2013年5月31日金曜日

おどるからだかなでるからだ

おどるからだかなでるからだ@茶会記
池上秀夫さん(コントラバス)の方との即興セッション。北里義之さん(音楽の批評をなさっているそうです。TIOでもお世話になっています)より写真が届いたのでのせてみます。ありがとうございます。











2013年5月28日火曜日

コールシャンティ定期演奏会

コールシャンティ定期演奏会にいってきました。(5月26日北とぴあさくらホール)
ちなみにさくらホールは客席数1300の大ホール。(私は学連時代にのったことがあります、懐かしい。)メンバー20数人の小さな合唱団ですが、えらい盛大な会でびっくりしました。

コールシャンティさんは巣鴨教会を拠点に活動している合唱団さん。
http://shantey.net/

巣鴨教会「からたち」を再演するにあたりてつだってもらえないかなとお話しにいったのがはじまりで(渡辺牧師のご紹介)、急遽振付けることになり(結構無茶ぶり)、かなり怒濤のスケジュールで歌いおどることになりました。
先日ブログにあげたとおりボディワークで縄跳びを行うグループなだけあって「体育会系」。それでも動きながら歌うのはかなり大変でした。
そもそもパートごとに歌の入りが違うので、ただ揺れるだけでもとても難しいのです。しかも人数がなかなかそろわず(今回OBOGや他の合唱団からの助っ人がたくさんいる)練習もままならない状況だったので仕方ありません。さとうきび畑と島唄の2曲、もともと考えた振付はとても難しく、かえてかえて最小限の振付になりました。個人的にはこれは”振付”以前の気がして、自分の仕事として認めるべきか疑問なのですが、すばらしいチームワークと、やる気で皆さんがんばってくれ、私はとてもうれしく思いました。
終ったあとの打ち上げで野本先生(指揮者)と、もうちょっとなにかできそうだよねというかなんとかしなきゃねという話しになり、またそのうち伺うことになると思います。


数回練習をみてきただけでも杉劇リコーダーずに似た「ただ者ではない」勝負強さのようなものを感じました。最後はお客さんも交えてみんなで歌うなんてことも。なんなのでしょう。これも野本先生の強力なキャラクターによるものなのでしょうか。
こうして出会ってしまったのも何かの縁。今後ともよろしくお願いします。

2013年5月21日火曜日

SPACの子ども達

SPAC enfant(スパックの子ども達という意味のフランス語からくるプロジェクト名)の練習が毎週少しずつ行われており、私は静岡と神奈川を行ったり来たりしております。先日の練習なんかは東海道線で人身事故に巻き込まれ、タクシーと新幹線を駆使していってきました。大変。子ども達も遠くから通ってきており、静岡の広さを思い知ります。(今年はなんと県外から通うことになってしまったメンバーもおり、ますます大変です)
ニヤカムさんがいない間にみんなでできることを少しずつ進め、夏にむけて身体作りを行っていきます。

SPACブログにはこどもたちのかわいい写真が!
http://spac.or.jp/blog/?p=13084



中世という時代について

先日中川つよしさんというリコーダー奏者さんの講演会を聴きにいった。正しくはそこについてくるルネサンス期のダンスをやってみようのコーナーに心惹かれていったのだけれど、とても興味深い。
中川さんの講演内容はエスタンビーとイスタンビエッタの違いについてであり、音楽ど素人の私としてはかなりよくわからない世界であったものの、そこで見せていただいた図像の数々はかなり面白かった。
ローマ時代以降ルネサンスまでのかなり長い時間というのは「暗黒の中世」とも呼ばれ、資料も少なくわからないことが多い。ルネサンス期にこれば楽譜などもでてくるがその前の音楽はどんなだったろうかと考えるとやはり図像をみて想像(創造?)するしかない。楽器の形も変化している。それらを復元したりすることもある。音楽でこの状態なのだからダンスも同様である。
これは日本の場合も同様で私が興味を持ってしまった白拍子なんていうのも、後に描かれた絵巻物の絵を見ながらこうだったのではと推測するしかない。またその後派生してできた踊りをもとにさかのぼっていくという作業をおこなっている。

