2011年12月24日土曜日

新プロジェクトのお知らせ

このブログを更新するのも久しぶりになります。
皆様に大変ご心配をおかけしました。

きのは元気に過ごしています。

「幻想 銀河鉄道」公演は中止になってしまいましたが、アルテリオで行ってきたワークショップのみなさんとのつながりでつくろうと思っていた部分(シーン名は「一人一人が星である」というものでした)を形にするべく新たな企画として立て直しました。

ワークショップシリーズ「ゆるやかにのびやかなからだをつくる時間」はかれこれ4シーズン2年にわたりつづいてきました。これをベースに作品をつくろうと考えたときに、俗にいう公演ではなく、その制作過程の話し合いなどもふくめた記録を作ろうと思いました。
「銀河鉄道」公演から切り離したからこそみえてきた新たなトライアルです。

対象はゆるのびの元参加者を中心にと考えていますが、もちろん、今からでもかまいません。ただ俗にいう「ダンス」をイメージしてくるとあれ?となる可能性が高いです。話したり、感じたことを述べたり、身体を動かしたりというかんじになります。
ご興味のある方はぜひ。

アルテリオ小劇場のページ
http://kawasaki-ac.jp/theater-topics/20111223/




よいクリスマスをおすごしください。

2011年11月14日月曜日

1月公演の中止/延期について

このブログをご覧の皆様、
そしてきの作品を楽しみに待っていてくださる皆様

このたび1月に予定されていた川崎市アートセンター(アルテリオ)で行う公演を見送ることとなりました。
以下アルテリオのウェブ上に発表している内容です。


■木野彩子ダンス公演「幻想 銀河鉄道」について
本公演は、演出家の健康上の都合により、2011年1月の上演を
見送らせて頂くこととなりました。
ご期待下さった皆様には、誠に申し訳ございません。
現在、演出家と本公演に代わる催しの実施を検討しております。
詳細は、決まり次第、川崎市アートセンターWEBサイトにてお知
らせいたします。


銀河鉄道は今このタイミングでどうしても作品化したいものでありましたし、多くの方に応援していただいておりました。
アルテリオとの関わりも2年にわたっており、様々なワークショップ、パフォーマンスを行いながらここまで進行してきました。関わってきてくださった皆様に改めてお礼を述べたいと思います。
宮沢賢治自身がこの作品を長い時間かけて構想を練り続けていたように、私もまた考え続けていこうと思っています。彼の集大成ともいうべき作品であり、多くの要素を含んでいます。少しずつであれ長い目で見て継続的に作り続けていきたいと思います。

まずは心身を立て直します。
しばらくこのブログも更新できなくなりますが、どうぞよろしくお願いします。



2011年10月8日土曜日

今後の予定

今後の予定
更新滞っていました。すみません。
ぜひぜひおこしくださいませ。問い合わせは木野までお願いします。

9月22日より毎週木曜日
川崎市アートセンター(アルテリオ)ワークショップ
「ゆるやかにのびやかなからだをつくる時間」
ゆるのびとよぶこのワークショップもリピーターが続出するようになり、かれこれ3回目になりました。今回は2回に分けて行うことで受け入れ人数を増やすことにしました。前回に比べ予約がとりやすくなっています(が、リピーターチームが気づき始めたので、新規の方はお早めに!)
http://kawasaki-ac.jp/th/cs/cs10/kino/workshop/

なお、1月公演に参加したい人も募集しています。動き自体は簡単なものですが、個性あふれる方を探しています。



10月
12日
加藤チャーリー千晴(ピアノ)との即興@七針
八丁堀にある小さなライブスペースです。実験的な試みを数多くしています。
今回はダンコレ外ダンスでご一緒した加藤さんのピアノソロにゲストで参加します。
私が参加する部分は即興ベースですが、加藤さんは現代音楽もひきます。ちなみにピアニストですが、鍵盤ハーモニカとバイオリンもひくみたいです。(そのときの流れにもよる。基本はピアノ)
近藤浩平「霧の流れる所」Op:105
後藤國彦「A midsummer night's variation」
A.ソレル/C.P.Eバッハ他だそうです。
Charge1200円

http://www.ftftftf.com/03_kihon.html

27日
これはまだ仮ですがアルテリオゆるのび最終回ということもあり、交流会を予定。現在の所1時半頃から30分以内でパフォーマンスを行います。はれていれば外で。ジャンベ(アフリカの太鼓)の山本祐輔くんとともに。

12月
10日
「ハコニワニハニワトリ」改訂再演@シアターX
9月に上演したハンダイズミ作品ですが改訂再演します。ハンダさん曰く「カーテンもないし大幅にかえると思う」とのこと。楽しみです。


そして!
きの新作公演は欲張ってダンスと音楽両方いれてみました。しかも大人からこどもまでたのしめる「今だからこそ扱うべき題材」を選んでみました。銀河鉄道初め賢治作品を読み返してみて改めて「今」見直すべき人であり作品だとおもいます。
出演者が他とかいてあるのはエキストラとして舞台に上がってみちゃう人を募集しようと考えているからです。ご応募お待ちしております。
応募方法は後日アップします。また、チラシも現在作成中。昨年「かめりあ」で好評だったヤマワキさんが気合いのチラシをつくっています。とてもきれいなかんじなので、ぜひお楽しみに!


『幻想 銀河鉄道』
2012年1月21日(土)14:00/19:00・22日(日)13:00
演出・振付:木野彩子
出演:荒木志珠、後藤茂、嶋田勇介、永井美里、木野彩子ほか
音楽:上地正彦、田中徳崇、山崎明子
前売開始:11月21日(月)
料金(全席自由・日時指定・税込)
[前売]一般 3,000円 学生 2,000円
[当日]一般 3,500円 学生 2,500円
小学生以下[前売・当日共]1,000円
※3歳未満のお子様は膝上無料(お席が必要な場合はお一人様1,000円)
※学生チケットは要学生証提示
※託児サービスあり(詳細はお問合せください)
クリエイション・サポート事業の継続支援アーティストとして2010年度から2年間、川崎市アートセンターでワークショップや新作の試演会を行ってきたダンサー・振付家の木野彩子。2年間の集大成となるこのダンス作品では、宮沢賢治の名作「銀河鉄道の夜」をもとに、最愛の妹を早くに亡くし「遺されたもの」として生きた賢治の生涯を追っていきます。生演奏と共に贈る、ここにはいない人へと思いを馳せる舞踊劇。
主催:木野彩子/川崎市アートセンター


大和田小学校

余談ですが
「ハコニワニハニワトリ」を踊った大和田さくらホールは昔は小学校でした。
北海道出身の私ですが小学校2年から5年の3年間だけは東京に住んでいて、その学校(大和田小学校)に通っていました。今でも図書館(2階部分にある)と資料室(やはり2階だが、別のコーナー)に当時の資料がのこっており、寄せ書きに名前があったりして驚きました。ひと学年1クラス。私たちの学年はぎりぎり45人いたため2クラスになって23人学級。校庭は一周回っても80メートルがぎりぎり位しかなく、運動会も大変。そんな小さな学校でした。
その後10年もせずにその学校は児童数減少のためなくなってしまい、老人ケア施設となり、老人すらも減ってしまったため文化施設となった次第です。(なにせ渋谷駅から3分ほどの好立地のため仕方ないです)
この20年くらい(私がいたのはもっと昔ですが)で渋谷の町は大きく変わりました。
当時の友人たちのほとんども中学校進学の頃には引っ越してしまいました。(私は5年生のときに引っ越してしまったので卒業もしていないのですが。。。)でも一番学校に近かった高野くんとこの果物屋さんは今もやっていて驚きました。
時代の流れについて考えさせられます。

eonnnagataきます!

私がロンドンにいる間お世話になっていた振付家Russell Maliphant(ラッセル マリファント)が来月きます。シルヴィーギエムさんのパートナーとして有名になった彼ですが、とてもいいダンサーさんです。当時ギエムさんはラッセルさんとじゃなきゃ踊りたくないといったほど。
ラッセル/シルヴィー/ルパージュ(映像の魔術師、元々は演劇の方ですが、映像を駆使した作品を創ることで有名なカナダの演出家)の3人による「eonnagata(エオンナガタ)」です。

正直に言います。
私は初演時ロンドンでみていますがちょっとやばかったです。
この世界の3大有名人みたいなプロジェクトなのに、今ひとつ盛り上がらず、ダンスともいいがたく、しかも日本をテーマにしていて、「着物」(スティーブマックイーンデザイン)「チャンバラ」(効果音付き)などもでてきて、私は間違って日本を伝えてしまったのではないかと思った記憶があります。大丈夫だろうか。。。そして元々日本テーマということもあり、当然日本に売り込むつもりだったはずだけれど時間がかかってしまったのも、初演時のレビューがあまりよくなかったせいだろうと踏んでいます。(ほとんどのレビューが3つ星、中にはギエムさん公演なのに2つ星も(涙))
が、3年近くが経過し、ルパージュ作品のほとんどが上演ごとに驚異的スピードで変更を加えていくこと、3人の技術レベル、スタッフのレベル(照明はマイクです!)もすばらしいことを考えるときっとよくなっていることと思います。そう信じたいです。
どのように変化しているか、気になるので、私はおそらく見に行きます。

たまたまですがラッセルのビッグな誕生日(イギリスでは10年ごと、並び年には大きなお祝いをする)も公演中に含まれているので、ダナ(ラッセル奥さん)もくるとのこと。久々の再会が楽しみです。

しかし、それも作品次第なので、ぜひともいいものがみたいものです。

11月17から20日@ゆうぽおと
http://www.nbs.or.jp/stages/1111_eonnagata/index.html

ハコニワニハニワトリ

ハンダイズミ作品「ハコニワニハニワトリ」踊ってきました。

ブログの更新が滞っています。ここのところリハーサルなどがたて続いていて、今日の夜は久々のオフです。というわけで一気に更新させます。

「ハコニワニハニワトリ」は「箱庭にはニワトリ」。私の作品を知る人はかなりリンクしていることに気がつくことでしょう。「箱女」「キノハコノコ」「in the room」。そしてちよっこたちとともにつくった「コケッコーなチキンライフ」(all Japan dance festival in kobe受賞作です。ちなみに特別プログラムといって受賞作上演時に「コケッコーなチキンライス」とアナウンスされてさらなる大爆笑を起こしたユーモアあふれる作品でした)など鳥ものも実は結構あるのです。そんなこともあり、なかなか思い入れの深い作品となりました。

木室陽一さん、秋月淳司さん、ハンダさんと4人の作品だったこともあり、久々に持ち上げてもらった(ラッセルカンパニー以来のことです)り、運動量が激しかったり、と結構大変でしたが、私個人はとてもこの作品に参加できてよかったと思っています。

ニワトリはどんなにがんばっても空を飛ぶことができません。しかも、3歩あるくとすぐに忘れてしまいます。でもだからこそ常に一生懸命走り回り、羽をばたつかせるのです。
たとえ箱庭から出ることはなくとも、
たとえ、空を飛ぶことはできなくとも。

好評を受け再演がきまりました。
12月10日シアターXにて。
ただしオペラカーテンなどはないため、かなり大幅に改定することになると思われます。ハンダさんからは池について考えるようにという宿題を出されています。
池、「the three cornered world」ではないですか。とても興味深いです。どのようになるのでしょう。詳細はまた後日お知らせしますね。

2011年9月20日火曜日

阿佐ヶ谷美術専門学校ワークショップ

阿佐ヶ谷美術専門学校さんでワークショップを行ってきました。
「からだのじかん」3回シリーズ
本来6回だった枠だそうなのですが、場所の都合もあり、今年は3回だけになってしまったとのこと(昨年はコンドルズ鎌倉さんが”てっぱん”ダンスなどをやってくれたそうです)。
ただ、美術系ということもあり、単に踊ることだけではなくつくることに興味があるようで、内容も身体を用いてなにかをつくる/表現するという形になっていきました。
1回目「からだをゆるめる/のばす」
マッサージ、ストレッチ等を通じて身体をゆるめる作業を行う。基本的な身体の使い方について学ぶ。二人組でまねっこゲーム等する。(動け具合などをチェックする)

