2010年6月25日金曜日

あざみ野でコーヒーを。

現在あざみ野アートフォーラムでは黄金町の若手アーティストの作品展示をやっています。
http://artazamino.jp/organized-events/special-exhibitions-2/kogane/
(7月4日まで)L PACKのおいしいコーヒーをのむことができます。(通常は黄金町でカフェを運営中ですが、この時期だけエスプレッソバーをだしていて、それがとてもおいしい。もちろんオリジナルのカフェもすてきです。コーヒーの焙煎から自分たちで行なっているこだわりよう。豆も手びき)
今回の展示できのの個人的好みだったのは番外編の北川さんの作品(おそらくオリジナルバージョンの)電球ライト。大きいやつが展示室にありますが、すみっこに隠れてあります。シンプル イズ ベスト。
及びさかもとさんのもぐら。大きな立体です。その作り上げている感じ、私はちょっとすきです。話していても独特のフワフワ感があるのですが、単にメルヘン系に流れない強さがあります。ダンスはなくなってしまうので、形にするその潔さ、少しうらやましいです。

ここのところ身体使い過ぎでちょっとぐったりです。きっと今日はサッカーをみれずに脱落します、、、。

2010年6月23日水曜日

maxBS放送

7月10日
オブセッション(勅使河原さん)、MAX(バットシェバ)、オイスター(インバルピント)の3作品がBS(NHK)で放送されるそうです。

前回神曲のとき日にち間違えてご迷惑をおかけしましたが、今回はイスラエル大使館(内田さん)からなのできっと大丈夫!うちにはBSないのですが、ある方はぜひ録画をお勧めします。

なぜイスラエル大使館からかといえば後者2つはイスラエルを代表するダンスカンパニーなので。オイスターはもう何年も上演続けている名作(ちょっとサーカス系だけれど、好きな人はすき)です。

今後の公演予定/スケジュール

今後の公演予定/スケジュールを改訂しました。
ぜひお越し下さいませ。

7月
アルテリオ(新百合ケ丘)にて
ゆるやかにのびやかなからだをつくる時間ワークショップをスタートします。
毎週金曜お昼前(お時間があれば終わったあとごはんをたべましょう!)
ゆるゆるしにおこしくださいませ。
詳細はHP(http://kawasaki-ac.jp/th/cs/cs10/kino/workshop/)をご覧ください。

4日/11日
山崎広太企画にお邪魔します。
http://wwfes2010.exblog.jp/
ワークショップ、公演等たくさんのことが企画されていてそのうちのNow here danceと世代間の対話というものにでるようです。なお、11日の方は私の師牧野京子も参加します。

10日
現代舞踊展
「その日を摘め」(牧野京子作品)
実は私現代舞踊協会員です。
在研も協会外からでていて、誰も協会の人は私のことを知りません。
しかしなぜここにいるかといえば、2年に一度10分間の牧野先生の作品を踊るため。
そういうわけで、現在私に振りつける唯一の人の作品です。

7月末より9月初めSPACにて振付け助手仕事にはいります。

8月23日
榎本了壱ゼミに出張予定
と、いうのも運動を制限することによって生じる表現の可能性を探りたいということでお声かけいただきました。
Edge(光りによるエリアの制限)、箱女/キノハコノコ(空間的制限、観客の視野の制限)、OVO(実質的に首を絞めていくという意味で物理的制限)、IchI(セットによる空間制限及び、観客の視野の制限)等々やっているもので、たしかに適しているといえば適しているのかもしれません。
何をするかって?それはきてみてのお楽しみです。でも正直あんまりきてほしくない気もします。

10月
23、24日(土日)
赤煉瓦倉庫一号館ホールにて。
森下真樹さんとご一緒ですが、おそらく別プロになるかと。。。
とすれば、二度としないと決めていたフルレングスピースに挑戦することになります。
さあ、私は作れるのか。
まだ模索中です。
長いこと、時間がかかってしまいましたが2003年の受賞者の特典です。私のように(そして森下さんも)個人活動するダンサーがふえていますが、そこからステップアップするのは非常に難しい。今回赤煉瓦さんに助けてもらいながら、はじめの一歩を踏み出してみようと思います。
今回すぎっこリコーダーズさんと一緒に作る作品もありとても楽しみにしています。それに伴い既に毎週杉田がよいが続いています。

