2014年10月30日木曜日

白静 スタッフの皆さま

白静に関わってくださった皆様

◎八木さん、Markさん
八木さんなくしてはこの作品はなりたたず、このプランを立てたときにまず八木さん!と声をかけ、かれこれ3バージョン目。毎回少しずつ練り上げてきました。エレキトリック箏の大迫力な演奏もさることながら、「水晶の夢」の歌はかなり印象深く、この作品の重要なポジションをしめています。(八木さんのライブでも演奏されているそうです。)
普段はダブルトリオ(のりさんがたたいています)などメンバーを率いてですが、今回は一人。すべてを一人でするのはきっと大変なはず。しかし一人ゆえの静です。
静のドラマツルグとして、わたし自身は静の霊(あるいは情念)であり、実は八木さんの歌世界の中にすぎないという考え方があり、ダンス作品でありながら、最後の最も大事な締めをお願いしています。これもまた八木さんの存在感ゆえです。
Markさんは八木さんの背後(あるいは柱の影)で八木さんの演奏を見守ります。ゲネのときには冒頭の歩きで私が柱のそばに佇むため、Markさんに話しかけているようにみえるらしく、Markさん=義経イメージが出てきてしまい大爆笑。義経ではありませんが、この作品を密かに見守る重要な役回りです。本当はjazz業界では著名な評論家さんです。

◎三浦さん
木野作品をかめりあより見守る照明さん。今回本番の日程でいることが出来なかったため、プランだけつくり、去っていきました。(売れっ子ですね)去りつつも舞台監督的役割をすべて果たしてくれました。ありがとうございます。黒静、白静などの空間構成の変化などは木野の考えが元になりますが、下見等は共に行いここでできること、出来ないこと等を確認した上で決めていきます。なので三浦さんにプランをだすための下見、三浦さんとの下見、その後の話し合いを基に完全に決定するための下見など3、4回は現場に通いますが、重要なのは三浦さんにプランをだすための下見。独りよがりにならず、作品を作るためのきっかけをくださっています。

◎古矢さん
三浦さんがかわりによんでくださった照明家さん。前回の黒静も手伝っていただいていたため心強かったです。三浦さんのところでもあげているとおり舞台監督不在の恐るべき現場、展覧会終了後の準備時間の短さにも関わらず、てきぱきと仕事をこなしてくださいました。(なので半分照明、半分舞台の人)ほんわり優しい方でした。

◎宮村さん
衣装、黒静は無印良品の(しかもセール品)のワンピースだったのですが、こんかい2012年の「しづ」(KAAT公演)の衣装を復活させました。
正しくはこの衣装の復活のために今回があるといっても過言ではないです。
素敵なしっぽのある衣装を作ってくださったのですが、3階のコンクリの中ではかなり厳しくって衣装を着ることはあきらめ、逆に白い布を思いつきました。白くて長いから道成寺にいってしまったのは私の発想ですが、あの衣装がなければそこにはたどり着けなかったことでしょう。そのためなんとかつながらないものかと考えていました。
今回前半は衣装をオブジェのように飾り、後半で着る形を考えました。そこは井筒で愛する人ののこした直衣を着るという話しを思い出したのです。
そんなわけで「しづ」の衣装は生まれ変わり、ちょっと長くなってしまったけれど、再登場を果たしました。
ちなみに今回の黒いワンピースは某スーパーSでかったスリップです。(リアルな話しですね)

◎中川さん
今回八木さんのドキュメンタリーを撮っていることもあり急遽映像をお願いすることになった中川さん。ドキュメンタリー作家ということもあり、作品の背景のインタビュー等もいれたいと話していました。(最終的にどうなるかは??)ダンスはあまりとったことがないとのことで、どちらかといえば表情などが増えるそう。たきしまさんの黒静とあわせ全く違う雰囲気になるのではないかと思い楽しみにしています。

◎小熊さん
本当はサグラダファミリアをとっている写真家さん、しかしこれるかぎり舞台の写真もとりにきてくれます。前回黒静とどのように異なるか最もわかる人かも知れません。正直写真には難しい白静の環境。どのようになるでしょうか。

◎上本くん、みのりちゃん、めこさん、蔀くん、桑原さん
受付お手伝いスタッフの皆さん。
これまでAAPA、AMANOGAWA、白州、かめりあとそれぞれ全然違う現場で出会ったにもかかわらず、お手伝いにきて下さった皆さん、ありがとうございます。特に桑原さん、本業(舞台監督)でちゃんと呼べない自分が情けないです。。。お言葉に甘えつつ、ちゃんとお返しできるようがんばろうと心に誓うのでした。
私はソロのダンサーですが、常にいろんな人に支えられています。
舞台をするとそんなことに気づかされ、また励まされたりします。ありがとう。

◎BankARTの皆様
今回cafe liveという形でよんでくださったBankARTの皆様。私自身がここで働いていたこともあり、ここでパフォーマンスを行うことはとてもうれしく、またとても思い入れも深いです。受付でよくお会いしていた方がひょろりと見に来てくださったり、公開製作で声をかけてくださったり。そのような再会もうれしいものでした。
現場の忙しさ(特にトリエンナーレ期間中ですし)がよくわかるだけに、大変な中こうして作品制作に没頭させていただけることもまた幸せなことだと思いました。
ありがとうございました。


DVD制作も含め多くの方のご協力のもと今回の公演は成り立っています。
見に来てくださった皆様、かかわってくださった皆様、本当にありがとうございました。


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