2回目「内観について/ポーズをつくる」
1回目のときにヨガをやりたいというリクエストがあったため、呼吸法からはいってヨガベースで動く。身体について目を向ける時間をもつ。後半は身体でポーズをつくる(彫刻をつくるのに近い)。マネキンを動かして形作る/トレースによる形の変化/相手のすき間に身体をいれるなど。
最後に部屋全体をキャンパスと考えてポーズをつくりながら全員で絵を完成させる、それをまた変化させるゲームを行う。

3回目「動きをつくる」
簡単なマッサージストレッチの後、前回のおさらいとしてポーズ作りを行い、そのポーズを強引につないで動きをつくってみる。またそれを各人で膨らませ、3人くらいで発表すると新しい意味が見えてくることを発見。その応用でインプロへとつなぐ。
どんな動きをするにしても明確に何をしたいのかをはっきりしなければ他の人に伝わらないこと等を学ぶ。また、すべての動きは静止(ポーズ)の固まりだということを学ぶ。日常の仕草もまた「動き」であるということを話し、学生からのポーズをつなぎながら簡単なデモンストレーションを行う。

3回でのワークショップというのはほんとうにあっという間で、やっと慣れてきたところで残念という気もする。が、創る学生だったこともあり、きっと今後の創作に応用してくれるだろうと考える。まあ、作品にするしないはともかくとして、身体動かしていないから、ひさびさに動いたら筋肉痛で大変だったというのをしっただけでもよかったのかもしれない。
まだ20歳くらい。若い。


今回のワークショップはSPACタカセの夢映像ニシモトタロウさんの紹介で行われました。ワークショップをしながら私自身もいろんなことを思い出します。とても楽しい時間でした。ありがとうございました。

札幌稲雲高校ワークショップ

札幌は稲雲高校の演劇部にワークショップにいってきました。
文化庁の「次代を担う子供の文化芸術体験事業」の一環で(ありがたいことです、昔はこういうのなかったですよね)3回シリーズの最後の回でした。
1回目は石狩演劇部合同公演の皆さんと。(これについてはコンカリーニョさんのコラムにのせました。)
2、3回目は現在創作中の作品につながるようなかたちにしました。
「あおばと」というちょっとかわった鳩さんが稲雲高校のそばの海辺にいるのですが、その鳩と少年の心のふれあいを描いています。身体ほぐし、ストレッチなどのあと、はとらしい動きを考えたり、はしり方とび方などをいろいろためしてみたり、様々なことをしました。
そして最後に少年が去ってしまって、のこされた鳩(そのときは少女の姿)の気持ちについて考えるということで、孤独を感じる時間をとりました。
ゆっくりと身体を崩していく、皆で横たわる、その中で一人取り残されてぽつんと立っている。ものすごい時間はかかりますが、とても心を打つ、印象的なシーンになりました。
実際の公演でそのシーンがはいるわけではないにしても、学生たちの中には涙が止まらなくなってしまう子も出たりするくらい、おそらく、一生を通じて忘れないだろうような感覚を得たのではないかと思います。想像力がいかに大切か再確認しました。動ける動けないということを越えて、共通のイメージを持っていれば世界をみせることができる。シンプルな、でもとてもすてきな時間でした。
稲雲高校の公演は10月2日。見に行けなさそうですが、よい公演になることを祈っています。

今回ワークショップを手伝ってくれたのは、「教文コミュニティダンス部」のヒロくんとちひろさん。ヒロくんは踊りにいくぜ(2009)の時からしっています。ダンスを一般の人に広めるにはどうしたらいいか??などなどいろんな話しをしました。そしてこうやってがんばっている人をみると励まされます。楽しみです。なお、「教文コミュニティダンス部」は1月の踊りにいくぜ(なんと札幌復活しました!)で発表します。二人ともダンサーとして参加するのをあきらめてコミュニティダンス部の公演を盛り上げることに専念(予定)。きっといい舞台になるに違いありません。

また、ワークショップのアレンジはコンカリーニョのゴッドマザー斎藤ちずさんがしてくださいました。様々なフォローありがとうございました。教育大の学生さんがインターンできて記録をまとめてくれたりもし、とても心強かったです。

自分一人で動くのはなかなか厳しいですが、こうやって助けてくださる人がいてなんとか続いています。とてもうれしく思います。

おまけですが高校時代の友人の弦巻くんがコンカリで公演前の稽古をしていて、ばったり会いました。そうやってまた新しい人のつながりができたりして、それもまた楽しく思います。

ありがとうございました。

2011年9月8日木曜日

今後の予定

今後の予定

9月

5日より阿佐ヶ谷美術専門学校さんでのワークショップ「からだのじかん」

10日
札幌稲雲高校演劇部ワークショップ

11日
横浜黄金町高架下スペースでおどるらしい(5時ごろ?)詳しくは木野までご連絡ください。

22日より
川崎市アートセンター(アルテリオ)ワークショップ
「ゆるやかにのびやかなからだをつくる時間」
ゆるのびとよぶこのワークショップもリピーターが続出するようになり、かれこれ3回目になりました。今回は2回に分けて行うことで受け入れ人数を増やすこと、また新たな客層開拓のためカップル(別に女性同士でもいいのですが)の日を設定してみました。マッサージとか家でやろうにも旦那さんに覚えてもらわないとできないしという声をふまえてです。詳しくこちらを。
http://kawasaki-ac.jp/th/cs/cs10/kino/workshop/

なお、1月公演に参加したい人も募集しています。動き自体は簡単なものですが、個性あふれる方を探しています。

30日
「時代を創る現代舞踊公演」@渋谷区文化総合センター大和田
ハンダイズミ作品「ハコニワニハニワトリ」に出演
10分ほどの小作品ですが、結構気合いはいっています。
ハンダさん、木室陽一さん、秋月淳司さんという4人で踊りますが、なにせひさびさに男性ダンサーと踊ります(笑)まさか日本で持ち上げられることになるとは思わなかった(笑)
そんなわけで、ちゃんと舞台で踊る貴重な機会です。
現在は全力疾走のような状態で、かなりハードな作品で、それもまた私の作品ではありえないだろう感じだと思います。どこまで踊り込めるか。
なお、同日には「IchI」でお世話になった上野天志くんが踊っていたりします。

10月
12日
加藤チャーリー千晴(ピアノ)との即興(?)@七針
http://www.ftftftf.com/03_kihon.html

27日
これはまだ仮ですがアルテリオゆるのび最終回ということもあり、交流会を予定。なにかデモンストレーションをしようと考えています。ただし、平日の昼間なのですよね。。。


1月
21日2時/7時
22日1時
「幻想銀河鉄道」
既にタカセの夢には折り込みましたが、正式に決定しました。現在チラシも作成中です。
出演者等詳細は追ってご報告します!

コンカリコラム

札幌公演ではお世話になっているコンカリーニョさんの「劇場通信」にきのコラムがのりました(のっているはずです、今月号です)。今月も稲雲高校さんにお邪魔します。どうぞよろしくお願いします。






その昔、まだ高校生で演劇部だった私は石狩支部合同公演に参加していた。それから10うん年がたち、中断したり縮小したりしながら今に続いているその公演のワークショップにうかがった。がんがん踊り、がんがん歌い、思いっきり暴れてあっという間の3時間だったけれど、ものすごく楽しかった。昔お世話になった大先輩にもお会いしたりした。今でも着々と続いていて、私はここからはじまったんだなあと実感した。

「舞台には神様がいる」
きちんと全身全霊をこめて踊ること、そうすれば必ず何かが伝わる。決して運動神経がある方ではない私が続けてこれたのはこの一言のおかげでもある。
まさか自分がこのように先に生きる人として子供たちの前に立つことになろうとは。そのときいわれた言葉をまた話しかけることになろうとは。
中高生の頃に、様々な生き方をする人に出会うことはきっとよいことだと思う。またこの時期にやってみたことはその後に大きく影響を及ぼす。将来舞台に関わることはなくとも、人前で話せるようになったり、自信が持てたり、子供と遊ぶのに役立ったり、一生に渡る親友を手に入れたりするに違いない。
それはどこで学んでもかまわないのだろうけれど、私にとっては舞台でだったということ。
しかし最近、神様は舞台にいるのではなく、見に来るお客様の中にいるような気がしている。人が集うことが力となる。

10うん年の間に、大学に行ったり、教員になったり、海外に出てダンサーになってみたりして、この後どうしようかと迷っていたところでコンカリのゴッドマザーちずさんにお会いした。踊りにいくぜvol.10に参加し、自分の作品をはじめて札幌で発表したのだが、その公演も高校演劇ワークショップもコンカリの人々に支えられていた。そしてそれらをみた人々の紹介によっていったりきたりの生活が続いている。気がつけばコンカリは帰る場所となり、その度に「ただいま」という感じがしてとてもうれしい。
 そしてここにくると必ずたくさんの人にあう。札幌の演劇人に限らず北海道中からいろんな人がやってくる。付け加えるとたいていそれは“ふる里”(コンカリのそばの居酒屋)で、舞台に限らず様々な話しに盛り上がる。舞台を飛び越えて人をつなぐ、そういう場になりつつある。
コンカリがより一層たくさんの人のふる里になり、集いの場になることをいのって。

     


阿佐美ワークショップスタート

阿佐ヶ谷美術専門学校さんでのワークショップがスタートしました。
ただし3回だけなのであっという間におわってしまうのですけれども。
閑静な住宅街にある美術学校のアトリエでのダンスなので、予想以上に汚れと危険にみちてはいましたが、なかなかおもしろいキャラクターの学生さんがそろっていてすてきです。

おわら風の盆

旅よりかえってきて、ダウンしてしまい、なかなかアップもできないままでした。
思い立ち、台風くるよといわれながら夜行バスと青春18切符で富山県八尾まで。
おそらくご存知の人も多いはず。風の盆という踊りを一晩中踊りつづけるお祭りがあるのです。http://www.yatsuo.net/kazenobon/
一応舞踊教育学科(今はなき名称ですが)出身の私としては一度はみておくべきとされていた踊りの1つで、毎年いこういこうといいながらうん10年。長い時間かかってしまいましたがやっといくことができました。なお、郡上踊りもそういう踊りの1つですが、毎年夏は山ごもりが続いているのでなかなか見に行けません。
とりあえずすごい人の数です。
台風で大阪方面からの電車がとまっていたのにそれでもすごいことになっていました。(毎年はもっとはやくに売り切れるんだけれどねえ、とコロッケやのおじさんが12時ごろにいっていました。)
町が11の部落にわかれていて、その地区ごとに衣装や踊りの踊り方がちょっとずつ違い、それをみながら歩くという形になります。
3日間行われ、私がいったのは最終日。最終日は夜からスタート。11時で一応終了し、電車等もなくなった後、「町の人が自分たちが楽しむために踊るおまつり」がスタートします。既にそれはかなり有名になっているので、通な方はこれをねらって遅くにきたりもするらしい。お客側は年齢層が高い(おそらく60代の皆様)のに元気で驚かされます。
町の皆さんもこのお祭りを大事にしているのがよくわかり、おそらく町の長老みたいなおじいちゃんが真ん中に座ってみていて、小さな子供たちも一緒にまねっこして参加していたりしてというのもとてもよかった。
残念だったのはあまりにもたくさんのお客、とカメラのフラッシュ。舞台で踊っていてもそうですがたとえきれいな写真がとれたとしても、それで集中がそがれてしまったり、周囲の人に迷惑をかけたりするのはどうなのかなと。強引に割り込んできたり、前を通過しようとしたりというかなり単純な失礼さがきにかかりました。特にお客さんを招いてのお祭り終了後にもフラッシュが続くというのは非常に残念で。
きちんとおまつりの姿をのこしておくためにも、配慮する心配りは必要だと思いました。

