2016年9月12日月曜日

上から見るか下から見るか

修士論文を書いている時にふと劇場形態の変遷についてみることになった。
ルイ14世の頃は皆が同じ高さで、王様を囲って円のようになって歩くような踊りであったらしい。その中心で王様は太陽として輝くのだそうだ(それゆえ、彼は太陽王と呼ばれるようになった)。
ついでにいうと当時バレエは身体を鍛えるのに欠かせないもので、うまい踊り手は強いという意味も含んでいた。どうしてもルイ14世はおどりバカ的なイメージを持たれてしまうが、そんなことはなかったらしい。
そのようなフォーメーションダンスも見る人と見られる人に分かれるようになる。観客が登場することでだんだん見えが良くなるように工夫され、結果的に見る人は見下ろす形になったという。そのうちルイ14世も踊らなくなり(お年のせいでしょうか、自分は踊らず人に踊らせ見る側にまわる)、うまい舞踊家を作り出すことを考えるようになっていったという流れ。(職業舞踊家の誕生)
俗に言う額縁舞台(プロセニアム)になるのはもう少し後の話。同じ高さから上から見下ろすようになり、前(正面)ができ、暗闇にまぎれていく。

今回病院だったこともあり生と死が大きなテーマになっていて、それはまた後日書かねばならないが、もう一つ視線について考えていた。
小部屋の部屋はひとつを見ると他の部屋で何が起きているかはわからない。
見えることが全てではなく、見えないからこそ私たちは想像する。
また私たちはその見るという行為によってすでに対象を取捨選択している。実際の生活でも2つのことを同時にできない(できる人もいるけれど)。同じように同時並行で物事は進むが、常にすれ違ったままかもしれない。
写真や映像は私はこういう風に見ていますといって切り取る。でもそれは一つの見方であり、もしかしたらその場にいるあなたはまったく違うものを見ることになる。
パフォーミングアーツやライブの音楽、ダンス、演劇などは毎日変化していくが、同じ時に見ていたとしても見ているものはまったく異なるかもしれない。

だから終わった後に話したり、考えたり、人と過ごすとより面白い。
そして私が考えた意図なんてはるか超えたところでまったく異なる何かを発見してくれる人に出会ってしまえたらちょっと嬉しい。

刺激を受け取るだけではなく、想像力が必要になるからちょっと疲れるけれど、見えることは全てではない。そして見えないことの中に本当に大切なものはあったりする。


その昔まだ学生だった頃、高校時代の友人と舞台装置の話をしていた時に「夏の夜の夢」だったら上から見下ろす感じいいよねと話したことを覚えている。(その時の友人2人は二人とも照明家になった。当時から見せ方のプロだったとも言えるし、既にそういう傾向があったのかと最近思う)観客は神様のように上から見下ろす。神様の目線。いつか惑星ダンスを作るんだったら上からと下からと両方の視線を作りたいと思っていた。今回は短く終わってしまったけれど、重要なポイントだと私は思う。コンテンポラリーダンスとはものの見方、捉え方。もちろんいろんな人がいていいけれど、箱女くらいからずっと同じようなことを言っているような気がする。


Mobius東京 プログラムノーツ

東京編
求道会館
創立者近角常観が浄土真宗の信仰に基づき、仏教によって結ばれる人々の交流を願い建設した教会堂。優れた歴史的建造物として東京都の指定有形文化財になっている。http://www.kyudo-kaikan.org
1階の講堂、2階のアーチ型回廊の両方を用いて作品を展開し、シカゴ公演へとつなぎます。原型となる”En attendant,,,,,”(2015,木野彩子ソロ),CMCレジデントアーティスト加藤文子によるダンス作品も合わせての公演。
出演: Chicago Moving Company
    森重靖宗(チェロ),
    横山祐太(トランペット),
    木野彩子
照明:加藤泉
映像撮影:中川泰伸
協力;吉福敦子、蔀健、日本基督教団巣鴨教会
鳥取編映像:佐々木友輔(鳥取大学地域学部附属芸術文化センター)
日時:2016.9.2 7:30PM(開場は開演の15分前)
場所:東京都文京区本郷6丁目205号(本郷3丁目駅徒歩7分)
料金:3000円(学生2500,当日500円増)
主催:Chicago Moving Company/木野彩子
supported by MacArthur Foundation(マッカーサー財団国際交流基金)、芸術文化振興基金 

