2014年9月6日土曜日

タカセの夢アフリカツアー⑥ small boat

別に木野家にはアフリカ人はいない。
が、なぜかアフリカには縁があり、私はずっと気にかかっていた。
大学時代の親友がアフリカンダンスにはまった(留学先でガーナ人にスカウトされたくらい筋がよかったらしい。経済学学びにいってアフリカンダンスってどういうことだろう??)あたりからちょっと気になっていた。
パリ時代にはまったものの一つがアフリカンダンスだった。
ラッセルカンパニーの2作品目はSmall Boatというまさしくアフリカの奴隷制度をテーマにしたものだった。Issac はアフリカ出身の映像作家だったし、シチリアの海に沈む奴隷という感じの映像をとった。(ちなみにシチリアは奴隷たちの船の寄港地、流されてたどり着いてしまう土地でもあり、シチリアまでもたどり着けず転覆してしまう奴隷船も多かった)
非常にバブリーな感じの作品作りだったこともあり、そのお話とその映像制作時のギャップは衝撃的すぎた。更にそれを訴えるのだとすれば、もっと何らかの形で社会へとアプローチすべきだと思った。
美術業界のお金のまわり具合をかいま見て気持ち悪くなったりもし、日本に帰ろうと思った私にとって重要な意味を持つ作品だった。
(どうでもいいがそのときから私は鹿革のようなものをかぶっている。最終的に女優さんの役になったが、鹿踊を思い出したりもする。)
ホテルに滞在し、行政中心地(つまり日本でいえば赤坂見附と永田町みたいな)に滞在している私はあの時のつれていかれちゃったダンサーさんとあまり変わりはない。それでも貴重な経験ではある。
貴重な経験の繰り返しは私に積み重なっていくが、それでは世界は変わらない。

あの時からずっとアフリカは心の片隅にあり、気になっていた。
今アフリカの経済問題やルワンダの虐殺についての本を読み(Hate Radioという作品もSPACの演劇祭で拝見している)、あらためて訪れなければと思っている。






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