が、もしいらっしゃる際はぜひ深夜をごらんになることをおすすめします。
カメラをオフにして、
眠いながらも夢のようなきれいな風景を見ることができます。


あまりになれていそうだったせいで地元の人に常連さんと間違われました。
でもほんとうにはじめてだったので、大変で、ついでに眼鏡をなくしてきました(これはおそらく帰りの電車の中。おそらく疲れから爆睡していたせいかと思う)。この1週間で2個眼鏡をなくすという失態をおかしてしまい、情けない限り。

2011年8月30日火曜日

突然ですが少々東北へいってきます

リハーサルがあるので、短期の旅ではありますが、岩手及び富山にいってきます。方向が異なるので一回東京へ帰ってくる(しかもそのすきにリハ)ではありますが、どうしてもみといたほうがいいような気がして急遽向かうことにしました。
かえってきたら報告しますね。

2011年8月28日日曜日

ゆるのび参加者募集

アルテリオ(川崎市アートセンター)で行っているワークショップ
「ゆるやかにのびやかなからだをつくる時間」
昨年、今年の夏につづきカフェバージョン3回目を行うことになりました。

前回は2週間前申込だったのですが、申込日深夜にFAXとメールで〆切りになってしまうという大盛況ぶりで、今回は2クラスを開講することにしました。内容はほぼ同じで、しかし顔ぶれによって多少変化させていきます。
また、来年一月の公演にむけてリサーチも開始します。ぜひぜひご参加くださいませ。
ゆっくりペースなので、身体ほぐしがてら、おしゃべりしがてらお越しいただければと思います。お待ちしています。



川崎市アートセンタークリエーション・サポート事業支援

川崎市アーティストの木野彩子が来年1月に上演予定の舞踊劇『幻想銀河鉄道』の創作に向けて開催してきた企画の第3弾。マッサージやストレッチをしながらからだをゆるめます。小さなお子様連れのお母様や、このようなワークショップにはじめて参加される方も大歓迎。今回は男性にも気軽にご参加いただけるよう、男女ペアでお申し込みいただける回を特別に設けました。みんなで楽しみながら、“ゆるのび”してみましょう!
※託児サービスはありませんが、どの回もお子様とご一緒にご参加いただけます。
■日時
9/22(木). 9/29(木). 10/6(木). 10/20(木). 10/27(木)
1)10:00-11:00 2)11:15-12:15
※ 各回ごとの申込制。お申し込みはおひとり様1日1回まで。
◉特別企画:男女ペア限定回(2人1組でお申し込みください。)
10/2(日)10:30-11:30
■ナビゲーター:木野彩子 きの・さいこ/ダンサー
札幌生まれ。お茶の水女子大学にて舞踊教育学を専攻。
卒業後は牧野京子のもとで学び、ソロを中心に自らの身体と向かい合った作品作りを続けている。”Edge”で横浜市芸術文化振興財団賞を受賞。2004年より文化庁在外派遣研修員としてパリで研修、05年より4年間ロンドンにて活動。

■内容ストレッチ、マッサージ、ピラティスなど木野彩子自身が行っているワークをその日の参加者の顔ぶれにあわせて行います。軽く身体を動かすこともあります。
■場所café arte カフェ・アルテ (川崎市アートセンター3階)
※駐車場はございません。お車でのご来館はご遠慮ください。
■ ご案内
ヨガマットをお持ちください。(お持ちでない場合はクッションマットをお貸しします。)
動きやすい服装でお越し下さい。
お子様と一緒にご参加いただけます。
館内にはおむつ替えシート・授乳室があります。
■定員
各回8名(先着順)
■料金
各回・ひとり800円(税込•当日精算/カフェサービスチケット付き)
■申込方法以下の項目を明記の上、E-mail、Fax、アートセンター受付へご持参のいずれかにてお申込みください。
※E-mailの場合、件名を「カフェWS申込」としてください。
1)お名前・ふりがな 2)年齢 3)住所 4)電話番号 5)メールアドレス
6)参加希望日 7)お子様の同伴の有無(有の場合、お子様のお名前・ふりがなと年齢)8)ヨガマットの有無
※各回2週間前より受付開始。
※お申込み後、担当より確認のお返事を電話もしくはメールにて差し上げます。
■申込先・お問合せ
川崎市アートセンター カフェ・ワークショップ担当
〒215-0004 川崎市麻生区万福寺 6-7-1
Tel.044-955-0107 Fax.044-959-2200
E-mail:yurunobi(at)kawasaki-ac.jp ※(at)をアットマークに変えてください。
café arte (カフェ・アルテ)
川崎市アートセンターの3F、コラボレーションスペースの一角にオープンするcafé arte(カフェ・アルテ)は、劇場や映像館とリンクしながら、トーク、展示、講座など小さな催しを行っています。
営業時間11:00-16:00 ラストオーダー15:30月曜定休
■クレジット
◉主催:川崎市アートセンター
◉後援:「しんゆり・芸術のまちづくり」フォーラム
◉助成:アサヒビール芸術文化財団

桜美林 銀河鉄道

桜美林大学の市民参加型群読劇「銀河鉄道の夜」をみにいく。
銀河鉄道に限らず、今年は宮沢賢治当たり年らしく、あちこちで公演が行われている。コンサート等もききにいったが、この銀河鉄道は毎年おこなっているもので(今年で5回目)学生/教員と街の人々の協力によってつくられる。
たった5日でつくられているとは思われない完成度の高さで、また熱演でもあり、とても考えさせられる舞台だった。
あの大震災を経てタイタニックの悲劇、カンパネルラとの別れをみると、感じ方も大分かわる。基本的に群読劇なので、キャストも台本をもっているし(台本は小道具としても使われる)台詞もあり、ほとんど小説のお話そのままにすすんでいく。途中賢治の代表作(クラムボン、永訣の朝、ふたごの星など)を織り交ぜながら展開してくところも、音楽が生演奏であることも、とても興味深かった。そしてこのお話が示すものがとても多岐に渡っていて、言葉を使わずにどこまで表現できるのだろうかと考えさせられた。
賢治作品には確実に言葉の美しさというものがある。
言葉を越えて表現できるものだろうか。

表現する人のエネルギーについて考えさせられる、とてもいい舞台だった。
一応演劇。でもどのジャンルの人も楽しめる(考えさせられる)公演。明日まで。お時間ある方はぜひ。

2011年8月26日金曜日

怪我についてこどもたちへ

スパカンの子供たちのなかにも怪我に悩む子がいる。

胃腸系が弱いのはストレス等もあるのでどうにもならないが、少しでも軽くできるよう、あるいは今後悪化させないよう少しお話を。正しくは既にいっていることなのだけれど。

人間の身体は一人一人ことなります。
が、同じ動きをしようとするとどこかで無理が生じることがあります。
コンテンポラリーダンスの世界では、各人の身体の個性として違うものを違うなりに受け入れていく傾向がありますが、「本人が自覚できていない」と悪化していくことがあります。
まずは自分の身体についてよくしること。
どこまでできてどこまでできないのか、その範囲を認識すること。

そのうえで各人の身体にあった対策をたてねばなりません。身体をかえることはできないので、自分の身体とつきあっていくしかないのです。




膝についてみきちゃんへ
私も膝に問題を抱えています。私の場合は半月板損傷によるロッキングです。じん帯もかなり甘いです。これを防ぐためには膝の使い方をまっすぐ使うこと。つまりねじれ等が生じたときにかけらがはまり、ロックされます。正しい方向に正しく使うことが大切です。またそれを正しく使えるようひざ周辺の筋肉を鍛える必要があります。モモから足先までのラインがまっすぐか確認してみてください。まっすぐ使えていれば太いモモはあまり必要ないはずです。
あとは密かにグルコサミンとかそういうおじいちゃんおばあちゃんが膝関節症の予防でのんでいる薬が結構いいかもしれません。

腰についてりこちゃんへ
同じように腰がいたいかなちゃんなどはおそらく筋肉の痛みが主。湿布やバンテリンなどでもかなり軽減できます。そりすぎに注意。特に膝/足首がまがりきらない分を腰でカバーしているため疲労がもろにでるのではないかと推測。ほぐす(お風呂やマッサージ等)と同時に足首等を丁寧に使えるように訓練しましょう。小さなゆがみはある程度調整できます。そしておそらく身体の使い方を自分の中で学ぶのはリハビリなど他者の身体に接するときにも役に立つはず。
ただしそれだけで収まらない場合、骨や神経を疑う必要があります。
ロンドン時代の親友シン(韓国人ダンサー。国ではコンクールで優勝するほどの美しいダンサーさんです)は長身できれいなダンサーでしたが、椎間板ヘルニアを抱えていて、とても苦労していました。本人曰く4カ所あるとか。で、悪化すると歩くこともできなくなります。(ぎっくり腰ともちょっと違います。腰だけではなく脊柱の問題)特に男性ダンサーはリフト等も多く、身体的な負担が大きいので、そのせいもあり。また学生時代にうけた過度のトレーニングのせいもあり(なお、背骨は見事にまっすぐです)。しかし踊るのが本当に好きで、どうしてもロンドンにいたい(と当時はいっていた)せいもあり、ごまかしながらきちんとプロのダンサーとして活動していました。指圧とかはりとか東洋医学がなかなかうけられない(ロンドンにも韓国人街、日本人街があるのでうけられないわけではないのだけれど、保険も利かないし結構高い。湿布とかも売っていない)とこぼしていました。
思いっきり動けない、物足りない感ものこるかもしれませんが、冷静に身体のことを感じつつ演技の幅は広げていけるものと思います。今のうちによいお医者さんに出会うというのも大切なことかもしれません。

身体の固さについて、タカセ、みきちゃん、さやかちゃんへ
他のメンバーの柔らかさをみているので、自分の固さが悔しいかもしれませんが、それが普通です。みんながちょっとおかしいのです。
固いとできない動きが出てきたり、けがしやすくなります。なので柔らかいにこしたことはないです。が、柔らかすぎるのも実は問題で、それもまた怪我の原因になります。
柔らかい人は関節を傷つけないよう筋トレを。筋肉をつけることで「いきすぎない」ようになります。
固い人は「ストレッチ」を。大切なのは継続していくことです。
で、もっと大切なのは身体のイメージの持ち方です。
個人的におすすめは野口三千三「原初生命体としての人間」ですが、骨とかぶっとんだ身体感覚にいってしまえばいいかもと思います。
特にタカセは今後どんどん筋肉がついて固まっていくと思います。もともと男性と女性では男性の方が骨盤の開きが狭いし、筋肉も強いため引っ張られるのです。種目がら瞬発力も必要だし。しかし私自身も筋肉の質としては固いほうですが(この柔らかさは訓練によるもの)柔らかい方が応用力は高いと考えています。
ゆるんでいないと素早い動きはできないのです。いろんな運動に対応できるようにするためにも、部活の後等に少しずつでもマッサージ等していった方がいいでしょう。

稽古の最後に本当はマッサージかクールダウンをすべきなのですが、大抵バスぎりぎりでできないままでした。でもぜったいやった方がいいです。怪我をしているしていないに関わらず。
このプロジェクトが続く続かないに関わらず、おそらく身体を使っていくであろう、みんなへ。ダンスというよりも日常生活を送るために、ほんの少し自分の身体がどのようにうごいているかかんがえてみてはと思いました。

1月公演用リハーサルを開始しました

静岡から帰ってきてぐったり。
しかしいつまでも寝ているわけにもいかず、
おとといより9月にあるハンダイズミ作品の稽古、昨日より1月公演用稽古を開始しました。
ニヤカムさんは40日でフルレングスのピースをつくるなんてみたいなことをいっていましたが、それはフランス。日本の現状はなかなか厳しいです。それぞれに仕事をしているので、個別に会って練習するという形に。また各人に宿題として託す部分もふえています。
これまでソロ作品が多かったのは、稽古場の問題と稽古時間の問題と両方がありました。特に教員という立場を利用して学校施設をおかりしていたせいもあります。
みんなが集まり、日中に稽古をできるという当たり前のことがどれだけ贅沢なことか。
スタッフも稽古に立ち会えるということがどれだけ贅沢なことか。
ありがたいことです。

