2013年11月28日木曜日

「告知」無事終了しました。

「告知」(ハンダイズミ作品)無事終了しました。
久しぶりの劇場作品で、しかも人の作品なので、ちゃんと踊らねばならず、できないことも多く結構苦労はしていましたが、無事に終ってよかった。
評判もよく、実際かなりの力作だと思います。
見に来てくださった皆様ありがとうございました。
当日券で見に来てくださったかたも!ありがとうございます。

今回のダンサーさんは年上のしかもベテランの方ばかりだったので、木野はかなりのびのびとさせていただきました。いろんなお話ができたのもよかった。クラシックバレエとコンテンポラリー(あるいはモダン)の違いについてなどいろいろ話せたのもよかったです。

私はまだ来週再来週が山場なので、がんばります。
今日もこれからこもります。

 これが舞台美術(河内蓮太さん)途中で落ちてきます。右斜め前にいるのが関口さん。ウォームアップ中です。
 初新国です。小劇場という名前ですが、結構大きく見えます。でも席数的にはプレイスとかとあまり変わらないらしい。
打ち上げ@オペラシティでした。既にオペラシティはクリスマスツリーが。思えば時期的にもぴったりな作品、、、。すてきな先輩ダンサーのみなさまでした。

2013年11月27日水曜日

「告知」初日

「告知」(ハンダイズミ作品)初日無事終了しました。
ゲネ、本番多くの方に見に来ていただきました。ありがとうございます。
牧野先生もおこしくださいました。(めずらしく??何も言わずにこにこと帰られましたそれはそれで心臓に悪いです)
25分という作品ではありますが、密度は濃く、いい作品だと思います。お時間ある方はぜひどうぞ。木野の心配な化粧(と髪型)がどうなったのかをみることができる貴重な会です。そして多分このような舞台(しかもちょっとデコラティブ)で踊ることはまず当分ないぞ、、、と思います。
明日は最終日。ダンサーたちはあっというまだねえと話しています。あえなくなるのさみしいねえとも。お姉さんダンサーに囲まれて久々に楽しい時間を過ごさせていただいています。明日もがんばります。お時間ある方ぜひお越し下さい(当日券はあるようですが、念のためご確認いただいた方が確実です)。

2013年11月25日月曜日

本日より新国入り

今日より告知(ハンダイズミ作品)の劇場入り@新国立劇場。
見に行くことはあっても、踊るのははじめての(そしておそらく最後だなあ)新国です。
今回舞台美術などもあり結構デコラティブな作品になっているので、今日の舞台稽古既にメイクありでとの指示。

メイク、作品を踊る以上に私にとってはかなりの難関。
しかも今回はバレリーナさんのいるモード。

知っている人は知っているとおり普段の生活で化粧をしないだけではなく、たとえサドラーズだろうとシャイヨーだろうと(ちなみに客席数は1500とか)ほとんど化粧をしないままごまかしつづけてはやウン十年、、、
ラッセルさんすら、無理するな、ととめた私の化粧、ちゃんとできるのだろうか、練習自体と同じくらい心配です。
ダンサーとは思えない発言、、、
去年も一応がんばったんだけれど、やっぱり難しいです。


当日券の販売は予定されているようですが、既にほぼ完売、おこしになれる方はご一報いただけると幸いです。


2013年11月22日金曜日

キリスト教の信者なのですか?という質問について

「からたちから」のご案内をみた方から
「きのさんはキリスト教なのですか?」という質問をよく受けます。

私自身は洗礼などをうけておらず信者ではないです。
今でも聖餐式ではパンや葡萄酒はうけとりません。また、信仰告白も読み上げません。
巣鴨教会の牧師さんがとてもおだやかな、ゆるやかな方なので、そのお言葉に甘えていろろ学んでいます。
巣鴨教会は聖書研究を大切にしており、勉強会やハイデルベルク信仰問答の会などがあり、お話をきかせていただいています。しかし確実になにかずれがあり、何がひっかかるのだろう??といろんな質問をします。
そもそもカトリックとプロテスタントの違いすらわからなかったところから比べれば大分進歩しました。しかしキリスト教の人からすると衝撃的な無知具合で牧師さんも本当は困ったなと思っているかもしれません。

宮沢賢治「銀河鉄道の夜」のなかでジョバンニは「そんなんではなくてほんたうのほんたうのかみさま」といいます。家庭教師の青年との対話はつうじないまま終ってしまいますが、きっとすべてのかみさまはつながっているのだと私は思っています。
なのでもしかしたらそのうちキリスト教にということもあるかもしれませんが、今のところはつかずはなれず、まず学んでいるところです。