2011年
1月
ロルカプロジェクト
札幌どうなってんだといわれそうなくらいばたばたしていますが、密かに進行中のこのプロジェクト。
まさしく草の根のようにみんなの善意で動き始めました。
それにともない年末年始札幌行きになりそうです。

川崎アルテリオクリエーション/WS
今年の劇場使用時期が1月末の一週間になり、その間にクリエーション(照明実験等)及びワークショップを開くことになっています。実際の公演は2011年夏以降になると思われます。


皆様どうぞよろしくお願いします。
この情報は随時更新していきますが、詳細はお問い合わせください。

きについての考察

秋に行う公演はもともと森下真樹さんと一緒に行なうはずだったのですが、森下さんがソロでばしっと1時間ものというので、私もつられて結構大がかりな話しになってきてしまいました。それに伴い、既にスタッフさんを捜したり、チラシをつくったり、舞台環境(客席の設定等)を決めはじめていて、先週から今週にかけて毎日会議という状態に陥りました。

今回の公演に関わるメンバーは今のところ女性がほとんどで、なぜかみんな木がつくことに気がつきました。(しゃれではないです)
木野、森下、高松、榎本、、、
唯一中富さん(男性スタッフ)だけが木がついていません。
ぶっちゃけていえば私と森下さんにはなんのつながりもなく、同い年だということくらいで作風も全く異なります。これまでもありそうで全く接点がなかった2人。(今ではすっかりよく知っている感じがしていますが)じゃあ、なぜ一緒にやるのかという話しになり、そこはちょっと頭が痛いところ。共通項は何か、、、今のところは木しかありません。
木、舞台上に用意しましょうか。
きのこの方がいいかな。
冗談のようですが、結構本気で話しが進んでいます。

次回は冷やしエビワンタンめんを食べましょう(森下さんおすすめのお店が日本大通にあるらしい)ということになりました。

2010年6月22日火曜日

アルテリオゆるやかにのびやなかからだをつくる時間募集開始

きの初の公式ワークショップ

ゆるやかにのびやなかからだをつくる時間

アルテリオにて募集を開始しました。なにせ5組限定なので、超内輪ですが(なお、地元のママさん向けです)、
ANJE(アルテリオは急な坂スタジオや、西巣鴨創造舎と同じ団体が運営しています。副館長さんまで参加してくれました)の皆さんにも実際にうけてもらって、私が普段やっていることをどう表現しようかと考えてみた結果です。
実験的にやってみて今後広げたり、シリーズ化したり、応用できるのではないかと踏んでいます。
簡単なマッサージ、ストレッチあるいは軽い運動からインプロへという流れは、実は韓国の芸術高校でのワークショップでもほぼ同様。(もちろん速度は違うにしても)大切なことは基本に戻ってゆるゆるしてみることではないかと最近は思っています。
ご興味のある方はぜひどうぞ。
http://kawasaki-ac.jp/th/cs/cs10/kino/workshop/


なぜ、子連れなのかといえば、平日の昼という時間帯、カフェの販売促進といった現実問題だけでなく、私の同年代のこたちと話しをしてみたいと思ったからです。私は子供を持っていない(それどころか結婚もしていない)のですが、どんなかなあという素朴な疑問。
そしてままさんたちが引きこもらずに、外へでるきっかけになればいいなあとおもったことからです。

引きこもりが必要なときもあるけれど、できればいいエネルギーの中子どもと接した方がいい。私自身もまた外に開いた人になりたいと思っています。

はじめの一歩会終了しました。

武元賀寿子さんの公演はじめの一歩会終了しました。
通常インプロ色が強いスタジオパフォーマンスなのですが、今回はデラックスだそうで、きゅりあん(大井町の劇場)、過去作品の再演が中心のプログラムとなり、きのがでる機会はほとんどありませんでした。ごめんなさい。
でも、いいダンサーさんがたくさんおりまして、ばりばり踊っていらっしゃいました。