厳しい状況ではありますが、きっちりみすえていればいいものはできるはず。
がんばらねばなりません。

2011年8月22日月曜日

タカセの夢 無事終了しました。

タカセの夢、無事終了しました。
今日千秋楽の舞台を終え、その後ありがとう会をし、ばらし作業に入り(これは明日も続く予定)、スタッフの皆さんとご飯を食べながらお話をし、帰ってきました。
本当に幸せな、プロジェクトでした。この場に関われたことに感謝します。

2年前のオーディションから関わってきていますが、この間のこどもたちの成長ぶりには本当に驚かされます。特に今年の東京公演の大変さ。でもそれを乗り越えてこどもたちはまた強くなった気もします。よくがんばったと心からいいたいです。

しかしながらこの作品には多くのおとなたちが関わっていて、両親、家族、スタッフ、みんなのあたたかく、優しい目があればこそのプロジェクトでした。いろんな要素がかみ合って本当に奇跡ともいうべき舞台だったと思います。長かった、でも短かった2年間。



ありがとう会のときに話したことに付け加えてこどもたちへ。
将来どんな道にみんながすすむかはわかりません。ダンスや演劇といった舞台芸術に限らずとも、ここで学んだ自分を愛し自分を開くことというのは役立っていくことでしょう。この世の中は2部のように人に合わせたり、いろんなことにとらわれたりいきづらい世の中かもしれません。でも未来は誰にもわかりません。いきづらいを自分の力で変えていくことができるかもしれません。

ニヤカムさんから学んだことを周りの人に伝えていくと共に、自分の生きる新しい未来を自分の力でつくるということがこれからの課題です。ニヤカムさんから学んだのは単なるダンスの動きかたではなく、生きる姿勢のようなもの。しかもそれぞれの身体が違うようにそれぞれ目指すところも異なります。ダンスとは限りません。生きる上でのすべてのことにいえることです。
本当の夢はまだこれからはじまります。
将来について不安や悩みもあることでしょう。
それぞれが自分の思う道を進んでいけますように。自分の力で自分の道を切り開く勇気をもてますように。はじめの一歩は自分で踏み出さねばはじまりません。
私自身もまた自分の身の振り方に悩むときもありますが、みんなの踊りと勇気を思い出しながらがんばろうと思います。
本当にどうもありがとう。



ニヤカムさんの言葉に「自分を愛すること。それができてはじめて人を愛することができる」という言葉があります。そこから”I love you! ""Us too!"という対話がはじまりました。(付け加えるとほぼ毎日)こっぱずかしいので訳したりはしなかったし、そこにははいらなかったのですが、私からも愛をこめて。
I love you, too!
And I respect you, too!

2011年8月19日金曜日

タカセの夢 楕円堂改訂版初日

昨年から続いている「タカセの夢」プロジェクト、実は3種類ある。
①「ユメミルチカラ」SPACバージョン(劇場規模が大きく、一番はじめにつくられたオリジナルバージョン)②楕円堂バージョン(楕円堂の劇場、スクリーンではなく壁に映像を投影する。客席も近い)
③トラムバージョン(およそSPAC劇場の縮小サイズ)
①と③は似ているが、実はバオバブが違っていたりして(①②は同じバオバブを使用)、それぞれスクリーン(パネル、壁)は特製だったリセットも異なる。
もっと大変なのは映像で、再演を重ねるたびに、映像の規格がかわるためつくりなおしている。(従って映像作成のニシモトさんは寝れない日々が続いていた。付け加えると公演が終わったらその記録映像も編集しなければならないのでまだしばらく寝れないらしい)もちろんニヤカムさんのオーダーがふえてしまったせいもある。そして今回②楕円堂バージョンに新しい映像が加わり②’のようなものになった。(というわけで映像上は4種あります。ニヤカムさんはこれでどんな劇場に行っても大丈夫とかいっている)
長いたびも一回終了。どうも終わる気がしないのだけれど、しっかり良い演技で終わりたいものです。
またひとつ年をとり、この年初仕事がタカセとはなんとも縁起の良い感じ。今年もたくましく、がんばります。



2011年8月12日金曜日

show must go on

「タカセの夢」東京公演無事終了しました。
本当は無事とはいえません。
本当に満身創痍、極限状態での公演でした。
私自身もたくさんの公演、アクシデントを経験してきましたが、(ロンドンから韓国公演にきて作品の最中に爪が剥がれて血だらけとか。作品中に膝がロッキングおこして動けなくなったこととか)ここまで様々なことが一気に起きたのははじめてです。
しかし、こどもたちはよく頑張りました。
最大限をつくし、お客様もそれを本当に楽しんでくださったと思います。
二日目の今日ははじめて10人で踊れない日になりました。ぎりぎりまで考え、迷い、そして決めました。舞台上にいなくとも、しかし、私たちは彼女の存在とともに踊っていました。それぞれに痛みや、不安もありながら、彼女の気配を感じながらなんとかのりきり、終わったときには涙が止まらなくなりました。
カーテンコール、スタンディングオベーション、本当にありがとうございました。

まだ、静岡公演があります。
ニヤカムさんはいいました。「今日の公演も大事だけれど、これからずっとのみゆちゃんのほうが大事。踊りたい気持ちはわかるけれど、みゆちゃんの身体が大事。」
ゆっくり休んで次にむけてまたがんばっていくことでしょう。

たくさん笑って、たくさん泣いて。
どのような状況でも舞台は続いていきます。
スクリーンがあがらなくとも、バオバブが動かなくとも。
様々なことがおきながらしかし舞台は続いていきます。
常にこの状況の中で、最善はなにか。自分に何ができるのか。
こどもたちは本当にすばらしい踊りを踊りました。おとなたち(スタッフ)もぎりぎりまでよくがんばった。
この瞬間に立ち会わせていただいたことに感謝します。

再演ではありますが、各回ごとに様々な発見があります。
この奇跡の生まれる瞬間に少しでも多くの人が立ち会えますように。

静岡公演は19、20、21日です。
お見逃しのないよう!



2011年8月9日火曜日

タカセの夢東京へ

今からタカセの夢東京へ向かいます。
正しくは既にスタッフ達はお仕事中。(昨日より劇場入り)
子供達は一日お休みをもらってリフレッシュして(遊びにいったりしていなければいいのだけれど)今日からの参加になります。
まるで修学旅行、そしてその引率。
今でも高瀬くんは私のことを「先生」と呼んでしまいます。(どうしてもそう呼んでしまうらしい)3日間がんばってのりきりましょう。
では、いってきます!

2011年8月7日日曜日

静岡で山ごもりの夏2年目

SPAC(静岡舞台芸術公園)での夏の滞在も2シーズン目ということで、大分慣れてきました。今回はなべ、フライパン、炊飯器等も持参。完璧です。(昨年は炊飯器がなく結構苦労した)一日3食自炊しかも買い出しにいける回数が限られているので、上手く食材を使う訓練でもあります。ここにくるとコンビニや自動販売機、電子レンジ、冷凍食品等の文明の品に普段なんやかんやと頼っている自分を思い出し、気をつけようと思ったりします。
基本的に山なので昼は暑くとも夜は涼しく、非常に快適に過ごすことができます。制作には絶好の環境でしょう。銀河鉄道をすすめねばならないところですが、今年は裏仕事も多く(なにせ来週には本番だ)あんまりできていません。しかし舞台のことだけ考えていてよいというこの状況だけでもありがたいことですよね。
子供達はすくすくと成長し、更にしっかりしてきました。
密かに昨年の映像をみてみたら、なんか大きくなったなぁ(タカセくんの声も低くなったなあ)と思ったり。映像等も大変わり(静岡の楕円堂バージョンとも完全に異なる3種類目の映像ができつつあります。現在も作業中)しているので、全く違う作品に見えたりもします。ぜひぜひごらんくださいませ。
東京公演、気合いをいれていくと思います。
ぜひ関東圏の皆様足をおはこびくださいませ。
http://www.spac.or.jp/11_summer/takase.html

2011年7月21日木曜日

明日札幌

明日札幌へとびます。(飛行機が飛べばいいのだけれど)
高校生演劇部の皆さんのワークショップシリーズ第2弾「あおばとを見に行こうの会」。
あおばとみにいってきます。
北海道の大自然に触れる機会がふえ、ちょっとうれしいです。

その後は静岡リハーサルが待っています。
学校の授業が終わっていないため、神奈川静岡を往復する怒濤の一週間。がんばってのりきります。
タカセチームはテストをちゃんと乗り切れたのでしょうか。。。補講とかかぶっていないといいのだけれど、心配です。

杉劇リコーダーず「こどもたちがうまれるとき」再演決定

昨年の「かめりあ」に出演してくださった杉劇リコーダーず。あのときふりつけた「こどもたちがうまれるとき」を大変気に入ってくれて、ことあるごとに再演してくださっている。
8月1日にも横浜の音楽の先生方の研修会で参考事例として上演するのだそうだ。さらには11月には新潟で行われるリコーダーフェスティバルにもこの作品で出品予定。本人の再演はないのに、複雑な心境だ。しかしありがたい限り。
8月の回は一般公開ではないものと思われますが、ご興味のある方はご一報ください。
また、振付(という名の遊びルール決め)にご興味のある音楽グループのみなさまご連絡ください。
すっかり教える人の色彩が強くなってきました。

2011年7月17日日曜日

暑い日々

東京(といっても神奈川)はとても暑い日が続いています。
昨年も静岡で暑い夏を過ごしていましたが、今年は早くから暑いせいか、既に夏バテ気味。先日毎日Tシャツ(あるいは着替えを5、6枚ずつ洗濯する話しをしましたが、タオルもです。毎日大量洗濯中。
ある日、牧野先生(ダンスの先生)に大量の首巻き用タオルをもらい、「渋谷精米所」タオルではなくなったものの、基本形態としてタオルをまいているので、結構目立つ。一歩間違えると農作業中のおばちゃん。
さて、今日も一日がんばりましょう。

2011年7月11日月曜日

タカセの夢 撮影

SPACタカセの夢、撮影してきました。
過去静岡芸術劇場、楕円堂と2回(静岡県内ツアーをいれるともっとですが)の公演を行い、2種類のバージョンがありますが、今回シアタートラム(東京公演)にあわせ新しい映像をつくることに。内容的にも芸術劇場版の装置に楕円堂の演出というような「足して2で割るそして追加」になりそうで、スタッフもどきどきしています。
特にどきどきしているのは緑頭(説明のしようがないのですが)になっていたニシモトさん(映像作家さん)かも。。。
今日も様々な映像をとっていきました。編集間に合うのでしょうか。。。

今日は元スパカンのゆうみちゃん、あつみちゃんも合流、同窓会気分で盛り上がりました。といっても彼女達が卒業したのはついこの前のことなんですけれど。大人とこどもの時間の流れが違うのかもしれません。ゆうみちゃんもあつみちゃんも今は受験生。勉強もがんばっていただきましょう。

およそ3週間ぶりにあいますが、その間にもタカセはさらに大きくなり、衣装さんはハラハラドキドキしています。少年から青年へ、かわるそういう時期なのでしょう。8月にはもっと男っぽくなって違う作品にみえたりして、とは舞台監督浜村さんの言葉。どうなることやら。


東京公演、本当に楽しみです。
皆様ぜひお越し下さいませ。
とりあえずここでしかみれないちょっとすごいエネルギーをみることができます。


ぜひ

2011年7月9日土曜日

現代舞踊展終了しました

現代舞踊展、終了しました。
見にきてくださった皆さんありがとうございました。

ひさびさにばったりいろんな人にお会いしました。
中でもまことちゃんというダンサーはロンドンでお会いしていて、その時以来。彼女はそのとき話していた在研制度に応募してイスラエルに行き、戻ってきたのだそう。そうか、もうそんなに時間が経っているのか。
それから花輪さん(インディペンデントアーティストジャパンという団体でTPAMに参加)もあえましたし。榎本(了壱)さんまで。おもしろいものです。


しばらくダンサー業はお休みになりますが、がんばって夏をのりきろうとおもいます。

明日は再び静岡。映像素材の撮影にいってきます!

