「からたちから」のご案内をみた方から
「きのさんはキリスト教なのですか?」という質問をよく受けます。
私自身は洗礼などをうけておらず信者ではないです。
今でも聖餐式ではパンや葡萄酒はうけとりません。また、信仰告白も読み上げません。
巣鴨教会の牧師さんがとてもおだやかな、ゆるやかな方なので、そのお言葉に甘えていろろ学んでいます。
巣鴨教会は聖書研究を大切にしており、勉強会やハイデルベルク信仰問答の会などがあり、お話をきかせていただいています。しかし確実になにかずれがあり、何がひっかかるのだろう??といろんな質問をします。
そもそもカトリックとプロテスタントの違いすらわからなかったところから比べれば大分進歩しました。しかしキリスト教の人からすると衝撃的な無知具合で牧師さんも本当は困ったなと思っているかもしれません。
宮沢賢治「銀河鉄道の夜」のなかでジョバンニは「そんなんではなくてほんたうのほんたうのかみさま」といいます。家庭教師の青年との対話はつうじないまま終ってしまいますが、きっとすべてのかみさまはつながっているのだと私は思っています。
なのでもしかしたらそのうちキリスト教にということもあるかもしれませんが、今のところはつかずはなれず、まず学んでいるところです。
キリスト教と西洋音楽はものすごく結びついています。
キリスト教普及のために不可欠だったところからクラシック音楽は派生し、またクラシック音楽の歴史はそのままキリスト教の歴史でもある。私は音楽のことはよくわかりませんが、シャンティさん練習をみていても牧師さんの話しを聞いていても、そう思います。実際礼拝時の選曲や詩編の選択はかなり牧師のセンスに任せられるらしく、本当はとても大事なことだと思うという話しを聞きました。礼拝自体がひとつの参加型パフォーマンスであり、その中の音楽の要素はとても重要です。巣鴨教会はまきちゃんと東海林さんのがんばりのせいもあって、前奏、後奏などもかなり工夫されている(そして一生懸命毎週練習しているらしい)ことを知りました。たまたまよんだバッハの歴史の本(国立音大の講義録)のせいかもしれませんが、つくづくそう思います。
ダンスについては聖書上に記述が少なく、昨年牧師さんがはなしてくれた「ダビデ王の舞」の例はありますが、カトリックの歴史では批判されたり、禁止されることが多かったようで、今ひとつぴんときていません。
「からたちから」では
コールシャンティさんにQuarti Toniよりキリエ、山田耕筰作曲のからたちの花を歌っていただきます。
昨年評判のよかった牧師さんの演奏(カーテンコール)はまだ決まっていませんが、おそらくバッハのクリスマスオラトリオからになるでしょう。牧師さんは普段は講話を行うため礼拝では演奏をしていませんが実はオルガンの演奏者。ロンドンにも留学していたそうです。
きのの作品よりも巣鴨教会に興味が出てしまった方は日曜礼拝にいってみるというのもありかも知れません。毎週日曜10時15分より。23日にはコールシャンティさんも歌うクリスマスキャンドルサービスがあるそうです。
http://blog.sugamo-church.com
なお、ダンサーさんや音楽の方へ付け加えると巣鴨教会は合唱団他に貸し出しもしているそうです。ときどき演劇公演なども行われているそうです。(私もsentivalの鳴海さんに紹介していただきました)ご興味ある方はぜひどうぞ。
0 件のコメント:
コメントを投稿