なかでもえみちゃん(柴田恵美)は個人的に好きなダンサーさんで、私の身体とは明らかに違う動物系ムーバーさんです。関節の柔らかさ、動きののびやかさ、運動神経、うらやましい限りです。フランスにいる典子さんもそうなのですが(彼女は更に器械体操というベースがはいる)、そもそも胴回りがちがうのです。
胴回り、簡単にいえばウエスト、腰周辺です。

私は一応舞踊系の学校をでていますが、そこでは落ちこぼれというか、あんまりうまい方ではなかったのは事実で、テクニックというものに今でも苦手意識を持っています。たとえプロのダンサーになっていたとはいえ、今でもそれはかわらず、できないかわりに何ができるだろうと考えることで今まで乗り切ってきました。
今回やっぱり自信がないせいかひいてしまう自分がいて、ダンサーには向いていないとつくづく思いました。
うまいとか下手とかとは関係なく、「わたしをみて!」といえるかどうか。純粋日本人な自分を思い知ります。

たまたまというかなんというか、名前は知っていて接点がありそうでなかったダンサーさんにたくさんお会いしました。妻木さん(宇都宮にスペースをもっていらっしゃいます。ロンドンにも行っていらっしゃったのだとか)、宮本さん(彼女の作品はmokoとedgeをたして2で割って繊細にしたような感じでした。)、飯塚さん(実は大学の先輩にあたるようです。大学院だけらしいので接点はないのですが)はじめまして。これからもよろしくお願いします。

2010年6月17日木曜日

高谷さんのガラコンサート

先日からたびたびでている高谷静治さんのガラコンサートお知らせが届きました。
8月18日17時より青山劇場にて。
ダンス(ダンスビエンナーレ、トリエンナーレ、日韓ダンスコンタクト等)、バレエ(青山バレエフェス等)、ミュージカル(高谷さんの奥様は音楽家で、毎年お正月には一緒に子供ミュージカルを作っていらっしゃいました)、お世話になった人が集い、踊る会になるそうです。

きのは静岡お仕事が終わり次第向かうことになるので、踊る間はないかもしれませんが、
おそらく日本のコンテンポラリーダンスに関わっている人で彼とつながっていない人はいない(ついでに韓国もそういえます)と思うので、お時間ある方ぜひお越し下さいませ。
詳細はお問い合わせ(きのにメールでもかまいません)くださいませ。

8月18日、平日ですが、誕生日だったりしてなにか縁を感じます。

2010年6月16日水曜日

岩間初リハ

火曜日のことですが
岩間市民センターではじめてのリハーサルを行いました。
今回横浜財団つながりということもあり、あいているときに限り提供をうけています。基本は火曜日の午後。
ありがたいことです。

このようなスペースがあるだけでどれだけダンサーたちは助かることでしょう。
今回の私のプランではソロがベースなので何ともいえませんが、あいているスペースを利用してアーティストサポートという手段はないものでしょうか。

私が長いこと収入ないなりに何となく作り続けてこれたのは学校の存在が大きかったです。
ただしそれ故にソロ作品がふえてしまったともいえるのですが。学校、企業の体育館(トヨタ等)、倉庫の一部など。不景気だからこそ、できる可能性もあるのではないかと思います。
よくドイツやベルリンの話しがでますが、スタジオの状況はそんなにすばらしくいいわけではないと思います。空き倉庫を使ってアートスペースにしちゃったとか、スクワットの中にある劇場とか。どんな場所でもダンスはできる。あとは作ろうと思うかどうかなのかもと思います。
たとえ、4畳半でも。
(ちなみにEdgeはおよそ3畳だし、箱女はロッカー一個、図体はでかい割に狭いところ専門なのです)

岩間にて秋の公演の舞台監督の桑原さんとお会いしました。打ち合わせです。
桑原さん初演時のEdgeのときには(ようは私が横浜財団と関わるはじめての会)財団職員でしたが、現在は普通に舞台監督その他を行なっているフリーの人になりました。
それこそお茶大ダンス室窓からはいってくる3分30秒ビデオ(応募ビデオ)から私のことを知っている珍しい人です。
まさかこうしてまたおあいすることになるとは。

