

正しくはその作品自体が指し示しているテーマではなく、人とテクノロジーの関係について。

ダンサー川口さん、そしてダイレクター藤本さんが所属していたダムタイプは日本のパフォーミングアートの中でも特にテクノロジーに突出した力を持つグループだった。今でも。世界の中でも突出している。それを目のあたりにみることが出来る。

純粋におもしろいなあ、すごいなあというのが1つ、しかしやっぱりそれがすごいんだよなあ。ダンスじゃなくてもそれで十分だなあと思ってしまう点が1つ。ダンスの身体じゃない人の方が対比のようなものがもっと明確になるのではないかと思って。(でもファンだからそういうことはいわない)

そしてもう1つ。私にとってはそのプログラムに載っていた藤本さんの言葉が面白かった。「より後世までのこっていくのは、実体のない歌やものを作っていく手技であって、固定化したマニュアルや記録メディアのたぐいではありません。」

一緒にいった友人と駅の改札口で語り、そして帰る。私は歴史の変化に無頓着な方だけれど、ここ数十年の変化はものすごいことだ。ちゃんと生きていけるのかなと疑問に思う。(既に世間一般にいうちゃんとの領域は踏み外しているのはわかっているが)

 


2009年8月6日木曜日

胎児の世界

しんめいさんとの会話にでてきた三木成夫著「胎児の世界」
面白いです。ぜひ。

無事終了しましたー

8月3日イーストドラゴン、4日中村ゼミ発表会無事終了しました。
ろうそくシリーズ、暗い中で練習していたせいか、目が一気に悪くなったような気がしています。
イーストドラゴン、富士山上ったあとみにきてくれたり(登山靴だ!)、仕事休んでくれちゃったり、皆様本当にありがとうございました。
途中ろうそくは消えるは、カーテンあけたらまだ電気ついてるは、逆に消すはずのろうそくが消えなくてこおりついたは、いろいろありました。今までの作品もいろいろおきていますが、今回のは簡単な(単純な)作りな分だけかなりみえました。ふたり(しんめいさんと)反省です。
その中でのだめだしに、「きのさん、本質的にドジなんですよ。そのドジなところ受け入れられるようになったら、もっとよくなると思うんですけれど』というものがありました。
いいんでしょうか。
これ以上ドジになったら大変なことになると思うのですが。。。。

2009年8月2日日曜日

バンカート的思考

いつもいろんなことが起こるバンカート。毎日何かしらおきているので、てんてこ舞いなのだが、今日ちょっとはなしがでてきたのは「現状で今何が出来るか最大限の効果を考える」ということと「対応の瞬発力」。
瞬発力だけじゃだめだと思うが、とりあえずしっかりするしかないのでした。

今日もがんばろう。
ちなみに本日は国立高谷さん宅で練習です。

2009年8月1日土曜日

照明合わせとコラボレーションについて

先日照明合わせがあったときに金さんとお話をする。なんと6年前に韓国へ行ったときの作品(Edge, In the room)をみたのだという。In the roomの音を作ってくれたのしんめいさんだよ、と教えてあげたら、長い間一緒なんだねえといわれる。そう、同じ作品のバージョン違い(In the room ギャラリー版/韓国劇場版など)を含めると既に4回目になる。

この6年ほどの間に私は海外に行ってしまったし、しんめいさんはお子さんがうまれたりした。同じ人間でもかわっていく。(まさかしんめいさんここまで子供べったりになるとは。本人もびっくりだと思う)むしろ同じ人とある程度期間を空けてものを作っていくといろんなその人の側面が見えて面白いと思う。

ライブであり、同じものは二度とない。だからこそ、そうして続けていけることはとても幸せなことだと思う。

しかし、いつもいつも私の思いつきにつきあってくれてありがとう。

 

8月3日まで、もう少し。

今日は私の友人たちの舞台が目白押しで、いけないのが残念。