2014年12月31日水曜日

コールシャンティ合唱団さんと野本先生

この2年か3年クリスマスの前日(23日)は巣鴨教会と茶会記忘年会のはしごとなっている。天皇誕生日のせいか、毎年この日で、毎年同じような時間帯なので。
コールシャンテイさんは「からたちから」の合唱を担当してくださった体育会系合唱団さん。巣鴨教会に所属しているわけではないけれど、長いこと練習場所として使用していて、その縁で毎年クリスマスのキャンドルサービスのときに合唱を披露してくれる。
団員はあまり多くない。でも長く続けている人が多く、また団結力は強い。

そのシャンティさんを指揮しているのが野本明裕さん。
70歳を超えるとは思えない若々しさで、時に冗談を飛ばしつつ、皆を引っ張る。
この合唱団の特徴としてトレーニングとしてストレッチ、縄跳び、腹筋などを取り入れており、それらも野本先生の解剖学に基づく合唱理論によって行われている。(ちなみに団員の皆さんの年齢も上は60歳代もかなりおり、その若さを保つ秘訣もこの運動部分にあるのではないかと推測している)
もう一つの特徴はトマス•ビクトリアの楽曲を扱っていること。
ビクトリアは合唱をする人は知っている、無伴奏 ポリフェニック合唱の作曲家。今年もまた新しい曲に挑戦中で、今回はキリエとアニュスデイをとのこと。(なので「からたちから」のときの曲ではない)野本先生は人数少ないからさーとはいってはいたけれど、このポリフェニックというのがすごくてお互いにお互いの出す音の倍音をききながら歌いハーモニーを作り上げていくというこのすごさ。
野本先生曰く
ビクトリアは神職を勤め上げたんだよ。世俗音楽一切書かなかったし。
マリア(皇太后)について教会を移り、そこで司祭として彼女を支え続けた。
ほれているけれど手を出せない(出さない)その葛藤から生まれる情熱の音楽。
だそうです。

確かに他の同時代の作家(パレストリーナ)等と比較すると感情がみえるというか、そういうところがあるような(私は専門家ではありませんが)。しかしそこでしたか、先生の着眼点は。

どう思う?とふられてさすがに答えが思い浮かばず。
しかし静だったら、そこに居て見守ることができる、それだけで十分幸せだというと思ったのでした。静の場合はいきているか死んでいるかも分からない状態で、そしておそらく死んでいるだろう予測はしながらも、自分は生き続けたわけで。過去の記憶の中に居る人との対話に比べれば、直接力になれるのにそれ以上何を求めるかと思うのではないか。

交わらなければ永久に平行をたどったままあるいていくことができるのかもしれない。

愛情のかたちはさまざまです。



コールシャンティさんは団員募集中。
かなり、本気で探しています。特に男性!http://shantey.net



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