長いこと、私は一年スパンで物事を考えていましたが(作品を作るときにも今できること今したいことは何かと考えてきた)、5年10年という時間があることをあらためて考えさせられました。たまたま比較的最近知り合った友人にブログをみていたんだよという話しを聞いて、5年(倫敦の踊子ブログを考えるとおおよそ)、あるいははじめて会ったころからの7年という時間は「やはりあった」のであり、その時間の蓄積を大切にしたいと思いました。
韓国の件もそうですが、思っていた以上に世界は狭く、そしてつながっているものです。

リンパ腺

リンパ腺が腫れています。
原因不明。
今週月曜日からおかしいなと思っていたけれど、だんだんひどくなり現在はあごのよこのところにまるい固まりが2個。熱はなく、風邪の症状もなく、しかし首が動かすと痛い。また肩の方まで固まっている。形状はまるで「食べ過ぎたリス。。」ほお袋じゃないです。。
確かにここ数日不安定な生活を送っているものの、なにが原因なのか。
病院で薬をもらい飲んでみました。

私の周辺にいて変だぞと思った方、うつっている疑惑があるので、気をつけてください。

アルテリオ ママダンス

川崎アルテリオ(@新百合ケ丘)でママさんむけ身体について考えよう講座をはじめることになりました。
金曜日10時半より1時間ほど。そのあとお時間があればそのままカフェでお話しましょうという企画です。
ママさんむけというのは
私の同年代は既に結婚し、子育てに追われており(笑)、どんなかんじなのかなーというリサーチと、ママさんがのびのびするとこどもも元気に育つというオービタルリンクRAYさんの教えを思い出したことからきています。従って、子連れ自由。限定6人(組?)。
ママさんに限らず募集しています。


ぶっちゃけ安いです。500円とか。
でも大切なのはいろんな人とお話してみたい感覚と興味。そこにつきます。


なにせ7月中の3回(その後私はいなくなってしまうので)なのと、カフェのスペースを強引に動く場所にしていることからはげしいダンスはありません。マッサージやストレッチ等。のびやかに動くことはダンサーに限らず大切なことだと思っていて、心地よい動きは美しいと思うので、そんなことをテーマにやってみようと思います。好評であれば続くことでしょう。


ご興味があれば、ぜひどうぞ。


まだHPでも募集していませんが今週末にもでるとおもいます。



2010年6月15日火曜日

混沌と混乱と

私は部屋片付けが苦手である。
特に作品を作っている間は頭の回路の混乱ぶりがそのままでている状態で、どうにもてのつけようがない。これを変に直そうとすると記憶喪失ではないけれど、おかしなことが起き、私はどうにもできない。
で、どんどん悪化していく。
忙しくて整理ができないというよりもそこにおかれたものやおかれた場所に意味があって、それを動かしてはいけないというかんじだろうか。
人のお家にお邪魔するときもちょっと思う。積み重なって、どんどんぐちゃぐちゃになっていっても、それはそれで意味をもつかもしれない。

作品が出来上がると、あるいは時がくると、
きちんとなおっていく。無理せずとも、扉が開く。そのときまではただ、待つのみ。

2010年6月9日水曜日

韓国 イルサン

今回の行き先はインチョンのあとイルサンへ。いずれもソウル郊外。
きのは自力で(しかしイジュウイさんに行き方を教えてもらって)移動しました。
バス停にいって、バスのって、地下鉄のって、おりて、、、。翌日も地元のバス乗り場からバスにのってインチョン空港まで。英語表記がないところもあり、どうしようかと思ったこともあったけれど、なんとか無事に移動できたのは親切な韓国の皆様のお陰。ありがとうございます。

◎ソンヨンさん
今回イルサン郊外にある芸術高校の3年生向けワークショップをアレンジしてくれました。昨年D倉庫で踊ったときのあの振付家さんです。いい人です。見るからに。で、実際、学校でも大人気です。(女子学生さんにソンヨンさん情報をたくさんきかれました、はい。)同い年くらいのはずですが驚くべきことにキーになる人らしく、様々な学校のワークショップのアレンジをしているようです。
その昔2003年の韓国公演Edgeをみているそうです。
私たちはともに高谷さんに育てられたダンサーで、それぞれ全く違う形で踊り続けてきました。イジュウイさんもまた高谷さんの元でお仕事をしていてその頃からの縁です。もういないその人を思い少ししんみりしました。
8月お別れ会があるということで、そのときにまたあいましょうという話しをしました。
なくなって、また人を結びつけ続けている、そんな高谷さんにも感謝したいと思いました。