此岸より
 blue fish -reveal-
  (シカゴ市文化庁助成2017春初演予定blue fishより抜粋)
  振付・出演加藤文子
音楽: Christian Walfarth, György Ligeti
blue fish。深海に住むその存在さえ未知の魚。福島の原発事故から5年。原発再稼働、2020年東京オリンピック、憲法改正案。経済成長の為に続く自然破壊と命の犠牲。人もまた自然。こころとからだはどこまでバランスが保てるだろう。転換をもたらす動きのチカラを信じて。
彼岸より
 En attendante,,,,,2015
構成、出演:木野彩子
楽曲提供:上地正彦(Amanogawaのテーマ)
Freistil( Berlin Tantz fabrik)、カトルカール(東京セッションハウス)で上演した作品をMobiusの原型ということで再構成しました。構成上森重靖宗(チェロ)に出演いただきます。
 Mobius
 2階:HOSPITALEの部屋の記憶を辿るということ。(音楽構成:森重靖宗)
  個室:加藤文子
  図書室:レイチェル バンディング
  地球儀のある部屋:カーラ ベルトゥチェンコ
  配膳室:ジェシー ヤング
  滑車のある部屋:プレシャス ジェニングス
  地から呼ぶ声:横山祐太(トランペット)

1階:Mobius ここにはない彼方の世界

Mobius鳥取 photo and film


映像:佐々木友輔(鳥取大学芸術文化センター)



写真:田中良子




Mobius鳥取 プログラムノーツ

Mobius
 Dance and Music series
 collaboration betweenChicago Moving company and 木野彩子 

HOSPITALE 鳥取
2016.8.27/28 6:30PM

求道会館 東京
2016.9.2 7:30PM

Hamlin Park Theater シカゴ 
2016.9.22/23 
ごあいさつ
 私は踊る時に何者かに動かされていると感じてきました。それが音楽の時もあればその場所の持つ雰囲気であったりもし、おそらく人によってはそれを神といい、私の中のもう一人の自分といい、私は常にそんななにものかとともに生きてきました。
 演劇が人との対話と言葉の力により社会とは何かを生み出していく作業であるならば、ダンスはそのような感じ取ってしまったなにものかを表していく、そんなものです。目に見えない、言葉にならない何かを私はずっと見つめています。

 メビウスの帯(輪、Möbius strip)はドイツ人のアウグスト・フェルディナント・メビウスが思いついた一回転ねじってある帯です。ご存知の通り永久に続く円運動です。フランス人のチェリストHugues Vincentとのトライアルで、彼のアルバムメビウスの鳥から名付けられました。(なお、そのアルバムで共演している鉢屋真紀さんとも作品を作ることになっています)四谷3丁目の小さな喫茶店から始まった音楽とダンスの関係性を探るこのシリーズは上地正彦(ピアノ、バスクラリネット)、中沢れい(ダンス)などを巻き込み、これまでフランス、ドイツ、札幌など転々と移動しながらパフォーマンスをしてきました。音楽家だけが音を出しているわけではない。ダンサーの声や足音や、衣装の擦れる音もまた音楽だ。ダンサーだけが踊っているわけではない。音楽家もまたそこに存在し時には動くこともある。そして相互に影響を与え合っている。ニーチェが指摘するまでもなく、音楽とダンスの関係性はおそらく永遠に切っても切れない縁と言えることでしょう。交わらないからこそ永遠に続く。メビウスの表と裏は追いかけあっても決して出会うことがないようにこのDance and Musicはずっと考え続けていくのだと思います。

