2017年9月14日木曜日

旅に出る4

インドの鳥取オリッサ
今回突然のようにやってきた私を快く受け入れてくださったのはまさこさん、リンクー夫妻(とそのリンクーのお父さんお母さん)。まさこさんはオリッシーダンスの名手として20年以上インドで修行を積み、しかしコンテンポラリーダンスも手がけ、オディシャビエンナーレも作ってしまうというパワフルな女性(名前の通り日本人です)。
「よくオリッサのことを人に説明するのに100年まえの鳥取って行ってたんだけれど、まさか鳥取の人が来るとは」と驚かれながら、仲良くさせていただく。
滞在期間中2回ほど子供達のコンテンポラリークラスを担当させていただいたり、逆にオリッシーダンスの基礎を教えていただいたりしてすっかりお世話になり、楽しい時間を過ごしました。舞台公演で飛び回っていることが多いようですが、いいタイミングで来ることができ、お会いできて本当に良かったです。

スタジオも住んでいる家の部分もリンクー(旦那さん)の実家を改良し作ったもので、現在も少しずつ作り続けているのだそう。フェスティバルも人に言われて作ったとは言いながらも、そもそもコンテンポラリーダンスを見たことがないオリッサの人たちに知らせ、日本を知ってもらう上でも大きな役割を果たしていると考えられました。今回で4回目。大使館、交流基金はじめ様々なところの協力を得て広がっていて、継続することの大切さを感じました。私はあまり一箇所に留まることができなくて、転々としているのだけれど、20年はすごいと思う。夏至祭はいつかこんな風になるんだろうか。(即興性を重視しているからタイプは違うかもしれない)
オリッサはインドの中でも貧しい地域と言われますが、のんびりと穏やかな人柄で食べ物も美味しく、とても興味深いエリアです。(興味深いについては後述)鳥取に近い感じは確かにあって、プリーのように海もあるし、山もあるし(ただしオリッサは広大な土地を有しており、単純に鳥取と同じではありません。世界遺産もあるし)。ゆっくりインドを味わうのにいい場所なのかもしれません。

オディシャビエンナーレは今年の10月開催。現在クラウドファウンディングも行なっています
http://www.odishabiennale.com
こちらに日本語紹介記事載っています。
http://sarasvat.com/mudra-foundation-3/

私が行った時期(8-9月)は雨季にあたり、突然スコールが降るということもありましたが、10月ごろは一番インドでは過ごしやすいそうです。(なお、夏は3、4月ごろで46度とかになるから避けたほうがいいとのこと。だからラッシーとかマンゴージュースとかがよく飲まれるのですね。暑すぎる。。。)公募もあるそうだし、おそらくこれからも継続していくと思うので、興味のある方は是非チェックを。

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