私がロンドンにいる間お世話になっていた振付家Russell Maliphant(ラッセル マリファント)が来月きます。シルヴィーギエムさんのパートナーとして有名になった彼ですが、とてもいいダンサーさんです。当時ギエムさんはラッセルさんとじゃなきゃ踊りたくないといったほど。
ラッセル/シルヴィー/ルパージュ(映像の魔術師、元々は演劇の方ですが、映像を駆使した作品を創ることで有名なカナダの演出家)の3人による「eonnagata(エオンナガタ)」です。
正直に言います。
私は初演時ロンドンでみていますがちょっとやばかったです。
この世界の3大有名人みたいなプロジェクトなのに、今ひとつ盛り上がらず、ダンスともいいがたく、しかも日本をテーマにしていて、「着物」(スティーブマックイーンデザイン)「チャンバラ」(効果音付き)などもでてきて、私は間違って日本を伝えてしまったのではないかと思った記憶があります。大丈夫だろうか。。。そして元々日本テーマということもあり、当然日本に売り込むつもりだったはずだけれど時間がかかってしまったのも、初演時のレビューがあまりよくなかったせいだろうと踏んでいます。(ほとんどのレビューが3つ星、中にはギエムさん公演なのに2つ星も(涙))
が、3年近くが経過し、ルパージュ作品のほとんどが上演ごとに驚異的スピードで変更を加えていくこと、3人の技術レベル、スタッフのレベル(照明はマイクです!)もすばらしいことを考えるときっとよくなっていることと思います。そう信じたいです。
どのように変化しているか、気になるので、私はおそらく見に行きます。
たまたまですがラッセルのビッグな誕生日(イギリスでは10年ごと、並び年には大きなお祝いをする)も公演中に含まれているので、ダナ(ラッセル奥さん)もくるとのこと。久々の再会が楽しみです。
しかし、それも作品次第なので、ぜひともいいものがみたいものです。
11月17から20日@ゆうぽおと
http://www.nbs.or.jp/stages/1111_eonnagata/index.html
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