2011年7月8日金曜日

明日現代舞踊展

明日は現代舞踊展本番になります。
牧野京子作品(つまり私の先生の作品)を踊ります。
今日も最後の練習をし、後は舞台のみ。
(でもその前に授業があり、私の頭の中はあんぱんまんでいっぱい)
私が人の作品を踊ることはめったにないことなので、この機会を大切に。きちんとおどりきれるようがんばろうと思います。
明日は梅干しとしょうが昆布のおにぎり持参です。

もし、興味のある方はお知らせくださいねー。お待ちしています!

2011年7月5日火曜日

こどものたいそうについて

最近授業の関係もあり、こどもたいそうをたくさん学ぶ。
ひたすらおぼえ、ひたすらおしえる。おかあさんといっしょにはじまり、あんぱんまんから、いまはやりのマルモリまで。

そういえばこのてのたいそうというのももしかしたら日本独自かもしれないぞと最近思う。振付けに役立つことはなさそうだけれど、侮れずこどもたいそう。
ただ、本当にたいそうとして成り立っているものは多くなく、それが残念。アイウ体操とか今でも名作だと思うが、時代の流れには逆らえず。(ちなみに母はタケノコ体操がよいといっていたが、今では忘れられているらしく、それまた残念)

こどもたいそうのレパートリー、そのうち列挙しよう。

暑さにおわれて洗濯の山

学校業に従事している身としては、体育館の暑さにやられてしまう。
一日に3コマとか4コマとかなってくると死にそうである。学生さん達は「暑いー」とかいっているがその中に3時間居続ける身としては「1時間ぐらいなんとかなるでしょ」といいたくなってしまう。
毎時間タオルやらTシャツやらを着替えるので毎日洗濯をしないと間に合わない。リハーサルの日々も続いているので毎日5、6枚のTシャツ、2、3枚のズボン、きていた服、下着、タオル、、、、と山積みになる。油断すると山が2つになり、着ていく服がなくなってしまい、困ったことになる。
はれていると思っていたら突然スコールのような雨が降ってきて、台無しということも最近はよくあり、相変わらず洗濯おばさんの苦悩は続くのでありました。

2011年6月29日水曜日

リハーサルの日々

静岡リハーサルは夏休みまでお休みとなり、(しかし撮影はあるらしい。)
現在は神奈川で暮らす日々。ほぼ毎日練習があり(今週/来週と本番があるのだから仕方ない)、仕事柄体育館での教えが続くので毎日踊りつづけているようなもので、なかなか体力的に厳しい。体育館は節電とは関係なく冷房がない。なので暑い。やせたいという学生さんにはお勧めである。

そしてこの日光、どうも私は日に焼けると湿疹がでてしまうらしく、かなりいたんでいる。梅雨はどこへいってしまったんだろう。。。

今日はひさびさにお休み(夜だけだけれど)になったので、これから古くからの友人ダンサーにあいにいく。なんと小田急相模原に引っ越してきたのだ!(というのは比較的家の近所の駅)相模原市民万歳!

2011年6月17日金曜日

今後の予定

6月
19日「タカセの夢」静岡舞台芸術公園楕円堂
私は踊りませんが振付けアシスタントとして参加しています。この作品は8月に東京公演、静岡での再演が決定しています。

毎週火曜日(ただし7月19日まで)
「ゆるやかにのびやかなからだをつくる時間」川崎市アートセンターカフェアルテ
人気のあるワークショップですが、夏以降の開催についてはまだ決まっていません。ママ、シニアに限らず受け付けていますので、興味のある方はぜひ。

7月
1日 昔むかし〜そして ティアラこうとう小ホール
舞踊作家協会主催の公演で、6作品の中の1つ牧野京子作品に出演します。

8日 現代舞踊展 メルパルクホールTOKYO
1日とは別作品で牧野京子作品「わたしの魂が宿った肉体に」に出演します。現代舞踊協会の先生方の作品12作品が上演されます。チケットご希望の方はきのまでご連絡ください。

23日 札幌稲雲高校ワークショップ
文化庁のアーティスト派遣制度に基づいてコンカリーニョ(踊りにいくぜで踊らせていただいた劇場)さんが呼んでくださいました。札幌コミュニティダンス研究会の皆さんにもご協力いただいています。一回あたりは短い滞在になってしまうのですが、少しずつ縁をつないでいけるのはとてもうれしいことだと思います。

25日より静岡山ごもり予定

8月
10、11日「タカセの夢」東京公演 シアタートラム
19、20、21日「タカセの夢」静岡公演 静岡げ舞台芸術劇場楕円堂
楕円堂は楕円型の特殊な舞台空間です。そのため期間は差し迫っていますが2バージョン全く異なる形での上演になります。

9月
3日 札幌稲雲高校ワークショップ
他に阿佐ヶ谷美術専門学校さんでも「からだのじかん」というタイトルでワークショップを行います。最近は教える仕事がふえています。

30日 時代を創る現代舞踊公演 渋谷区文化総合センター大和田さくらホール
ハンダイズミ作品「ハコニハニハニワトリ」に出演します。キノハコノコとは関係ありません。余談ですがこのホール元は渋谷区立大和田小学校。昔通っていた小学校です(笑)

1月
第3週 木野彩子新作公演 アルテリオ
フルレングスのものをということでとうとう(?)つくります。しかもひとりでは淋しいので、今回は何人かのダンサーさんにお願いすることになりそうです。詳細は後日。

再び静岡

再び(もう何十往復としているので、何というべきか、、、)静岡舞台芸術公園です。
ニヤカムさんも再来日し、最後のつめにはいりました。
やはり太陽ニヤカムの存在は偉大で、子供達は太陽に向かってさくひまわりのよう。毎日学校が終わるとダッシュでやってきます。(そうなのです。タカセの夢の出演者は現役中高生なので、練習は放課後の限られた時間しかできません)

ふじのくに世界演劇祭は、震災の影響もあり多くの予定変更が余儀なくされています。
詳しくはSPACのHPをみていただければわかりますが、「こういう時だからこそ日本を元気づけるためにいくんだ」というグループと「今はあきらめよう」というグループに分かれます。グループによっては振付家/演出家は「いきたい」と望んでも、キャスト•スタッフ(あるいはその一部)が家族や周囲の反対をうけて断念。急遽演目を変更したり、作品を作り直すというようなことが起きています。
海外でいかにこの震災及び原発の問題が(どちらかというと後者の方が問題)報道されているかということとも関連しています。ニヤカムさんも周りにものすごく反対されたといっていました。
来ないというグループを否定することはできないし、仕方ありません。くるという勇気あるそして日本を(静岡を)愛するグループの皆さんに敬意を表します。
既に3ヶ月がすぎ、電車なども通常ダイヤで動くようになり、東京など被災地以外の場所では何事もなかったかのように過ごせるようになっています。が、今も進行中であり、苦労している方々がいることを忘れてはいけないと思います。またその人たちのために自分の生活の中で何かをしていこうとおもいます。

2011年6月9日木曜日

明日竜宮ショー

明日、急遽竜宮美術旅館で踊ります。
8時ごろから。1ドリンク、500円。お時間ある方ぜひお越し下さい。
震災の日に延期になってからそのままになっている企画。
ちなみに今は
「任意の点をRとした展覧会」が開催中です。そちらもぜひどうぞ。

ゆるのび申込について

ゆるやかにのびやかなからだをつくる時間
連日満員御礼状態です。ありがとうございます。
近くのママパパシニア世代の方にお越しいただいていますが、一度きた後そのまま次週以降申込をされる方がふえ、好評の証と私たちも喜んでいます。
申込が常連さんだけで埋まってしまう状態をさけるため2週間前より受付という特殊な受付方法を取り入れているのですが、それでも明け方FAX等徐々に争奪戦となりつつあり、キャンセル待ちはありますか?等のお問い合わせもうけるようになりました。
あまりの人気のため、(この値段設定ですし、仕方ないのかもしれません。ある程度予想はしていたのですが、広くなったから大丈夫と思っていました。)
急遽追加クラスを検討中です。少々お待ちくださいませ。

その後新規参加者特別枠をもうけることになりましたが、定員が8人と少ないため、なかなか難しいと思われます。7月4日(月)に追加の回を開く予定なので、もしご希望の方はそちらを狙ってみてください。

お手数おかけしますがどうぞよろしくお願いします。

2011年6月6日月曜日

タカセの夢 楕円堂版初日

タカセの夢楕円堂バージョン、初演が終了しました。
最終的に木の柱とバオバブを生かした「自然との共生」が前面に出てくる作品となりました。子供達も学校や部活(ちょうど学校祭の時期でもある)で大忙しの中、怪我等のアクシデントもありながら、なんとか無事踊りきることができほっとしています。
2週間後にはニヤカムさんがやってきます。(実は初日には日本にいれなかったので、まだどうなったかみていないのです)今週は一回お休みで、英気をやしない、世界演劇祭を乗り切ろうと思います。

今回の改訂再演はニヤカムさん不在(3月5月に来日したときに変更をし、それをマスターしていくという形になりました)だったこともあり、スタッフの存在が大きくあらわれました。SPAC役者の大内さんはじめ、大人達の影の努力があってこその作品になっています。静岡公演6月分は既に完売、8月トラム/楕円堂公演でぜひご覧いただければと思います。(ただ、トラムはセットが大幅に変更するため、もしお時間ある方は静岡まで足をお運びいただきたいと思います。)

なお、世界演劇祭のうちエクスターズ(タニノクロウ演出)をみました。
今日はこれから山下りです。

2011年5月31日火曜日

ゆるのび3回目

今日はアルテリオゆるのびの3回目。
今回は2週間前からの受付ということで毎回新しい参加者の方が混ざっています。今回は特にママパパにかぎっていないこともあり、幅広い方が集まってきます。動ける範囲も異なるので、その日の顔ぶれで判断。今日は腰系とももまわりストレッチを中心に展開しました。(ちなみに前回は肩を中心にでした。)マッサージとストレッチだけで1時間はあっという間におわってしまいます。
今日は川崎FMさんがいらしてくださいました。インタビューやゆるのびの模様は6月9日9時半(朝/夜)で放送になるそうです。

その後、タカセの夢練習で静岡に。夜に「真夏の夜の夢」(spac新作@静岡芸術劇場)リハーサルを拝見しました。野田台本をベースにしているので言葉遊び(だじゃれという人もいる)も多く、大人も子供も楽しめる舞台になっています。今回特筆すべきは衣装とセットかなと。妖精達すごいことになっています。すべてはみにきてのお楽しみですね。

怒濤の日々が続いていて、かなり大ぼけもしています。先日は静岡の宿舎に家の鍵を忘れ、夜中に帰ってきて家に入れずネットカフェ難民のようになりました。大反省です。熱海まで乗り過ごして練習を遅刻したタカセを笑うことができません。こんな状況なせいもありブログの更新もできていません。。。ですがあと1週間。がんばります。

さて、先日書いていたメールアドレスですがやはり復旧は難しいようで、そのまま使えなくなっています。ホットメールアドレスにはおくらないようお気をつけ下さい。gmailもしくは携帯は使えますのでご心配なさらぬよう。アドレス変更等お手数をおかけしますがよろしくお願いします。

2011年5月11日水曜日

ホットメールアドレスがつかえなくなりました

アドレスの不正使用の可能性があり、ホットメールアドレスが使用できなくなりました。大学時代から使用しているアドレスなので、復旧させようとがんばっていますが、どうも難しい様子。しばらく(ここ数日)におくっていただいたメールは読めていない状態です。
お急ぎの方は携帯、もしくはgmailのアドレスへお知らせください。
お手数をおかけします。

