2014年7月28日月曜日

タカセの夢 アフリカへの道④全員集合 (追記2014.7.30)

タカセの夢
稽古は前からはじまっているのですが、やっと全員が集合。
今時の中高生は皆学校などがあり忙しいのです。
いつも以上にパワーアップして「10本の指はみんなバラバラでもみんなで一つ」のニヤカムさんの言葉を思い出します。
今日の稽古では10人それぞれの目標を話してもらいました。

全員集合の練習風景はこちら。
http://spac.or.jp/blog/?p=16840
でもまだ肝心のニヤカムさんはいないのですけれどね。。。
ニヤカムさんはなんとカメルーンで合流。私たちはちゃんとカメルーンまでたどり着かねばなりません。

間もないカメルーン行きですが、実は劇場の状態がまだわかっていません。テクニカルの面がどこまであるのか、頼んだ資材等があるのかどうか、そもそもバトンがなければバオバブの木はつれません。
更に荷物の運搬も格安チケットを使っていることもあって、重量オーバーにおびえハラハラドキドキ。(ちなみに郵送だとものすごい金額になってしまうのです)劇場に何があるかわからない以上、何が必要で何をあきらめるべきかかなり迷います。
昨年の韓国公演のときもドキドキしましたがなにぶん輸送費用がかなり高額になるので(遠いですし)大変です。しかも今回はバオバブちゃんももっていきます。

バオバブの木
これまで5年の間に少しずつ変化しながら
大きいバオバブ(SPAC芸術劇場、楕円堂)
小さめバオバブ(東京トラム、静岡BOXなど移動用)
韓国バオバブ(韓国の皆さんが3日がかりで創ってくださいました。とても気に入り、劇場に保管されています)
newバオバブ(これでどこへでもいける!という噂の超薄型軽量バオバブ)
とつくられてきました。そのnewバオバブも運びます。
昨日折り畳み作業しました。なんとこのおおきなのがプラケースにはいってしまうのです。。。

さあ、どうなるか。
まだまだがんばります。


追記
やっと舞台の広さがわかりました!(2014.7.29)つまりいままで舞台の広さもわからずにいたわけでハラハラドキドキでした。でもまだ謎はおおいままです。
カメルーン情報引き続きお待ちいたしております!

2014年7月21日月曜日

タカセの夢アフリカへの道③ チラシできました

タカセの夢
アフリカへの道と書いていますが、日本でも公演をします。そのためのチラシができました。今年はなんとA3大きいです。そして来年の募集が大々的にでています。
SPACの本気具合がでています。









2014年7月16日水曜日

ゆるのび@P-地サークルその②

ゆるのび@P-地サークル 成瀬中央小学校無事終了しました!

今回も小学生から60歳代まで幅広い年齢層の方にご参加いただきました。
副校長先生が見に来てくださり、こんなレポートをかいてくださいました。
http://www.machida-tky.ed.jp/e-narusechuo/
ありがとうございます!

今回は時間が長いこともあり通常のゆるのびのマッサージストレッチの他表現遊びなどを取り入れています。学校の体育館ということもあり広々踊りました。
Pー地サークルの皆さんは受付等の他保育(同じ体育館内ですがちいさなお子さんたちの様子をみながら一緒に遊んでいる)などもご担当くださり、本当に心強かったです。
今週末には新聞紙で創る紙バック作りと夏休みの宿題お手伝い(!)会があるのだそうでその準備等もなさっていました。

最後には簡単な即興を1曲、そしてお手伝いいただいたメコさんとも軽く踊り、コンテンポラリーダンスに興味をもっていただきました。アンケート、感想もまとめていただき、またがんばろうと思いました。

2014年7月12日土曜日

TIOとMiyaさん(追記7/18)

TIO
東京インプロバイザーズオーケストラ

シンプルにいうと即興音楽家の集まったオーケストラ。即興なのにオーケストラ???という気がするかもしれませんが、指揮者がいてその指示をうけつつ、即興していくというスタイル(指示は事前の練習でいくつかのパターンを学ぶが指揮者によってかなり違う)で初回からここ2年ほど関わっています。(昨年1回参加できなかったことがあるのですが、辞めたわけではありません)