キリスト教と西洋音楽はものすごく結びついています。
キリスト教普及のために不可欠だったところからクラシック音楽は派生し、またクラシック音楽の歴史はそのままキリスト教の歴史でもある。私は音楽のことはよくわかりませんが、シャンティさん練習をみていても牧師さんの話しを聞いていても、そう思います。実際礼拝時の選曲や詩編の選択はかなり牧師のセンスに任せられるらしく、本当はとても大事なことだと思うという話しを聞きました。礼拝自体がひとつの参加型パフォーマンスであり、その中の音楽の要素はとても重要です。巣鴨教会はまきちゃんと東海林さんのがんばりのせいもあって、前奏、後奏などもかなり工夫されている(そして一生懸命毎週練習しているらしい)ことを知りました。たまたまよんだバッハの歴史の本(国立音大の講義録)のせいかもしれませんが、つくづくそう思います。


ダンスについては聖書上に記述が少なく、昨年牧師さんがはなしてくれた「ダビデ王の舞」の例はありますが、カトリックの歴史では批判されたり、禁止されることが多かったようで、今ひとつぴんときていません。


「からたちから」では
コールシャンティさんにQuarti Toniよりキリエ、山田耕筰作曲のからたちの花を歌っていただきます。
昨年評判のよかった牧師さんの演奏(カーテンコール)はまだ決まっていませんが、おそらくバッハのクリスマスオラトリオからになるでしょう。牧師さんは普段は講話を行うため礼拝では演奏をしていませんが実はオルガンの演奏者。ロンドンにも留学していたそうです。


きのの作品よりも巣鴨教会に興味が出てしまった方は日曜礼拝にいってみるというのもありかも知れません。毎週日曜10時15分より。23日にはコールシャンティさんも歌うクリスマスキャンドルサービスがあるそうです。
http://blog.sugamo-church.com

なお、ダンサーさんや音楽の方へ付け加えると巣鴨教会は合唱団他に貸し出しもしているそうです。ときどき演劇公演なども行われているそうです。(私もsentivalの鳴海さんに紹介していただきました)ご興味ある方はぜひどうぞ。



2013年11月21日木曜日

告知下見、bankart下見

昨日、告知(ハンダイズミ作品、26、27日に新国にて発表予定)の照明下見がなぜかKAATであり、その後bankartに下見に出かける。

告知はバレリーナ下村ゆりえさんとコンテンポラリーダンサー4人の対比がとても上手くできている作品だと思う。評判もまあまあよい。(私はともかく全体の感じが)踊りこなせるようにがんばらねばならない。私の身体の使い方のおかしさがどんどんあらわになり(私としてはRussell カンパニーの時よりわかっていることもあるが)、非常に迷惑をかけつつ、なんとかこなす。本番まであと少しがんばります。
実はチケットはほぼ完売。当日券は発行予定ですが、微妙なので、雇用か迷っている方はお早めに。

bankartは昔のバイト先。
当時のバイト仲間がなぜか沖縄からやってきていて(?)働いていてあえてよかった。明るく元気な彼女は今でもすっかりバンカートの人のよう。
そして来年用にいくつか場所のチェックを行う。
池田さん、溝端さん他、当時の常連さんにあったり、ちょっと懐かしい時を過ごす。
ちなみに昨日は芸大学生さんが展示準備中。でも私の下見の場所はあいていたので、勝手に踊らせてもらう。バイトしていた頃から夜勝手に踊っていたものね。。。
まだ情報公開ちゃんとできませんが、もう少しお待ちください。

継続性 その2

継続性と書いた翌日、IchIのときの音楽担当Aliesから日本に行くよ!メールが来た。
Alies、シルヴィーさん仕事(sacred monster)でバイオリンを担当し、かれこれ5、6年くらい。まさかここで再演がくるとは、、、。いい作品は続くものです。一緒にチェロのローラも来日するらしい。
IchIは針生さんもsacredの舞台美術担当という超強力スタッフなのでした。
針生さん、名前はしずかといって、静の舞いはいつか見せてあげたい人です。そしてかめりあのヒントをくれました。
私にはピンクの椿が似合う、のだそうです。

私が日本に帰ってきたのは2009年。既に4年以上がたち、その間ヨーロッパには全くいかず、当時のアドレスのうちhotmailをなくしたにも関わらず、よくぞみつけだしてくれたものです。ちょっとうれしい。
私も舞台があるので見に行けるか微妙ですが、再会を楽しみにしています。

海外にでて帰ってきてちょっとよかったことの一つは
世界は本当につながっていて
全く違う時間軸で全く違う感覚で暮らしていて、それでも同じようなものを目指し、それぞれが作りつづけているということを知ることができたこと。
長い時間をかけて全く違うものに進化していたらちょっとうれしい。