 さて、この企画書を書いて提出し、一安心した頃、気がつきました。Mobiusと書いていることに。点々がない。Möbius stripはドイツ語でした(Huguesはベルリン在住なのです)。永遠回帰しそびれたこの帯はどこにつながっているのか。鳥取、東京、シカゴと3つの会場の場所の力を借りながら、メビウスの輪のおそらく真ん中に向かって覗き込んでみます。石炭袋の中のような真っ黒の闇に向かって、おーいと呼び続けるそれもまたダンスなのです。

 ダンスの見方に答えなどありません。
 思いついたことを感じたことをそのまま受けとめて、もしできれば私に聞かせてください。その言葉がもしかしたらこの帯の謎をとく鍵になるかもしれません。


木野彩子
 

鳥取編
HOSPITALEプロジェクト
鳥取市中心地にある横田病院跡地をアートギャラリーとして活用、展覧会、パフォーマンス、ワークショップなどを開催している。

 病院内の小部屋を移動しながら見ていきます。ワークインプログレスとしての公演。(東京、シカゴ公演の原型となります)

 出演: Chicago Moving Company,
やぶくみこ(パーカッション),
森重靖宗(チェロ),
横山祐太(トランペット),
 構成、照明デザイン:木野彩子
 映像撮影:佐々木友輔(鳥取大学地域学部附属芸術文化センター)
 写真記録:田中良子
 協力:赤井あずみ、藤木美里(HOSPITALEプロジェクト)

 日時:2016.8.27/28 6:30PM(開場開演同時刻)
 場所:鳥取県鳥取市栄町403(鳥取駅徒歩7分)
 料金:1500円(当日2000円)

関連企画 
アメリカとシカゴのダンス事情について聞くトークイベントを開催。
2016.8.24 7:00PM場所:HOSPITALE













東京編
求道会館
創立者近角常観が浄土真宗の信仰に基づき、仏教によって結ばれる人々の交流を願い建設した教会堂。優れた歴史的建造物として東京都の指定有形文化財になっている。
1階の講堂、2階のアーチ型回廊の両方を用いて作品を展開し、シカゴ公演へとつなぎます。原型となる”En attendant,,,,,”(2015,木野彩子ソロ),シカゴ在住のCMCレジデントアーティスト加藤文子によるダンス作品”Blue Fish”も合わせての公演。
 出演: Chicago Moving Company
    森重靖宗(チェロ),
    横山祐太(トランペット),
    木野彩子
 照明:加藤泉
 楽曲提供:上地正彦「Amanogawaのテーマ」
 映像撮影:中川泰伸
 協力:蔀健、日本基督教団巣鴨教会、
  日時:2016.9.2 7:30PM(開場は開演の15分前)
  場所:東京都文京区本郷6丁目20番5号 求道会館(本郷3丁目駅徒歩7分)
  料金:3000円(学生2500円,当日500円増)

シカゴ(アメリカ)編
 円形、半円形と変化をしながら最終的には劇場にての公演を行う。木野の代表作となる”Edge”(2003,2010),CMCダンサーによるダンス作品も合わせて3作品の公演。木野にとって初のアメリカ公演。
 出演:Chicago Moving Company
    やぶくみこ(パーカッション)
    横山祐太(トランペット),
    木野彩子
 日時:2016.9.22/23 7:30PM
 場所:Hamlin Park Theater


主催:Chicago Moving Company/木野彩子
共催:鳥取大学地域学属芸術文化センター
   Hospitaleプロジェクト
supported by MacArthur Foundation(マッカーサー財団国際交流基金)
   芸術文化振興基金 





