2014年5月30日金曜日

いまどきの高校生

大学時代の友人が務めている某高校にお手伝いにいく。
私が非常勤講師として中高の教えをしていたのはかなり昔で、今はだいぶん変わってきている。(なお、高校なのでダンスの授業は必修ではなく女子だけの授業として独立して展開している。友人がそのダンス授業を一手にひきうけ、エアロビクスや創作ダンスなど幅広く担当している)
お手伝いは球技などのほかの授業も含まれ、先日もポートボールの授業を見学させていただいた。
高校によってだいぶん違うのかもしれないが、グループごとに練習内容を相談させたり、チームの作戦を考えさせたりとかなり生徒が主体的に活動するよう促しているように思われる。また、3年生のバレーボールの授業では独自ルールを発案させて、いかにゲームを盛り上げ、楽しむことが出来るかを生徒自身に考えさせている様子。(教員は一緒に考えたり相談にも乗る)
私が授業を受けていた時代であれば、一斉教授が基本で、とにかくゲームの繰り返しだったように思うが、少しずつ変わってきているのではないかと感じた。
体育に限らずスポーツは自発的に行わなければ続かない。また楽しいと思えない。学校期に運動を楽しいと思えれば卒業してからも何らかの形で続けていけるだろうが、初めのイメージが悪くなってしまっては元も子もない。ポートボールは本来小学校4年生で行う単元ということだが、ルールをアレンジしつつ、グループワークをとりいれることで高校世代でも楽しめる内容となっていた。難しい技を習得していくのも体育だが、皆で体を動かしながら楽しい時間を過ごすのも体育だ。

正直、中学高校時代は体育が苦手かつ嫌いだった私としては、今の高校生をちょっとうらやましくみている。

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