2011年5月8日日曜日

ゆるやかにのびやかなからだをつくる時間3回目はじまります。



ゆるのび再開です。
ママ、パパ、シニアの皆様向けの時間ですが、それに関わらず身体に興味のある人はぜひどうぞ。
◉内容:ストレッチ、マッサージ、ピラティスなど木野彩子自身が行っているワークをその日の参加者の顔ぶれにあわせて行います。軽く身体を動かすこともあります。
※お子様と一緒にご参加いただけます。
※館内にはおむつ替えシート・授乳室があります。
※動きやすい服装でお越し下さい。
   
(2010年7月のワークショップ風景)
◉日時:2011年5月17日から7月19日までの毎週火曜日 午前10:30〜11:30
※1回だけでもご参加いただけます。各回ごとの申込制です。
◉場所:cafe arte カフェ・アルテ ( 川崎市アートセンター3階 )
※駐車場はございません。お車での御来場はご遠慮ください。
◉定員:8名 (先着順)
◉料金:1回 500円 (税込・当日精算)
◉申込方法:以下の項目を明記の上、下記までE-mail、郵送、持参にてお申込みください。
1)お名前・ふりがな 2)年齢 3)住所 4)電話番号 5)メールアドレス
6)参加希望日 7)お子様の同伴の有無(有の場合、お子様のお名前・ふりがなと年齢)
8)メッセージ・質問など(参加にあたって不安な点などがあればお知らせください。例:ひざの調子が悪く、正座が難しい。)
※各回2週間前より受付開始。担当より確認のお返事を、電話もしくはメールにてさせていただきます。
◉申込先・お問合せ:
川崎市アートセンター 木野彩子ダンスワークショップ係
〒215-0004 川崎市麻生区万福寺 6-7-1
Tel.044-955-0107 Fax.044-959-2200
E-mail:yurunobi(at)kawasaki-ac.jp ※(at)をアットマークに変えてください。
◉主催:川崎市アートセンター
◉後援:「しんゆり・芸術のまちづくり」フォーラム
◉助成:アサヒビール芸術文化財団

ゆるやかにのびやかなからだをつくる時間3回目はじまります。

ゆるのび再開です。
ママ、パパ、シニアの皆様向けの時間ですが、それに関わらず身体に興味のある人はぜひどうぞ。
◉内容:ストレッチ、マッサージ、ピラティスなど木野彩子自身が行っているワークをその日の参加者の顔ぶれにあわせて行います。軽く身体を動かすこともあります。
※お子様と一緒にご参加いただけます。
※館内にはおむつ替えシート・授乳室があります。
※動きやすい服装でお越し下さい。
   
(2010年7月のワークショップ風景)
◉日時:2011年5月17日から7月19日までの毎週火曜日 午前10:30〜11:30
※1回だけでもご参加いただけます。各回ごとの申込制です。
◉場所:cafe arte カフェ・アルテ ( 川崎市アートセンター3階 )
※駐車場はございません。お車での御来場はご遠慮ください。
◉定員:8名 (先着順)
◉料金:1回 500円 (税込・当日精算)
◉申込方法:以下の項目を明記の上、下記までE-mail、郵送、持参にてお申込みください。
1)お名前・ふりがな 2)年齢 3)住所 4)電話番号 5)メールアドレス
6)参加希望日 7)お子様の同伴の有無(有の場合、お子様のお名前・ふりがなと年齢)
8)メッセージ・質問など(参加にあたって不安な点などがあればお知らせください。例:ひざの調子が悪く、正座が難しい。)
※各回2週間前より受付開始。担当より確認のお返事を、電話もしくはメールにてさせていただきます。
◉申込先・お問合せ:
川崎市アートセンター 木野彩子ダンスワークショップ係
〒215-0004 川崎市麻生区万福寺 6-7-1
Tel.044-955-0107 Fax.044-959-2200
E-mail:yurunobi(at)kawasaki-ac.jp ※(at)をアットマークに変えてください。
◉主催:川崎市アートセンター
◉後援:「しんゆり・芸術のまちづくり」フォーラム
◉助成:アサヒビール芸術文化財団

2011年5月4日水曜日

石狩支部高校演劇部合同公演ワークショップ

10うんねん前、私がまだ高校生だった頃、石狩(札幌周辺)の高校の演劇部は毎年2月に合同で公演を行っていました。教育文化会館大ホール。結構大きな舞台で、しかも有料の公演。おおよそ100人ぐらいの演劇部員が毎日のように各学校に集合し、衣装、大道具すべて手作りの公演を作り上げるというビッグプロジェクトです。
なお、私の年はジロドゥ、シェークスピアと海外ものしかも大作。装置つくりがいがあったなあ。でもこのおかげでシェークスピアかなり読みました。原文じゃないけれど。イギリス滞在中に役立ちはしなかったけれど、グローブ座に親近感を持つくらいは役立ったかもしれません。
私が卒業して数年経ってその仕組みはなくなってしまい(顧問の先生方の負担も大きかったし、世代の交代も大きな理由でしょう)ましたが、今でもその当時活動していたうちの何人かは演劇を続けており、プロの照明家、演出家、役者になったものもいます。
それから数年を経て、もう少し小規模でも各学校のレベルアップになるようにと再開しはじめ、今年「じぶんをひらくためのワークショップを」ということでよばれて出張してきました。おおよそ60名。(なんだか急にふえた気がすると顧問の声笑)午前中は彼らの活動をみながら一緒に動かさせていただき、午後の時間にワークショップ。

石狩は1970年代、80年代は全国優勝を連続してとっていた地域で、その当時の顧問の先生(既に定年はなさっていますが)、先輩がたが結構がんばっているのが特徴で、今回も戯曲は本山先生、練習ではしょうさんにお会いしました。(とかいてわかるのは元石狩演劇人のみ)脈々と続く歴史を思うと驚きです。
もし、もと演劇部で札幌に帰る機会がありみる機会があればのぞいてみるとおもしろいかもしれません。ただ、公演場所はポルトホールなるところで教文ではないし、雪祭りシーズンでもないですが。ぜひ。

杉劇リコーダーず

杉劇リコーダーずというグループはとてもかわっている。
小学生(現在は中学生もうけいれている)とゴールデンエイジ(58歳以上)から構成されているリコーダーグループというのは全国でも珍しい。
そもそもどうしてその年齢の組み合わせになってしまったのか疑問は多いがかれこれ5年。今では磯子区(横浜市)のみならず県外公演におよばれするようにまでなってしまった。
館長さん(なんと劇場の館長さんがピアノを弾く)や杉田劇場スタッフ(なんとここの職員のほとんどはクラシック音楽経験者)の多大な努力によるものではあるが、この年齢差がまた大きな力となっているのだと思う。こどもたちは事務所を駆け回り、大人たちは時に厳しく、時に時間をかけ練習をし、なんだか訳が分からないけれど、何となくまとまってしまう「カオスな集団」(指導者の吉澤先生談)。
館長さんの声かけにより、磯子でジャンベを教えている人たち(かめりあのとき森下さんがうけにいったワークショップ主宰者)、磯子で活躍するおやじバンドの方々(でも今回は写真撮影係。これが本業)、イラストレーターさんなど多くの人が集い、観客も磯子区長から消防署の方まで幅広くリコーダーの公演とは思えない顔ぶれ。年齢層も子供たちの兄弟、友達から年配の方まで。出演者も8歳から80歳までいるのだからあたりまえか。
昨年の作品「こどもたちのうまれるとき」は彼らのレパートリーを使っていることもあり、リコーダーだけではない表現力のある「杉劇リコーダーず」を目指すべく、再演を続けてくださっている。そろそろリコーダーもふくけど、歌って踊ることもできるよとなるだろう。
ますますカオスなリコーダーず。
なお、人数も増えてきて、現在は赤煉瓦の舞台のときの倍の人数で半分の舞台で踊るという状態。

さらなる再演として8月と11月になる見込み。
また、ときどき体操(?)を教えにいくことになりそうです。
すっかりまきこまれてしまっているのかも。。。

ゴールデンウィークは静岡におります。しばらくおやすみでございます。

2011年4月27日水曜日

室蘭ダンス

先日札幌ビエンナーレプレイベント「美術館が消える9日間」内で発表されたワークショップビデオです。

映像をつくってくれた石田さんが美しく編集してくれて20th sentimentというタイトルを付けてくださいました。なんだかとってもスタイリッシュな感じですが、街のみなさまと少しずつお話ししながら作っていく過程はとても楽しく、ユニークなものでした。本当はそのときの皆さんのご紹介をせねばなのですが、今日はここまで。またのせたいと思います。

そして体調が今ひとつだった時期なので足元ちょっとよろついています(涙)。なのでこれはいつかリベンジしたいです。そして室蘭焼き鳥もちゃんと食べなければなりません。ランプ城にもまたいかねばなりません。
ふつふつと思いつつ。

最近のこと/札幌、静岡、杉田

退院をしてしばらく、なかなかブログの更新をできずにすみません。
大分回復してきました。非常勤でいっている学校の授業を休まず通うとか、ご飯をきちんとつくる(前から自炊はしていたのですが現在はたべれるものが限られるので、少し面倒)とかそういう当たり前のことだけで疲れ果ててしまう情けない日々。禁酒状態も相変わらず続いており、家に着いたらぱたりとねてしまうというかんじです。
が、徐々に徐々に様々なことが動き始めています。
私は踊っていなくとも、いろんなところにつながっているのだなあと思います。
ここしばらくの活動についてのせておきますね。

◎札幌高校生演劇部ワークショップ
文化庁のアーティスト派遣の一環で札幌市の高校演劇の合同公演参加者にワークショップをしにいきます。(明日/あさって)
2009年に踊りにいくぜでお世話になったコンカリーニョさんがオーガナイズしてくれています。そして、合同公演といえば私の後輩たち!(私がいた頃の合同公演はなくなってしまったそうですが、一部の学校で復活させようという話しだそうです)その昔ここで3ページ分の台詞をすっ飛ばしてしまい、役者は向かないと悟った(3時間もある芝居だったので気がついていない人も多いらしい)あの伝説の舞台です。
台本は本山先生のもの(「都会の森の物語」70年代の石狩高校演劇が強かった頃の本)だとか。短い時間ではありますが、とても楽しみにしています。

◎SPAC「タカセの夢」
この項目でも何度かご紹介しているニヤカムさん作品の再演(正しくは改訂再演なので、劇場も異なるし、セット、衣装その他かなりかわっています)の練習も続いています。ニヤカムさんももうすぐ再来日!リハーサルの進行状況はSPACホームページでご覧いただけます。
なんとチケットは6月分両日(5日、19日)完売いたしました。ありがとうございます。
8月にはトラム(なんと東京公演!)、静岡楕円堂もありますので、ぜひよろしくお願いします。

◎杉田劇場リコーダーず「こどもたちのうまれるとき」
昨年発表した「かめりあ」のなかに特別参加してくださったリコーダーチームがなんと初の定期演奏会を開きます。吉澤実先生(NHKのリコーダー講座の先生でもある)やアナウンサーの朝倉さんはじめリコーダー的に豪華な顔ぶれのなか、うたって、踊って、演奏しちゃうこの作品がさいごをしめることに!
こちらもチケットは完売しております。すごいことです。。。

◎アルテリオ「ゆるやかにのびやかなからだをつくる時間 vol.3」
昨年2回のワークショップを経て「ゆるのび」が再び帰ってきます。今度はよりお手軽に、より多くの人に出会えるよう毎週1回、地道にコツコツ型でいこうと思います。詳しくはまた後日、別の項目でお知らせしますね!(初回は5月17日の予定)



私自身は踊っていませんが、私もがんばらねばと励まされます。ではまたすぐに!

2011年4月12日火曜日

退院しました

退院しました。
とりあえず治る病気ではないため、通院で様子をみながら、症状の改善をさぐります。
断食みたいなもので、胃が小さくなってしまったらしく、しばらくはおかゆ等ちょっとずつたべる生活です。お仕事もあるので、まずは維持をできるようがんばります。そしてよく寝ないと。病院生活のせいかとにかくよく寝ます。
ブログの更新は遅いですが、元気ですので皆様心配しすぎないでくださいね。
コメントもありがとうございます!

