SPAC enfantプロジェクトAngels ですが、2017年、木野は参加しません。(鳥取から通い続けることもなかなか難しいです)公的には(俗にいうお仕事として)参加しませんが、少しずつ応援はしていくつもりです。代わりに少しずつ卒業生が関わっていけるようにお願いをしています。
思えば7年という長きにわたりずっと一緒にいたので、静岡はすでにホームのようになっています。今年の春はプロジェクトそのものがお休み状態になっていたので(理由はニヤカムさんがツアーを入れてしまったと聞いています。怒!)、余計に寂しい感じがします。特にニヤカムさんはいつも一緒なので、桜を一緒に見ていないとこころがざわざわします。
Angelsは2年計画で作っていたので、昨年が本公演だったわけですが、夏に再度オーディションを開き、また新しく発展させていく予定です。これはウェブ上でも発表しています。
http://spac.or.jp/spac-enfants
追記:オーディション情報出ました!
http://spac.or.jp/news/?p=12926
この作品はニヤカムさん自身の母親が亡くなった時期のクリエーションであり、おそらく一番辛いときを共に過ごしてきました。1年目のノーツには「ここにいない人への想い」がかなり含まれています。言葉を超えて伝わってきてしまうヒリヒリがたくさん残っています。私は半分通訳なので、言葉でも説明しますが、子供達がどこまでそれを理解し感じ取っていたのかは未だ分かりません。もしかしたらわかって演じていないからこそできている作品であったと正直思います。つまり計算して構築されているものではないからこそ起きている美。タカセの夢のように歓喜と祝祭ではなく一見地味ですが、その影の部分はとても優しいと感じています。
本当に悲しいときに泣くことができない人がいます。
そういう状況だからこそことほがなきゃいけなかった。(言祝ぎは1年目の時のキーワードでもありました。)2年、特に昨年はかなり無理をしてしまったけれど、そばにいてあげられてよかったなと思っています。
さて、また前に進みましょう。
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