2011年5月4日水曜日

石狩支部高校演劇部合同公演ワークショップ

10うんねん前、私がまだ高校生だった頃、石狩(札幌周辺)の高校の演劇部は毎年2月に合同で公演を行っていました。教育文化会館大ホール。結構大きな舞台で、しかも有料の公演。おおよそ100人ぐらいの演劇部員が毎日のように各学校に集合し、衣装、大道具すべて手作りの公演を作り上げるというビッグプロジェクトです。
なお、私の年はジロドゥ、シェークスピアと海外ものしかも大作。装置つくりがいがあったなあ。でもこのおかげでシェークスピアかなり読みました。原文じゃないけれど。イギリス滞在中に役立ちはしなかったけれど、グローブ座に親近感を持つくらいは役立ったかもしれません。
私が卒業して数年経ってその仕組みはなくなってしまい(顧問の先生方の負担も大きかったし、世代の交代も大きな理由でしょう)ましたが、今でもその当時活動していたうちの何人かは演劇を続けており、プロの照明家、演出家、役者になったものもいます。
それから数年を経て、もう少し小規模でも各学校のレベルアップになるようにと再開しはじめ、今年「じぶんをひらくためのワークショップを」ということでよばれて出張してきました。おおよそ60名。(なんだか急にふえた気がすると顧問の声笑)午前中は彼らの活動をみながら一緒に動かさせていただき、午後の時間にワークショップ。

石狩は1970年代、80年代は全国優勝を連続してとっていた地域で、その当時の顧問の先生(既に定年はなさっていますが)、先輩がたが結構がんばっているのが特徴で、今回も戯曲は本山先生、練習ではしょうさんにお会いしました。(とかいてわかるのは元石狩演劇人のみ)脈々と続く歴史を思うと驚きです。
もし、もと演劇部で札幌に帰る機会がありみる機会があればのぞいてみるとおもしろいかもしれません。ただ、公演場所はポルトホールなるところで教文ではないし、雪祭りシーズンでもないですが。ぜひ。

0 件のコメント:

コメントを投稿