ここを通じていろんな音楽家に出会ったし、音楽とダンスの接点を探すいろんな試みをしてきました。公演として行っているときだけではなくワークショップ等もあるのですよ。

そのTIOをつくったのがMiyaさんとまれすけさん。まれすけさんはユーグの日本の父(笑)。Miyaさんは茶会記つながりもあるとても美しいフルート奏者です。彼女はロンドンでLIOロンドンインプロバイザーズオーケストラにであい、そのシステムを紹介しようとしたのでした。
そう、ロンドンつながり。
今回やってくるテリーもロンドンの人(今年3月にいったときにはLIOもみにいきました)。そんな縁もありインタビューを3人でとりました。近日公開予定。昨日とても暑くて汗だく、スッピンの私。。。(ちなみにMiyaさんはとても美しいので隣にいると困ってしまいます。。)

このなかで音楽とダンスの関係についてきかれたシーンがあり、補足つけます。
ダンサーはからだが楽器であり、音楽家もからだはもっているし、楽器はからだの一部である、だからダンスと音楽で別なものではないんだ
と私は考えています。
相手との呼吸、間合い、そういうもので動きが生まれてくるのと音が生まれてくるのと差はありません。
また動きは音を生みだし、また音も動きを有しています。そのためオーケストラのなかにダンスがいるというのは世界中のインプロオーケストラでも例をみないのですが、私にとっては不思議ではなく、私はそれをしたいと思って参加してきました。
これまでかれこれやってきたMiyaさんでもダンスの人の場所を確保しなきゃとかダンスをみせやすいシーンとかいろいろ考えていたりして、この考えには驚かれました。

TIO過去公演をご覧になっている方はわかりますが、演奏者はさすがにダンスをみることはできないです。多種多様のサインがだされるのに没頭しているのでなかなか余裕がない。更に演奏者自身も動かされることがありどっちがダンスなのか演奏者なのかよくわからなくなっていきます。

LIO他ロンドンのインプロシーンではダンスが参加することはないというテリーに対し、カメラが終った後ですが話したのはロンドンのダンスはシアタービジネスだからということでした。実際シアタービジネスがしっかりしている分、アンダーグラウンドの活動が見えてこないという現状が確実にあったと思います。
私はもっと自由でよいと思うし、お金になる、ならないという視点で踊る踊らないと考えるのは残念だと思います。すべての人が踊ることができるこの世の中でどれだけ特別な存在なのかと自分を考えた時、私はゆがみを感じました。日本は助成金がないからとかいろいろいわれますが、その分飛び越えた何かが生まれる可能性もあるのではないかと感じています。

この後の大阪名古屋公演には伺えないのですが、22日Pit inn新宿。初のダンサー3人編成で望みます。正式な公演ではないですが、音楽とダンスのマリアージュ(にゃんさんという友人の言葉)、ちょっと楽しみな試みです。



おまけ
9月ペンギンカフェオーケストラは全く別物です。
山田せつ子さん振付。曲も決まっています。2つのオーケストラから何がみえてくるかそれも楽しみにしています。ペンギンもロンドンのグループで(アーサーさん昔のうちの近所)。縁がありますね。。


 








追記:Miya さん、テリーさんとのおしゃべり(インタビュー)映像できました!
http://miya-music.com/Miya-s-Voice-Blog-New

追記:ジャズ情報のウェブにのせていただきました。
http://www.jjazz.net/jjazznet_blog/

アトリエふじのくににのせていただきました

SPACタカセの夢はSPACの人材育成事業のうちの一つ。というわけで紹介していただきました。(ニヤカムさん不在のため木野が電話インタビューで参加しました)
ニヤカムさんが幸せそうに舞っているこの写真は2年目のときのもの。変更を重ね進化したこの作品の現在をみなさんみてくださいね。
A4見開きだとスキャンするとこんな風になってしまいます。。。














なのでウェブでみたほうがいいかもしれません。。。
http://www.art-fuji.info/charm2

タカセの夢の練習は26日〜。どきどきです。
(みんな補講にひっかからないようがんばってね、というか私もレポートがんばらねば。。。)