これもまた運命。
続くということを感じられるようになったのは最近のことで、生きる勇気を与えてくれます。


2013年11月18日月曜日

コールシャンティさんとともに

コールシャンティさんの練習にお邪魔していると、せっかくなので発声練習だけはご一緒するようになる。いつか歌えるようになったりするのだろうか。。。(ニヤカムさんのクラスでも歌っているが私自身の音域は非常に狭いので歌は苦手)

巣鴨教会の歴史は古いがシャンティさんの歴史もかなり古い。たまたま(渡辺牧師は先月より大掃除モードのようで教会のあちこちが整理整頓されている)この15年分くらい1階ステージのしたに眠っていたプログラムなどを引っぱりだす。毎年北とぴあで定期演奏会を行っていて、その束をみると、シャンテイさんがたどってきた歴史のようなものが見えてきます。
ビクトリアの曲を20年歌いつづけて大人数でなければできない曲をのぞいて歌い終わったあと再び戻ってきたのがQuarti Toni(第35回)とある。それからまた10年以上がたち、今年で3度目。

動きは最小限にし、歌うことに専念してもらおうと現在も台本を書き直し中です。




巣鴨教会はただいま大掃除中。
昔の本や資料が大量にでてきています。
長くいらっしゃる信者の方が巣鴨教会の歴史をまとめたパネルを作ってくださったりもしています。またそれの説明も書かなければと思います。


2013年11月13日水曜日

継続性

ヨーロッパから帰ってきての私の活動はすべて継続性が鍵になっていると思う。
記憶が抜け落ちてしまうという自分自身の問題もあるが、つながっていくことが私にとって大切なことだった。
ただ、私ががんばったことばかりではない。いろんなタイミングや出会いや運があって気がつけば継続しているものが多い。
先日、民博の学芸員の方のお話で、硫黄島(鹿児島)のお祭りを記録としてとりつづけているときいた。5年6年と経過していくと、単なるお祭りの記録というだけではなく、どのように変化しているかというのがみえてくる。これまで多くの記録映像はそのときの一回をとれば終了であったが、長いスパンでとり続けることで見えることがあるのではないかという。
SPAC「タカセの夢」は気がつけば4年が経ち、こども達が入れ替わりつつも、基本的に継続している。私も、ニヤカムさんも、そしておそらく宮城さん(芸術総監督)もまさかこんなに続くことになろうとは思っていなかった。しかしこうして長く続くものとしてみると、単なる公演とは別のあたらしい視点が生まれてくる。このこども達はどうなっていくのだろうか。どのように伝えていくのだろうか(伝承)、どのように一般へと広めていくのか、どこを目指すのか。私たちも模索している。そしてこども達は毎年かわっていく。こども達のさいわいとは何か。ジョバンニのいう「ほんとうのさいわい」を考える。

4年(来年もあるので5年)というと長い気がするが、今関わっている巣鴨教会さんやコールシャンティさんの話しを聞いているとさらに長い。牧師さんは巣鴨に来て12年くらいになるが、10年たってやっとなじんできたという。1、2年では絶対変化させることができないのだという。ゆっくりゆっくり。毎週顔を合わせながら、少しずつ話しをしながら、できていくものがあるのだと思う。
シャンティさんもなにせ50年の歴史があるわけで、半年ちょっとくらいではかわった人が遊びにきていると思っていらっしゃると思われる。

巣鴨教会にはたびたび通っているが(最近ではハイデルベルグ信仰問答なる勉強会にも参加しているが)何も知らないところからで本当に無知っぷり発揮で申し訳ない。1年半近くになるがまだまだ。それでも良き学びの場であると思いつつ、創作に励もうと思っています。



運命にはめぐりあわせというものがあり、
本人の意思とは関係なく、生き方がリンクしてしまうことがあります。
「タカセの夢」に出会ったのは今から15年以上前にクナウカに所属し、しかし教員なんです!と宣言して辞めてしまった過去があったからであり、ヨーロッパに行ったりダンサーになったりしながら2009年に帰国してはじめてであったプロジェクトでありました。このタイミングだったからこそ、そしてこのわけのわからないキャリアだったからこそ、巻き込まれました。このような形で再会することになるとは当時の同期含め誰も予想していませんでした。
行く先々であってしまう人などもいます。直接あうわけでなくても、噂から、つくるものからどこにいてもリンクしてしまう。お互いにあわせているわけではなく、いろんなタイミングであってしまい、常にぶつかりあっている。アルルでもデュッセル、イギリスでも。教えにいった北区の小学校から専門学校まで、札幌でも茶会記でも。ぶつからないよう心がけてみたり。
ユーグのように5年以上そのままほったらかしになっていたのに、再び出会ったケースもある。(JOUさんの公演に出ているのをみつけて私がつかまえました)なにぶんメールアドレスがフランスからロンドンへ移動するころ(ATTからhotmail)、とロンドンから帰ってきたころ(hotmailからgmail)と二回失っているため、仕方ない話しですが反省。