ヨーロッパ中世の見せていただいた図像によれば日本でいう河原乞食的存在ジョングルールの様々な振る舞いが見て取れる。服装などもかなり特徴的で、差別化を図っていたのではないかと想像される。(これは日本でもほぼ同様)当時もアクロバット的な動きはかなりはやっていたようで(というかよほどインパクトに残っていたのだろう)謎のバク転とブリッジがたくさん描かれている。サロメのダンスだってバク転している。
謎のと書いたのはそれが本当にバク転だったのか疑問であるからで、明らかにおかしい関節の曲がり方をしていたためである。そもそも身体の比率的にもかなりおかしい絵が多く、小学生の落書きのような感じのものも多い。身体を見る、描写することを禁じられていた中世期らしいエピソードでもある。
何度もキリスト教下で禁止、否定されてきたがそれでも踊りがやむことはなかったという。

肝心のルネサンスダンス(?)はシンプルで楽しかった。やはり難しくないのに限る。ステップが中心ですぐに覚えることができる。身体表現の授業に使うには音楽が複雑すぎて無理そうだが、いろんなダンスをちょこっとずつ試してみるのは面白いと思う。

おどるからだかなでるからだ

おどるからだかなでるからだ

池上秀夫さんとのセッション無事終了しました。
見に来てくださった皆様ありがとうございました。平日月曜日の夜だというのに、様々な人がきてくださり、しかもなぜかダンサーが多く、おそれおおかったです。

雨も降っているし体調的にもなかなかあがらない中がんばったし、楽しかったけれど、まだもう少しいけるんじゃないかという印象。憑くところまではなかなかいかないです。

親指ダンスをわすれていたので、あの繊細さ、いつか起こさねばと思います。

TIOにもよくきてくださっている北里義之さんがFacebookの方に写真をあげてくださっています。が、私はまだもらっていないので、そのうちアップしますね。


2013年5月20日月曜日

茶会記おどるからだかなでるからだ

コントラバス奏者の池上秀夫さんのお誘いで茶会記にておどります。
完全即興、初顔合わせ。
左手親指の付け根の動脈が「おどります」といっています。
30うん年生きていますが初めて気がつきました。
右手はそんなことはいってませんが、これは親指の踊りをおどらねばなりません。
お時間ある方はふらりとお立ち寄りくださいませ。

2013年5月3日金曜日

SPAC舞台芸術公園

SPACの舞台芸術公園の宿舎にくらしております。
ちなみにそこからの景色はこんなかんじ。
いくつか建物があるのですが、私が暮らすのはいつもC棟。山の中なのがよくわかります。したの方になにやら棒のようなものが見えますが、、、

これ、タケノコです。というか毎日すごい勢いで伸びていて、3日くらい前にきたときには草むらの影で見えなかったのに、こんなに大きくなりました。あと4日でどこまでおおきくなるのだろう、、、

稽古場(今年はboxシアターで稽古をしております。ちなみに楕円堂はクロードレジ「室内」の仕込み中です)からの光景。茶畑です。ちなみに昨日は八十八夜でしたね。
静岡の人にとってはお茶はとても大切なようで、テレビの天気予報でも主なお茶の産地の予報です、明日霜はおりませんなどときくことになります。昨日歩いていたら「日本平茶はやぶ北の発祥と書かれたのぼりを発見。」確かに周りは茶畑に囲まれています。
富士山もそのうちアップしますね。


(追記:5月8日)
家の前のたけのこはぐんぐんとのび、結局こんな感じになりました。1日に1メートルくらいのびるかんじ。もう私はかえってきてしまったのですが、、、・既に画面にはいりきれません。



2013年5月1日水曜日

ニヤカムさんがやってきた

ニヤカムさんは昨日到着。
早速テクニカルミーティング(with 映像のニシモトタロウさん@スカイプ)がスタート。

制作鶴野さん曰く、ニヤカムさんの姿を見ると「ああ、今年もこの季節がきたと感じる」と話すくらい「夏」の人。長旅だった疲れも見せず、子ども達にまけずおとらずのハイテンションでミーティングを乗り切る。
(ただし翌日以降だいたい時差ぼけに悩まされ5日くらいは調子がでないのが常。ちょっとかわいそう。)
スーパーで大量の食料品を買い込み(今回は1週間ほどの滞在)、牛丼屋さんMによってかえる。ニヤカムさんは牛丼が大好きで(今回はちょっと韓国テイストをためしてみることにした)毎年、毎来日ごとに必ずいく牛丼屋さん。アフリカのご飯にも白いご飯にお肉と野菜をにたものをかけて食べるものがあるらしく、ちょっと懐かしい気がしてうれしいのだそう。

4年目のシーズンいよいよスタートです。

本日はテクニカルミーティングのあと、子ども達の到着をまって練習の予定。