タカセの夢追加情報以下にアップされています。
http://www.spac.or.jp/takase14_summer.html

来年に向けての募集も既に開始します。ご興味ある方はぜひ。

2014年7月8日火曜日

タカセの夢アフリカへの道②

タカセの夢は中高生(今年は高校を卒業したこもいるけれど)のプロジェクトなので、夏休みに入るまで練習はできません。今頃テストシーズンなはず。みんな赤点とらないように(講習とかはいったら大変よ)がんばってね。
今年は私も学生なのでレポートをひたすら書く日々。

黄熱病の予防接種は結構ヘビーでうったその瞬間から腕が重くなり、そのままかなりねむくなる始末。そのときにあわせてポリオ、A型肝炎などを打ちました。また別日に更に打たねばなりません。恐るべき予防接種連打。

私は昭和51年生まれというポリオ免疫が極端に低い年度のため2回打つことになりました。昭和50−52年という3年間だけ低いのだそうで、要注意だそうです。たまたまですが今年カメルーンでポリオが出ており、よりによってカメルーンですかといわれました。(そんなこといわれても困ります)と、いうわけで、私と同年代の皆様お気をつけ下さい。(なおこの年代でなければそれほどあわててうけなくても大丈夫そうです。たぶんタカセチームでは私だけだと思われます。)

そんなこんなで黄熱病のイエローカードをいただいたため、これで10年アフリカにいけます(笑)。これはいきなさいということでしょうか。

それに伴いビザ申請をするためにパスポートを静岡に送りました。(写真のサイズを間違えておこられました、すみません。。。)着々と準備はすすんでいます。

SPAC本体はアビニョンモードで燃え上がっています。(たぶん制作チームは死にそうに忙しいはずに違いない。)今日、これから初日を迎えます。良き舞台になりますよう。フランス周辺にいる皆様、ぜひ見に行ってくださいね。ブルボン石切り場。私のパスポートは静岡に。。いけないのが残念です。

2014年7月7日月曜日

ゆるのび@P-地サークル

ゆるやかにのびやかなからだをつくる時間@成瀬小学校

今回はP-地サークルさんという小学校のPTAと地元をつなぐ有志のみなさんのお招きで伺いました。世代的には60代(おばあちゃん世代)、30代(ママ世代)、小学生(今日は特に小学校低学年が多かった)とが混ざっていて、3−40人がわいわい大騒ぎ。みんなで身体を使ってとにかく遊ぶ一日でした。
ゆるのびの原型を創ったアルテリオ(川崎市アートセンター)でも話されていた60歳代と30歳代の世代間のをつなぐというのは、このPー地サークルの例もあり、実は地域を創るうえでキーワードではないかと思いました。アルテリオのある新百合ケ丘地域は古くからすんでいる人たちと新しくマンションに入ってきた若い世代とがなかなか接点をもちづらいという課題がありました。平日の昼間という劇場の空き時間を利用しながら地域の人が集まる場をつくれないかとはじめたのがゆるのびです。
また、「かめりあ」で関わっていただいた杉田劇場杉劇りこーだーずの皆さんも65歳以上のゴールデンエイジと小学生のグループ。離れている世代をいかにつないでいくか、地域の和をどのように作り出していくか、子どもたちをあるいはお年寄りをいかにみまもっていくか。核家族化もありつながりが薄れた都市部だからこそ、今このような活動が重要視されているのではないかと感じます。

スポーツの分野でも総合型地域スポーツクラブという制度が推奨されており、まだ全国に3000ほどですが今後中学校区に1団体くらいに増やしたいとされています。住民が自主的に運営する「多種目」「多世代」が関わる場を作り出そうとしています。
P-地サークルは普段はダンスというよりは昔話の会など文化活動がメインのようですが、このような自分たちが楽しむための場を創る人々が今後増えていくだろうし増えていくべきなのだと思いました。
またそのような自主的な活動が地域をつくっていくのだろうと思います。
私はダンス、あるいはからだ遊び、あるいは健康体操などからだについてよく知る人としてできるかぎりお手伝いできたらと思っています。

AMANOGAWAのめこさんがお手伝いに来てくれました!心強い。

2回目は来週。
既に人数は限界(!)に達しつつありますが、ご興味のある方はぜひどうぞ。(100円というおそるべき料金設定も素敵)