明日はゲネ、あさって明々後日が本番。
そんな追い込まれた中、実は子どもたちの学校がスタートしてしまう。
現役中高生の彼らは当然学業優先。学校に行ってそのあと向かってくる(学校によっては今週末までお休みのところもある)。遠方の子もいるためかなりしんどい。タカセの夢の初年度つまり今から6年前は9月のはじめの週(たしか9月4日)が初演だったはずなので、それから比べると丸1週間夏休みは短くなったらしいことがわかる。
毎年子どもたちの学校のスケジュールを見ながらどんどん学校が忙しくなっていることがわかる。脱ゆとりといわれて久しいが、この数年学校の授業、夏期講習など拘束はどんどん厳しくなっているように思われ、現スタッフ(20代から50代まで幅広い)も自分の学生の頃はこうだったなどと比較し始める始末。
がんばれこどもたち。
おとなたちはこどもたちのかえったあと毎日よなよな準備にいそしむ。衣装ぬいぬい、帽子染め染め、そして照明のために踊り始める(?)。
タカセの夢の確か2期生初演時のあと宮城さんは「みんなは大きな船にのっている。ちょっとやそっとの嵐ではこわれない頑丈な船」と、航海に例えたが、今回はみんなで「大丈夫かな」「でもいくしかないんじゃね」「えー」っとおろおろしながら模索している状態。そしてそれは子どもたちだけではなく、おとなも一緒。毎日変更、変更、トライアルの連続。
さて、ちゃんと船動いてくれるんでしょうか。
横山義志さん(SPACの文芸部)が通し稽古を見に来た感想を書いてくださいました。
金子みすずの「みんなちがってみんないい」ではないですが、だれひとりがかけても動かない、だからこそみんなが自信を持って踊るそんな場でありたいと思っています。
http://spac.or.jp/blog/?p=20102
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