ものすごく簡単にいうと、本人の意思とは関係なく、しかしリンクしてしまう運命というのがあり、それは長く続けていけばこそのこと。

踊りなさいといった高谷さんの言葉を思い出し、これまでやめずに踊りつづけてきたのはきっとその巡りあわせを信じているからで、すべてはつながっているという予感があります。私は多くのことを忘れてしまうけれど、きっとまたあえる。そういう運命であれば。









コールシャンティさん

巣鴨教会のコールシャンティさんの練習をみにいく。
さすがに毎週は参加できないので、2回に1回くらいではあるが、顔を出していると、合唱の奥の深さを学ばされるいい機会でもある。
チラシにもあるとおり、合唱団だけれど、基礎トレーニングが体操や縄跳びというかわった合唱団。昨日は縄跳びをとぶときの弾性の話しをしました。また、中指を口に入れて舌の位置の変化を一つ一つ確認したりしました。
およそ20人、平日の練習は仕事があることもあり、なかなか集まりが悪いようですが、少人数ならではの暖かさがあり、すっかり仲良くなりました。
「からたちから」の練習はあまり進んでいませんが(現在歌の練習がメインで動きなどは全く手が出せていない)、とても面白い方々です。

シャンティさんHP:http://shantey.net

私のことが舞踏家になっていますが、、まあ、いいか。




Dance and Music

札幌での公演の終了後、杉吉さんに「こっちのほうみてくれないんだもん」といわれた。空間をきめたのは杉吉さんだが、その空間作りを行い、構成を考える上で、私は杉吉さんは壁の向こうの人で、神さまのようなもの。つまりその気配を感じつつみることはない存在として設定していたことに気がついた。お客さんからみても実際そのように見えるのだけれど、基本的に私にとって音楽や墨絵という要素は「神さまの声」のようなものだということがわかったのでした。
作品をつくる上で普段私は設定、コンセプトを考え、このような形でつくりたいんだけれどと様々な方にお話をします。照明、音楽、舞台美術、そこで話した結果変化することはあるものの、基本的にきのがつくりたいものに寄り添いつつ、自分らしさを発揮してくれる心強い人たち。逆に私はそれぞれの人が発揮しやすいように構成や空間を整えるということをしている。それぞれのよさが見えるように任せつつ、しかし話しながら決めていきます。
即興のアーティストが多いので、自由度を保ちつつ、押さえるべきポイントを押さえていくのが演出家としての仕事だと思っていたし、そのようにしてきたと思います。

今回茶会記ライブ後、ユーグとダンスと音楽のスペシャルな関係性をちゃんと作品にしようという話しをしました。全く何もないところから、一緒に作り出すというのは実は箱女以来ではないかと思いました。

箱女は
立川の焼き鳥屋さんで”きえることの美しさ”について話しをしたところからはじまり、私が精神不安定になって箱の中で生活するようになったりするのをみながら、模索してできた作品で、おそらく私一人であればあのような形にはならなかっただろうと今でも思う作品です。

思えば大学時代から一緒につくろうといわれたことはなかったと思う。
一人でつくるか出てもらうか、あるいは出演するかであって、同じレベルで誰かと一緒にもの作りをするということがあまりない。ラッセルワークもラッセルが考えていることをいかに広げてあげるか考える仕事であり、基本的にラッセルの判断がまず1番になる。
即興とコンポジションの間、しかもダンスとか音楽とかの垣根を取っ払った関係性、それをどのように形作るのかはよくわからないけれど、でも一緒につくろう、つくらなきゃといってもらったことはとてもうれしく、私はきっとその言葉を待っていたんだということに気がつきました。


長い間、私の作品は私の思考の中でつくられてきました。
いろんな人に関わってもらいながら変化しつつも私の思考ありきで動いている。
ダンサー音楽家様々なコラボレーションの相手はいても、基本的にいつも一人。人間は孤独であり、その中で神さまと対話し、自分の中をのぞく。それはかなりしんどい作業で、実際つくっている間はずっと泣きながら踊っている。いろんなことを思い出してしまう、そしてそういうものだと思っていました。