出演者プロフィール
Chicago Moving Company (CMC) 
Karla Beltchenko, Rachel Bunting, Precious Jennings, Ayako Kato, Jessie Young
 今年 43周年を迎えるChicago Moving Company (1972年、前芸術監督ナナ・シャインフラッグにより発足)は、シカゴで最も著名なカンパニーのひとつ。NYタイムズ紙で「大胆、且つ荘厳...桁違いのエネルギー」と評される。その革新的な芸術性とパワフルなパフォーマンスにより、現在までにNational Endowment for the Artsより4度の振付奨励金、Chicago Dance CoalitionLifetime Award, 及び2014年のNew Stages for Dance Award等を受賞。またベルリン、サルバドール(ブラジル)、ウランバートル(モンゴル)等にツアー、シカゴ・シンフォニーとの共演、シカゴ大学オリエンタル・インスティテュート、ロヨラ大学等より委嘱され、コラボレーションを行う。2007年より、モンゴルとの文化交流を芸術評議会、またダンサーを通じ展開。ウランバートルへのツアーを始め、2013年には、モンゴル人ダンサーOdbayar Batsuuriを国際アーティスト・イン・レジデンスとして受け入れた。2013年、CMCは年間を通じ様々な40周年記念イベントを実施し、国内外の著名なカンパニーがプロデュースされるDance Center Columbia College のシーズンにて記念公演を行う。今回の木野彩子との交換は、2016MacArthur Foundation International Connections Fund (マッカーサー財団国際交流基金)の受賞によって実現。本作品は、新芸術監督カーラ・ベルチェンコ率いるCMC初の国際委嘱作品となる。1995年以来、CMCはアーツ・パートナー・イン・レジデンスとしてHamlin Park Theaterにて活動を続け、地域貢献を目標としたダンス施設として、たゆみない発展を続けている。

カーラ・ベルトチェンコ Karla Beltchenko

舞踊家、振付家。Chicago Moving Company芸術監督。2010年よりChicago Moving Companyメンバー。2015年英国ロンドンにて、Trinity Laban Conservatoryより芸術学修士を取得。米国、イギリス、イタリアにて作品を発表。ダンスビデオ作品に傾倒し、実験的スタイルにて作品を発表。NET (Network of Ensemble Theatres)の主催によりシカゴ現代美術館、シカゴ・コロンビア大学において行われたMovement Exploration in the Cinematic Mediumにてプレゼンテーションを行う。


レイチェル・バンティング Rachel Bunting
舞踊家・振付家。2002年よりChicago Moving Companyメンバー。シカゴ・コロンビア大学演劇学科講師。フェルデンクライス認定講師。2004年よりダンスカンパニーThe Humans芸術監督。イメージの世界を現実として動きで顕す独特の作品世界はMagic Realismと高く評される。Movement Researchジュッドソン教会パフォーマンス(ニューヨーク)、ニューヨークThe Joyce Theater、The Dance Center Columbia College Chicago主催A.W.A.R.D.Show!等にて作品を発表。2011年Chicago Dancemakers Forum ラボ・アーティスト・アワード受賞。2004年よりChicago Moving Company Hamlin Park Fieldhouse劇場アーティスト・イン・レジデンス。

プレシャス・ジェニングス Precious Jennings

アイオワ州出身。舞踊家・振付家。2009年よりChicago Moving Companyメンバー。シカゴ・コロンビア大学演劇学科講師。ヨガ講師。マッサージセラピスト。2004年よりThe Humansと、またニューヨーク在住のK.J.Holmes、シカゴにて加藤文子、Julia Rae Antonick等とダンサーとしてコラボレーションを行う。2015年、Links Hall LinkUPアーティスト・イン・レジデンスを受賞。近年、Body-Mind Centering (tm) や、演劇の Lucid Body(ルーシッド・ボディ) Technique、及び Grotowski (グロトフスキ)に基づく手法を取り入れ、ヴォーカル、演劇身体表現、解剖学の知識を発展させたダンス作品の制作に取り組んでいる。