2011年4月9日土曜日

体調を崩しました

ブログの更新が滞り申し訳ありません。
このしばらくの間に体調を崩しました。
下痢と嘔吐が2週間以上続き、やせてしまい、あんまりひどいので病院を転々とし、最終的にどうも持病だった潰瘍性大腸炎の再発の疑いがでてきました。
ヨーロッパに行く前に一度診断されていたものの、症状がなくなって7年(もうそんなになるのです)何かの間違いだったのだろうとたかをくくっておりました。
で、衰弱がはげしかったため即入院。現在も病室の片隅で書き込んでいます。
ついでに中耳炎になり、今も右耳は聞こえづらいままです。

本当に大変だったー。

ちなみに現在は一通りの検査を終え、ひたすら腸をやすませるべく寝る日々。本を読む、授業のことを考えるなんていうのはできますが、運動はできません。
ついでにご飯も食べられません。絶食です。でもここに来る前も食べれなかった(食べてももどしちゃったり)ので結構長いこと食べていません。でもおなかはすく感じ。微妙な空腹感を抱えたままというのも切ないものです。それでもあのときの大変さを思えば快適です。
そうなのです。本人は元気なのです。24時間点滴が続くこともあり、本当によくなったというわけではないのですが。ご心配おかけしてすみません。


お仕事が止まってしまっていて皆様にご迷惑をかけています。
本当に申し訳ありません。
学校、SPAC、札幌関連、みなさま、いろいろ助けていただき本当にありがとうございます。とにかく早く回復してそのぶんがんばって取り返しますので少々お待ちください。

ゆるのびも本当は春から再開の予定だったのに、5月くらいになるでしょうか。こちらも決まり次第お知らせします。



なお、明日札幌ビエンナーレプレ展シンポジウムにおいて室蘭ビデオが発表になります。本当にすごい楽しいひとときでした。室蘭の自然の雄大さ、工場等人の作り出すものの偉大さ、そしてあたたかな室蘭人情にふれました。この出会いもまた映像の石田さん、SAIR柴田さん、道教大みんさん、におさん心強い味方のおかげです。この映像はその後Youtube等にもアップされるということなので、そのときはお知らせします。旅の内容もまたアップすべきですが今めいっぱいなので、また後日にします。
本人くたばっていますが(情けない限り)おひまでしたらどうぞ。

2011年3月11日金曜日

地震大変でしたね

何らかの事情があるのか投稿が消えていますが、きのは無事です。

きののすむ相模大野周辺はスーパーもほぼ通常通り営業されており、何事もなかったかのようになっています。
しかしながらテレビ等で被災地の情報をみると心が痛みます。

先ほどUstream での記者会見をみましたが、かなり心配な状況です。14日には天気予報も雨ということもあり、外出を控え、また雨に当たらないよう心がけた方がいいと思います。

皆さんの安全を心よりお祈りしています。
きっとこのページを見れる人は大丈夫なのでしょうが、何がおこるかわからないので、、、。

2011年3月9日水曜日

ゆめみる再出発

オーディションも無事終わり、全員での練習が始まりました。
とはいえ学校があるので学校の終わった時間からスタート。
ちなみにそれまで(つまり昼の間)私とニヤカムさんは変更点を考えています。(ではけなど)この練習にあわせてSPACチームの努力により仮の舞台セットがつくられています。まず、楕円堂は白くなりました。(これはとても驚異的なこと)至近距離での演技になるため、(それにそもそも楕円型の舞台ですし)様々にかわる予定なのです。バオバブも予想外の姿になっておりました。
映像もそれにあわせて大幅変更。
昨日の練習後の打ち合わせでも多くのアイデアが提案されました。今日もまた映像打ち合わせがあります。ニシモトさんはいまごろがんばってサンプルをつくっています。
新メンバーと、ますます大きくなった子供たち(もう小さな子供という感じではなくなってしまったのですが、ニヤカムさんは僕の子供たちというので子供たちなのです)、みんなで大きな1つの船に乗って旅立つのです。

さ、がんばりましょうー

竜宮ショー

竜宮ショーのご案内

竜宮ショー
というのは横浜日ノ出町にある竜宮美術旅館(http://lpack.exblog.jp/i17/)で行われている月に一度(現状では)のダンスの夕べ。(もちろん竜宮城とかけているんですよ。)
L PACKさん(http://lpack.exblog.jp/i6/)という2人組の男の子かフェユニットが経営しているカフェなのですがこの日だけは、踊りもあるカフェになります。なお、コーヒーの焙煎から行うこだわりぶりなのでここにきたらぜひコーヒー(私のおすすめはミルクコーヒー)をおのみください。

3月11日大体7時半(でももしかしたら8時くらい)から。
お近くの方ふらりとお立ち寄りください。
1ドリンクとドネーション(投げ銭)です。
http://lpack.exblog.jp/i18/

なお、翌日12、13日は古本市もあります。そちらもぜひ。






私まだ静岡なんですけれど。。

ダンコレおそとダンス映像できました。

ダンコレおそとダンス映像ができました。

撮影は御代田くん(彼自身が映画を作っています。かめりあの撮影も彼がしてくれました)。





2011年3月5日土曜日

静岡オーディション1日目

静岡でのオーディション1日目が終了しました。
2人の卒業生のかわりにはいるメンバーを静岡県内で募集しこの2日間のオーディションで決定します。
前回のメンバーも全員ではないものの集合。ニヤカムさんとも再会し、とても楽しい会になりました。
オーディションにきたこたちはみんな緊張していて、もじもじしていて、しかし前回のメンバーたちもはじめはこうだったねえとニヤカムさんと思い出しました。この1年、(正しくは一夏)はこれだけの影響があったんだとおどろき、そして新しく発見しました。
いなくなった2人はそれぞれにキャラクターがあり、そのかわりというのは難しいのとともに、これがまたこの作品にとっての新しい旅立ちだねと話しました。

6月5日19日楕円堂@静岡舞台芸術公園
8月シアタートラム/楕円堂
と前回とは異なる劇場での公演となり新しく映像/装置等も開発中です。
おたのしみに。

静岡オーディション1日目

静岡でのオーディション1日目が終了しました。
2人の卒業生のかわりにはいるメンバーを静岡県内で募集しこの2日間のオーディションで決定します。
前回のメンバーも全員ではないものの集合。ニヤカムさんとも再会し、とても楽しい会になりました。
オーディションにきたこたちはみんな緊張していて、もじもじしていて、しかし前回のメンバーたちもはじめはこうだったねえとニヤカムさんと思い出しました。この1年、(正しくは一夏)はこれだけの影響があったんだとおどろき、そして新しく発見しました。
いなくなった2人はそれぞれにキャラクターがあり、そのかわりというのは難しいのとともに、これがまたこの作品にとっての新しい旅立ちだねと話しました。

6月5日19日楕円堂@静岡舞台芸術公園
8月シアタートラム/楕円堂
と前回とは異なる劇場での公演となり新しく映像/装置等も開発中です。
おたのしみに。

2011年3月4日金曜日

明日より静岡入りです

明日より静岡(SPAC)にはいります。
山ごもりです。
でも今回は短期間なので心配いらず。もうすっかりなれました。
懐かしの山にかえります。
ニヤカムさんも久しぶり。
皆さんにあえるのを楽しみにしています。

2011年2月25日金曜日

ケネスさんセミナー

国際交流基金より、ケネスさんのセミナーのお知らせです。
あまりにも急ですが。お時間ある方はどうぞ。


 国際交流基金(ジャパン・ファウンデーション)では、2月23日から3月6日までの12日間、イギリスより
コンテンポラリーダンスの主要機関「The Place」の最高責任者である Kenneth THARP(ケネス・サープ)氏を招へいします。 
今回の来日を機に、次のとおりセミナー開催を予定しておりますので、ご関心のある方は是非、足をお運びください。 

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国際交流基金主催/「ザ・プレイス」ケネス・サープ氏 来日セミナー
英国でコンテンポラリーダンスが生まれ、育つ場 ―「ザ・プレイス」の仕組みと現状を語る

昨年から英国では財政再建が急激に進められ、文化・芸術予算も大幅に削減された。
そのような厳しい財政状況の中で、ダンスが芸術としてのみならず、教育や福祉、地域活性化にも力を発揮しながら、
評価され、発展を続ける「ザ・プレイス」。発展のための様々な機関との協力体制や資金の獲得をはじめとするその仕組みとは?

■講師略歴:
Kenneth THARP (The Place, Chief Executive)
プロフェッショナルダンサーとして活動する傍ら、カンパニーの芸術監督や教育コーディネーターを務める。
2005 年よりロイヤル・バレエ・スクールの芸術アドバイザー、2007 年より現職。Royal Ballet 諮問委員、Dance UK の実行委員、
ロイヤル・オペラ・ハウス 理事。2005 年、英国の文化機関で指導的立場に立つ人物養成のためのフェローシッププログラム
Clore Leadership Programme へ参加。2003 年ダンスに対する貢献が認められOBE(大英帝国勲章)を授与。


◆東京セミナー
日時│2011 年2 月27 日(日) 14:00~16:00
場所│青山こどもの城(研修室906) (「渋谷」駅東口徒歩10 分もしくは「表参道」駅B2 出口徒歩8 分)http://www.kodomono-shiro.jp/access/index.shtml
モデレーター|稲田 奈緒美(舞踊評論家)


◆神戸セミナー
日時│2011 年3 月1 日(火) 19:00~21:00
場所│アスタくにづか4 番館(4F) NPO DANCE BOX (JR 神戸線・神戸市営地下鉄 「新長田」駅徒歩6 分)http://www.db-dancebox.org/06_con/01_access.html
モデレーター|佐東 範一(NPO 法人ジャパン・コンテンポラリーダンス・ネットワーク(JCDN)代表)
大谷 燠 (NPO 法人DANCE BOX 代表)

■入場無料/日英逐次通訳付き

■お問合せ・お申込み
メールもしくはFAX にて、件名をそれぞれ「2/27 東京セミナー申込」、「3/1 神戸セミナー申込」とし
1)ご氏名(ふりがな)、2)ご所属、3)ご連絡先をご記入の上、下記連絡先宛に2 月26 日(土)までにお申込み下さい。

国際交流基金文化事業部 生活文化チーム(下記のHPをご参照)
Tel: 03-5369-6060 FAX: 03-5369-6036 http://www.jpf.go.jp/j/culture/new/1102/02-05.html
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2011年2月24日木曜日

札幌ビエンナーレ

札幌ビエンナーレホームページできました。
http://www.sapporo-biennale.jp/
プロポーサルも募集中。

なお、ビエンナーレプレイベントの詳細は現在ホームページ作成中。でも4月はじめでかなりせっぱつまっています。私はワークショップというなの何かをします。既存のワークショップの枠はかなりはずれていますが、それはそれで楽しそうです。

2011年2月22日火曜日

確定申告

一息ついたところで確定申告というものにとりかかっています。
今年は本当にたくさんの仕事場だったので、それらをあわせて申告したら、どうもお金がかえってくるというではないですか。
説明の本を読み、ネットで検索しながら、レシートの整理。
大変なことです。
レシートほとんどとっていなくて、困ったなあと思いつつ、こつこつやってみています。
おとなって大変です。。。

ケネスさん

アシュフォードさんがさって、一息ついて間もなくケネスさんが来日します。
これは国際交流基金の招きによるもの。(なお、この招聘制度は今年で最後なのだとか)
ケネスさん、過去にロンドンで何度かお会いしていて知っていますが、しかし私が会っても何の話しにもならんと思ったので、川口さん公演とアルテリオチームを紹介することにしました。他に大学の先生を紹介したり。
立場的にはアシュフォードさんの上司。プレイスは学校/劇場/アーティスト支援施設が混ざっているようなところで、その最高責任者にあたります。(アシュフォードさんは劇場担当)もし興味があればセミナーが開催されるということなので、ぜひあってみてください。
http://www.jpf.go.jp/j/culture/new/1102/02-05.html

