2011年5月4日水曜日

杉劇リコーダーず

杉劇リコーダーずというグループはとてもかわっている。
小学生(現在は中学生もうけいれている)とゴールデンエイジ(58歳以上)から構成されているリコーダーグループというのは全国でも珍しい。
そもそもどうしてその年齢の組み合わせになってしまったのか疑問は多いがかれこれ5年。今では磯子区(横浜市)のみならず県外公演におよばれするようにまでなってしまった。
館長さん(なんと劇場の館長さんがピアノを弾く)や杉田劇場スタッフ(なんとここの職員のほとんどはクラシック音楽経験者)の多大な努力によるものではあるが、この年齢差がまた大きな力となっているのだと思う。こどもたちは事務所を駆け回り、大人たちは時に厳しく、時に時間をかけ練習をし、なんだか訳が分からないけれど、何となくまとまってしまう「カオスな集団」(指導者の吉澤先生談)。
館長さんの声かけにより、磯子でジャンベを教えている人たち(かめりあのとき森下さんがうけにいったワークショップ主宰者)、磯子で活躍するおやじバンドの方々(でも今回は写真撮影係。これが本業)、イラストレーターさんなど多くの人が集い、観客も磯子区長から消防署の方まで幅広くリコーダーの公演とは思えない顔ぶれ。年齢層も子供たちの兄弟、友達から年配の方まで。出演者も8歳から80歳までいるのだからあたりまえか。
昨年の作品「こどもたちのうまれるとき」は彼らのレパートリーを使っていることもあり、リコーダーだけではない表現力のある「杉劇リコーダーず」を目指すべく、再演を続けてくださっている。そろそろリコーダーもふくけど、歌って踊ることもできるよとなるだろう。
ますますカオスなリコーダーず。
なお、人数も増えてきて、現在は赤煉瓦の舞台のときの倍の人数で半分の舞台で踊るという状態。

さらなる再演として8月と11月になる見込み。
また、ときどき体操(?)を教えにいくことになりそうです。
すっかりまきこまれてしまっているのかも。。。

ゴールデンウィークは静岡におります。しばらくおやすみでございます。

0 件のコメント:

コメントを投稿