ジェシー・ヤング Jessie Young

舞踊家、振付家。写真家。イリノイ大学アバナ・シャンペーン校ダンス学科芸術学修士。写真、ビデオの手法を取り入れ、アスレチックな作品づくりを行う。現在までにFringeArts (フィラデルフィア), The Current Sessions (ニューヨーク), Festival International de Teatro Susana Alexander (メキシコ), Fleet Moves Dance Festival (マサチューセッツ州ケープ・コッド), The Domestic Performance Agency (ニューヨーク) 等にて作品を発表。 ダンサーとして、11を超えるカンパニーと米国内外で公演を行う。jessie-young.com

加藤文子 Ayako Kato

舞踊家、振付家。キュレーター。1998年よりAyako Kato/Art Union Humanscape芸術監督。ミシガン大学ダンス学科芸術学修士。現在、米国シカゴ在住。人間の心身に内在する自然、自己と他者の重力の感得に着目し目に見えない物を動き・舞踊を通し顕す。現在までに振付40作品を創作。50を超える音楽家との即興コラボレーションは100回を超え、米国、日本、ヨーロッパにて発表。その舞踊作品は、NYタイムズ、シカゴ・トリビューン紙等にて高い評価を受けていいる。2010年よりChicago Moving Company Hamlin Park Fieldhouse劇場アーティスト・イン・レジデンス。www.artunionhumanscape.net



森重靖宗(チェロ)www.mori-shige.com(鳥取・東京)
チェロ奏者、即興演奏家。東京在住国内外の数多くの音楽家や舞踏家等と共演。アコースティック楽器の可能性を広げて奏でられるその様々な音響は、繊細かつ豊かで独特である。時に自作曲のチェロによる弾き語りや、ピアノを使った演奏なども行う。灰野敬二率いるバンド「不失者」ではエレキベースを演奏。

横山祐太(トランペット)(鳥取・東京・シカゴ)
  トランペット奏者。即興演奏を主体に札幌にて活動中。ヨーロッパ、アジアなど、国内外のミュージシャンとライブやツアーを行う。音楽家以外にもダンサーや舞踏家との共演も多く、田仲ハル、小山彰太等と共演。

やぶくみこ(パーカッション)http://mukubaynooto.jimdo.com (鳥取・シカゴ)
  打楽器奏者/作曲家、岸和田生まれ京都在住。ジャワガムラン、ダルブッカ、瓦などのを演奏する。演劇やダンスとのコラボレーションや環境と対話する即興音楽を中心 に活動中。淡路島にて瓦の音楽プロジェクト進行中。京都のガムラングループスカル・グンディス主宰。


木野彩子(振付・構成)http://saikokino.jimdo.com 
  札幌生まれ。幼少よりモダンダンスを始める。お茶の水女子大学にて舞踊教育学を専攻。卒業後は牧野京子のもとで学び、ソロを中心に自らの身体と向かい合った作品作りを行う。”Edge”Yokohama solo duo competition2003横浜市芸術文化振興財団賞を受賞。以降日韓ダンスコンタクト、ネクストウェーブダンスなど横浜、東京、ソウルで作品発表を行なう。 2004年より文化庁在外派遣研修員としてパリで研修、2005年よりロンドンにてRussell Maliphant Companyのダンサーとして活動。 The Place Prize 2008のコミッションをうけて制作した作品”IchI”は好評をえた。2009年より神奈川と札幌を拠点に日本での活動をはじめる。川崎市アートセンタークリエイションサポート事業対象アーティストとしてワークショップとダイアログから映像を制作するAMANOGAWAプロジェクトをたちあげ、現在も全国各地へ運ぶべく活動を続けている。

指導者として大学短大で身体表現教育に携わる他、子育て世代及びシニア向けワークショップ、中高生向けワークショップを展開、ダンスを一般へと広める活動を行っている。静岡舞台芸術センター(SPAC)のSPAC enfantプロジェクトタカセの夢””Angels”2010年よりカメルーン人振付家メルランニヤカムの振付アシスタントとして参加している。

2016年より鳥取大学芸術文化センター講師。