◎Isira
ソンヨンさんのデュオ作品を踊っていたスリランカ出身、英/仏在住のダンサーに会いました。でも実はどうやって発音できるのかよくわからないまま。いい人。しかしギラギラ具合が他の韓国人たちとは違う。ヨーロッパでたくましく生き延びているダンサーらしいなあと思ったりする。彼は私のフランス在住の知人と古くからの仲良しらしく、世の中狭いと思わせられる。現在は私の教えにいった学校の1、2年生に振付ける授業を受け持っていて6月後半に日本にやってくるのだとか。またあいましょう。

◎韓国の芸術学校舞踊科
今回10名ほどの女子学生さんに2時間のワークショップを行ないました。男子学生は伝統舞踊のパフォーマンスがあるらしく、その練習にかり出され(男性が少ないのはどこでも一緒)居ませんでしたが、終わったあと質問攻めにあい、次の授業の先生にご迷惑をおかけしてしまいました。ガールズトーク恐るべし。
基本的に午前中座学の授業を行い、毎日4つのワークショップ(内容はバレエ、コンテ、伝統舞踊)、場合によってはプラスαで個人教授(振付け等)があるそう。つまりお昼食べたあと私が教えたのは5時半から7時半のクラスでてっきりそれでおしまいだと思っていたら8時から9時半があって人によっては10時半までだと。それは大変!けがしちゃう。
おなかも減るし、集中力的にもかなり厳しい。でもそれをできなきゃダンサーとしては生きていけないとかなり厳しい指導をうけている様子。
ただ、正直に言うと脊椎に怪我をもっている子がいたりして、不安になりました。シンも、ソンヨンさんもそう。とてもきれいなしかも背も高いダンサーさんですがその分負担が大きいのか。若いときのトレーニングによるものなのか。
うちの学校(某国立大舞踊教育学)実技は週に1回90分だったよ。という話しをしたらびっくり!(私もびっくり)されました。
日本にはとても興味があってぜひいきたいと思っているそうで、きっといつかくることになるのでは?と話しました。実際、日本と韓国の交流はふえているし。楽しみです。
なお、学校にはスタジオがあるだけではなく、劇場もあるそうで、そこでソンヨン作品はリハをしていたのだとか。学校という制度はもちろん学生さんを育てるという役が一番ですが、若いアーティストに創作の場を作り出すための1つの方法でもあると考えさせられました。

こんななので、ここ数日はかなりドタバタで、そしてかえってきてぱたりと倒れ込むそんなでした。ちなみに帰国して(ちなみに成田)りんちゃんのダンス(六本木)を見に行き、牧野のリハーサル(溝の口)にでてお家に帰りました。そりゃ、疲れるよ。

韓国 インチョン

今回いったのはインチョンのダンスフェスティバル2010 wiz world dance festivalというもので、元々振り付けコンペの地区代表を決める会があり、その翌日に私を含め韓国の5カンパニーが公演を行いました。
ラッキーなことに前日リハだったこともあり、前日のコンペも拝見しました。

◎インチョンアートセンター
インチョンは空港のある街でソウルではありません。空港のそばに大きな橋がありそれは世界で2番目に長い橋なのだとか。で、そのインチョンの町中にある(しかし空港からは1時間くらい、私のとまったホテルからも20分くらいかかるところでした。)劇場でした。幅15Mときいてどうしようかと思っていたけれど、とても見やすい(キャパ数はおそらく200くらい)いい劇場でした。通常は音楽のコンサート的なものやミュージカルに近い演目もやっているよう。