アシュフォードさんとエアロウェーブ

ダンコレ、TPAMの時期に合わせて来日していたディレクターさんのなかには、仲良しアシュフォードさんもいる。プレイスの元劇場ディレクター、現在は欧州ネットワークエアロウェーブ(http://www.aerowaves.org/)をつくり、その1回目のフェスティバルがもうすぐ。3月の終わりにリュブリアナ(スロベニア)にて。
EUの広がりとともに、ダンスのネットワークも広がり、現在は36カ国だとか(なぜかモスクワまではいっていて微妙だけれど、まあいいか)。600ものDVDをみて5分ダイジェストをつくり、、、というアシュフォードさんの大変さを思うと気が狂いそうだが、ずいぶんと楽しそうにがんばっている。
ダンコレ期間中に開かれたシンポジウムでは(通訳がはいったが同時ではなかったため、非常に時間がかかり内容はあまりつっこめなかった)これができたいきさつ、3年計画、今後の展望について話し、ここまでやって次の世代(ピエリエッタ(フィンランド)やロベルト(イタリア))にまかせたいんだという。あまりに元気そうだからみんな忘れてしまうけれど既に66歳、無理はできない。
前からアジアのネットワークをと言い続けている。
ヨーロッパは航空券の安いところ同士だから可能なのであって、アジアでもできるのではないか?韓国/日本/台湾の3カ国からどうだといいつづけている。昨年もそんな話しをいっていた。ダンスコレクションはどこへ向かうのかということとも関係している。

いつも一緒にいるようだが、意外にも舞台を観ているためあまり話しておらず、最後の日にご飯を一緒に食べた。(居酒屋によろこんでいた)日本の舞台芸術全般の話しをし、木野の現状を話し、どうしようかと相談する。最終的にコミュニティワークは大切であるということになり(これは日本だけではなく英国でもそう。)、ついでに意外にもあのすぎっこがきのの生き延びる方向性ではないかという。ママダンスとすぎっこはおなじライン上にあり、いずれも私ではない身体への大冒険。
それをしながらきちんとしたソロワークをつくり、それらをあわせて上演するという枠組みを作り出す。
全国各地のリコーダーグループにDVD をおくるのだ!とかいっている。
でもちょっとありかも。
リコーダーではないが太鼓というはなしがきていて、そのうちアンサンブルとかになっていくのかもしれない。
どうなる?

TPAM終了しました。

東京舞台芸術ミーティング(略してTPAM) in Yokohamaが終了しました。
今回私はJOUさんがまとめてくださっているIndependent Artist Japanというグループでシェアブースをだしました。なお、それについてはこちらをご覧ください。
http://artistsjapan.blog29.fc2.com/
60代の花輪さん、雪さん(とてもおきれいな方です。普段は青森にいる舞踏家さん)から20代のパギまで幅広い、全く違うジャンルのダンサーたちが集まっていて、それも楽しかったです。スライドショーや映像のまとめたのもつくっていて、それらはJOUさんのがんばりによるものです。ありがとうございます!

IETMとあわせて開催されたこともあり、毎日ヨコハマがよいが続いていてなかなか大変でした。が、たくさんの舞台をみたり、お話ししたりできたのはとてもよかった。世の中には幅広い表現形態があるものです。

作品を売る場として機能していたTPAMが人との出会いの場にかわりつつあるように思いました。従って、作品は売れません(笑)。圧倒的に買う人がいないからです。売る人ばかり。でも、これからの舞台芸術どうしたらいいかということを考えている人たちがこれだけ集まっているだけですごいことだなあと思うのですが、いかがでしょう。

平田オリザさんの劇場法は結構大きな革命で、助成金のシステムや、カンパニーのあり方や作品制作の方向性も変わっていくのかもしれない予感がしました。これについてはまた後日。

もう1つ
英語の普及率がすごいですね。
もちろん舞台芸術というジャンルだからかもしれませんが、ダンサーのこにも英語が話せる子がふえてきています。留学していたとか、様々ですが。
これから最低限の英語ははなせないとという風になっていくような気がします。相変わらずへんてこ英語のママなのですが、ちゃんと勉強しなきゃなあと思いました。

ダンコレおそとダンス終了しました。

写真:古里麻衣





既に毎年恒例になりつつあるダンコレおそとダンス。いつのまにかおそとダンスというなまえになりました。今年は例年よりカオスなかんじで終了しました。
たまたまみちゃったおじいさんが最後までみてくれて、しかも次はいつやるんだとのこと。とてもうれしいことです。いや、これは1年に1回なのだよと話しをしたら、赤れんがにきいたらわかるよね、と来年もきてくれそうな勢い。
終了後もお茶(あるいはビール)を飲みつつ、わきあいあいと過ごしました。

今年はTPAMでブースをシェアしていた花輪さんまで登場。年齢の幅がかなり広がり、それもまたおもしろかったです。写真は後日アップします。(→アップしました。くじ引きダンスもしたのでぜひご覧ください!)


ヨコハマダンスコレクションEx2011
おそとダンス/Outside Dance
2011年2月19日(土)13:30〜
@赤レンガ倉庫1号館前広場
ここ赤レンガ倉庫1号館ではコンテンポラリーダンスのフェスティバルを開催しています。
ダンサー同士の交流を目的としてインプロビゼーション(即興)のダンスイベントをおこなっています。
おおよそ30分ほどですので躍動する身体をご覧ください。
また、興味深いダンサー/音楽家さんなどおりましたらぜひお声をかけてください。ダンスがより一層広まることをいのって。

赤阪正敏(エレキ)
大阪生まれ、京都在住。29歳。男。福祉関係の仕事に従事。大学時代にロックバンドを組み、約10年間ギターを弾く。脱退後はダンサーやアクターと共演したり、絵を描いたりしている。

浅野廣太郎(バリトンサックス)
強烈なインパクトをもつ、”踊れるサックス奏者”。下手なダンサーよりも踊れるダンサーキラー。横浜視聴質などでも演奏活動を多くしています。(written by 木野)http://www.myspace.com/koutarouasano

落合強(パーカッション)
スパイラルのときから、浅野さんとともにお手伝いいただいているドラマーさん。実はお寺に詳しく(お坊さんではありません)、ついでに占星術にも詳しいです。先日木野公演に見にきたときに森下真樹さんにつかまり、気がつけば舞台上で踊ることに。本格的に踊るひも近い?(written by 木野)

歌川雄介(ギター他)
落合さんの友人。きのは今回はじめてお会いします。落合さん曰く「ギターやら色々やります、 エポケーというバンドで月2ペースで活動中の本職は先生です。」

木俣潤(サンプラー、シンセ)
落合さんの友人。きのは今回はじめてお会いします。落合さん曰く「 サンプラーやシンセです。電子音楽を作ってて今度インディレーベルからアルバムを出します。あちこちで活動してます。」

石川亮(パーカッション)
84年東京生 楽器はdr/Per/馬頭琴。近年は音楽活動よりもfilmによる映像作品や展示作品を発表している。3/12(土)武蔵小金井シャトー2Fにて8mm/16mmfilm上映会「smallformat!! ~小型映画の今~」を企画上映予定。

長島大輔(多分ギター)
石川さんの職場仲間。映像仲間でもあり、今回はギターで登場。

ムラカミヒロキ(多分ギター)
石川さんの友人であり、8mm映写仲間。前回くじ引きダンスは歌あり、笛あり。

加藤チャーリー千晴(ヴァイオリン、鍵盤ハ―モニカ)
東京生まれ。小学生からピアノの即興を始める。国立音楽大学卒業。卒業後はダンス、演劇の音楽を制作。現在はクラシックと現代音楽と即興のクロスさせた企画、In the Mistを主催。落語とスヌーピーが好き。趣味は野球の試合を見に行くこと。

石和田尚子(ダンス)
幅広く活動するダンサーさん。3月23、30日に公演予定。 http://www.shoppin-gocart.com/index.html
05年踊りたい盛りの主宰が大学時代の仲間を巻き込み地味に結成。定期的に小作品を発表する。
07年ダンスがみたい!新人シリーズ5でオーディエンス賞受賞。「OASIS+sun℃」で初の単独公演。
その後2年の充電期間を経て、09年D-zoneリレーにて「れみふぁ装」を発表。

進藤ゆり(ダンス)
昨年も参加してくれた、ダンサーさん。ジャズやバレエもできる美しい感じのイメージがあります。本番がちょうど終わったばかり。

黒田なつ子(ダンス)
木野の元教え子。(そういうこというと年齢がばれてしまう)当時から身体がよく動くだけでなく、不思議な雰囲気のある作品をつくりはじめる。ダンサーとしての活動も活発にしていて、梅田宏明さんのところのアシスタント等もしています。 今日夕方のショーケースで作品発表。(written by 木野)

田中美沙子(ダンス)
Cannes Jeune Balletを経て、2005年より、BATIK(batik.jp/)へ参加。国内外多数のフェスティバルに参加、各地をツアーでまわる。近年より、自身の創作活動を本格化。数作品を発表。2010年、横浜赤レンガ倉庫1号館、日本ーフィンランド共同制作プロジェクト、大阪城ホールCONNECTvol.4に参加。主な作品は「眠れぬ花、わたしの園」、「それでもお前は食べるのか」。 今日夕方のショーケースで作品発表。

嶋田勇介(ダンス)
舞踏家。横浜市長者町のアートスペース「CHAP」を拠点に活動中。白井美穂映像作品「Unknown Binding」(飯名尚人撮影)に出演。

後藤茂(ダンス)
大野一雄舞踏研究所研究生。

児玉崇文(ダンス)
ンマツーポスという宮崎のスポーツマンダンスグループのメンバー。コンテンポラリーダンスの普及に努め、学校等でのワークショップ活動も行っている。昨年も参加してくれました(しかも、突然私が巻き込みました)。ダンコレ、TPAMとあわせて参加し、世界のダンスの刺激をうけています。今日夕方のショーケースで作品発表。

JOU(ダンス)
ダンス業界でしらないひとはいない顔の広いJOUさん。即興だけではなく、作品も多数。海外の人とのコラボ作品も多数。旦那さまはマチューさん(音楽家)。あまりにもたくさんのことをしているので、ウェブをチェック。なお、明日ダンコレショーケースにて作品発表。また、24日にも公演予定。 http://odorujou.blog100.fc2.com/

伊東祐輔(ダンス)
JOUさん主催のTPAMのシェアブースでしりあい、そのままひっぱってきてしまいました。男性だけのダンスグループ”おしゃれ紳士”をつくっていたりするほか、デザイナー、イベントプランナー等としても活躍。

木野彩子(ダンス)
札幌うまれ。大学で舞踊教育学を専攻。基本はどこにでもいく、どこででも踊るソロダンサー。のびやかな四肢と生かし,美しい瞬間を作り出す。劇場作品はこの2年ほど照明家とのトライアルから、光と影と闇を生かしシンプルに日本をみせるものが多い。ソロ、デュオともにしずかで緊張感のある時間。社会とのつながりを目指して、一般、高校向けワークショップで様々な身体のありようを模索している。 http://saikokino.blogspot.com

古里まい(写真)
生まれた沖縄、育った長崎、横浜を地にしながら川崎と東京を往復する毎日の中で、駅のホームの端や歩道の縁からあららっ、と体を転がしてしまわないようにと十分に気をつけててくてく、てくてく歩きつつ、ゆめとうつつをゆきつ、もどりつしながら目の前に現れた形を少しばかり頂戴する。掠め取る。ちょろまかす。奪う。ことを今のところの生業としています。石川くんたちとは実は8mm仲間。

御代田直樹(映像)
前回映像をとってくれた御代田くん。本当は映画を作っています。古里さん、上地くんとは渡良瀬アートつながり。この縁があってかめりあ(木野の作品)の映像もとっていただいています。もし興味があればぜひそれもみてみてください。(written by 木野)

飛び入り参加
花輪洋治(ダンス)
TPAMシェアブースでご一緒しており、今回急遽はいっていただきました。実はとても熱いです。現代舞踊協会のえらい先生ですが、(なお年齢的にも私の先生とほぼ同年代)とても気さくなかたです。トライアスロンをなさっているとか。