気楽なセッションをのぞいて、基本的に楽しくって踊ることはまずないし、踊ったあとに落ち込んで動けないことも多い。でも今回本当に久しぶりに楽しく踊って終った感じがします。当たり前のようにする対話のような時間。久しぶりに思い出さなかった時間でもあった。
普通はそれが当然なのかもしれないけれど、私はやっとそういうことに出会えたのだと思っています。
様々な方とのセッションの間も何度も何度もボールを投げつづけている自分がいたことを思い出しました。
そしておそとダンスなど様々なイベントをやってきて、一緒にやろうという人を探していたんだということも思い出しました。


Dance and Musicはタイトルがどうなるかはともかく、即興とコンポジションの間、そしてダンスや音楽としてわかれる前にあくまで人間であるということ、ただそれだけのところから派生していてどうなるかはわかりませんが、何らかの形で続けようと考えています。ただし、時間はかかりそうで(なにぶんユーグいないですし)2年計画か4年計画か。まるでオリンピックです。少しずつ練習をしながら話しながら組み立てていくというのが野望です。



8年前にもそう思った。とユーグ。



時間はかかっているけれども、いつかかならず。


今期のホームワークは
リズムとテンポ。

のりさんとのリハでテンポの維持、自分のリズムを持つことは一番の課題でした。(1+1=3)おかげで相手の音を聞くことができるようになったものの、きっとそういうシンプルなことが大事なのではないかと思っています。やっぱり、そこですか。痛いところをついてくる、、、。




2013年11月9日土曜日

orbital link 洞窟


11月3日 三重磨洞温泉にて一踊り
 

磨洞というのはその昔磨き砂をとるためにほっていった穴だからだそう。
旅館の後ろになぜかある「地底の楽園」という看板のついた穴。
実はそのなかにお座敷があってなぜか焼き肉とかをたべれるようになっているのだそう。
(なぜ洞窟で焼き肉なのかはわかりませんが煙がすごいことになってしまう)

今回は通常のオービタルとはかわってれいさんセレクションとなっていて組み合わせは
①大岡(エレキギター)・きの
②新田(尺八など)•平尾(エレクトロニクス)•黒子
③ユーグ•中沢
それぞれ20−30分の即興間に15分休憩
最後に全員で(お客もまじって)踊る
という流れでした。

結構開拓されてしまっている洞窟だったため、どのようにみせるかが難しく、きのの勝手な勘で(たまたま最後に場所を選んだのですが)、中から入り口側を見上げるという場所設定にしました。いい感じで水道があり、水も滴るでぐしゃぐしゃになりながら踊らせていただきました。


音楽人としてはかなりきつい状態だったらしく、湿気と水滴の恐怖はすごかったようです。ユーグ的には2ヶ月くらい毎日のようにライブやっていてこんなこともあるのはわかるけれど落ち込むといっていました。音はこもるし、楽器は湿気でなくし。
ダンサー的にはやっぱり場所の力は大きくかなり楽しかったのですが。

大岡さんは初顔合わせ。でも初顔合わせとは思えないと皆様にいわれるほど好評でした。なかなか動き見えないし、大変だったと思うのですが、ありがとうございました。本業(どちらが?)は整体師だそうで、それもとても気になります。

今回東京から来てくれたきよみさん、名古屋からの林さん他たくさんの方が遠方からきてくださいました。ありがとうございます!私もそうですが、れいさんの人力ですね。
良き出会いをありがとうございました。

















写真1枚目林裕己
2枚目以降Kiyomi Sakuma

2013年11月1日金曜日

Dance and Music small version @茶会記


Dance and Music

◎東京編
今回せっかくなのでその一部分だけでもということになり、いつもお世話になっている茶会記さんでのパフォーマンスを用意しました。
(杉吉さん、中沢さん込みのパフォーマンスはいつかの野望と考えています。)
札幌編最終日、くうでのユーグと宝示戸さん(ピアノ)の演奏をききにいったのですが、そのときに明るいポジティブなエネルギーのようなものを感じました。ユーグとは前からいろいろ話していますが、持っている質感みたいなものが真逆みたいと思っていました。私は踊ると悲しくなるし、すごく昔のことを思い出してしまうのだ(なにぶんソロダンスは孤独なのです)という話しをしたら東京はたのしくなっちゃうような感じにしようとなりました。ノープラン、1セット限定、1時間程度(ちなみにたいむは56分)。でていくときは一緒にでよう。何となくウォームアップをしているような感じからスタートしよう。それだけ決めてあとは何もなく。








写真:内藤久義
とりあえず内藤さんおすすめセレクト集より。ちょっとセクシーショット満載なので大丈夫そうなものを選んでみました。なんだか超きれいなかんじです。