◎韓国ダンス(コンペ編)
今回は予選で20分、本選は40分で長いものを短くしたせいもあるかもしれませんが、作品のシーン展開がとても多いです。
そして女性群舞(5、6人)があって、男性ソリスト(デュオのこともある)が登場して踊り、女性のうちの一人が髪を振り乱すか服を着替えて登場しソロで踊るか前出の男性とからむかして、そのあと全員が踊るみたいな展開があります。そして必ずお話がある。

前から男尊女卑的な何かを感じていたのですが、なぜに男性こんなに重用されるのか。
実際うまい人多いんですけれど。
驚くのは服の着替え。本選だと全員が3回は着替えるわよとのこと。ありえない。。
装置やら、映像やらこりにこっていて、何事かと私は度肝を抜かれました。

韓国伝統舞踊の創作もあり、伝統舞踊のダンサーの子は結構ハードで、脚にくるのよといっていました。確かに創作伝統舞踊はとぶ時間が長く、(しかも笑顔)これで40分やったら死ぬなあと思わせられました。

◎Celine
今回私の日に参加していたこの一人がフランス人。韓国人と結婚して在韓国。大変だけれど、2人のカンパニーを作ってがんばって活動している。(韓国では英語が話せる人はあまり多くなく、やはり心強い存在でした。ありがとう)
で、この子3月に日本に来てC.I. coのフェスに参加していたんだよという話しになる。おまけに作品の初演は日本(札幌だったりする)、一曲目もasachangだ。8月には勝部さん、鹿島さん(大学の先輩にあたります。私はコンタクトワークが苦手だけれど)が韓国に来るのだとか。すばらしいネットワーク。
おそらくこういう、支えあい、作りあいが今後広まっていくだろうなあと感心。

◎あんさん
空港からホテル劇場へと連れて行ってくださったのはあんさんというインチョンで唯一のアートスペースFOX(ギャラリースペースとバーを併設、不定期ながら新聞も発行している)を運営している方。見た目普通のおばさんだけれど、とてもいい人。大量のキンパ(のり巻き)をくれました。
はじめ間違ってこの人が理事さん(招聘してくれた人)だと思って、和菓子を渡してしまったせいだろうか。チェックアウトのときまで見送りにきてくれた。ありがとうございます。
で、この人の友人でたまたま私たちの会を見にきてくれた人が、パンソーリという韓国の伝統歌謡の歌い手さんで打ち上げの会(アンさんのスペースで開かれた)で感動したからと歌ってくれた。これは本当に見事でした。
帰りに空港でパンソーリのコンピレーションCDをかったら、どうもその人の声が。本当はすごい人だったらしい。

◎イジュウイさん
今回私を招く計画をしてくださったのはイジュウイさん。ちょうど出産時期で韓国に帰国しており、(まだ産んで間もない、体調回復の大事な時期に本当にありがとうございました。2歳になるみゆちゃんもいて、とてもかわいいです。)通訳含めいろいろ助けてくださいました。ありがとうございます。この人いなくては、韓国には来れませんでした。
今回お土産に「もこもこもこ」(絵本)と鎌倉で見つけたはりねずみちゃんを。
はりねずみちゃん、すごいです。パペットだけれど、本当に本物っぽいの。しかもまるまる。
一緒に豆腐鍋を食べました。おいしかったです。

後編にうつります。

かえりました。

お家に帰ってきました。
過酷な旅でした。
普通旅先でブログを書き込みますが、そんな暇もなく、ネット環境もなく、英語話せば韓国語がかえってくる状況で、でもなんだか楽しい旅でした。
とにかく部屋を片付け、体力を回復させる一日です。まだ片付けは終わっていません。
わかったのは私の旅支度は3日を過ぎると同じ量になるらしいことです。3日でも1週間でも一緒。公演用の布、ワークショップ用本等がありましたがそれがなくなったその荷物の量で、いつまでもまわり続けることができるようです。
非常にいろんなことがおきているので、順にあげていきます。

2010年6月1日火曜日

逃避中

現在逃避中です。
韓国いきまでそのまま家出。仕方ありません。
とりあえず終わったら帰ろうと思います。一時避難。(多分)
身体的疲労と精神的疲労とどっちをとるかとなってとりあえずさまようことに。でも日本なので心配いりません。
そういえば長いことそういう住所不定生活だったなあと思い出しました。