2018年7月26日木曜日

わらべ館ワークショップレポート20180722

わらべ館ワークショップ
722
講師:やぶくみこ
サポートスタッフ:荻野ちよ、田中悦子、高橋智美
参加者数:31

主な内容
9時半— 顔合わせ、ファシリテートとは?ワークショップの流れ説明、会場設営。⑴
1020分〜 子供達が少しずつ集まり始める
10時半〜 高橋さん、木野からの簡単な説明
(写真、ビデオの撮影、水分補給、靴下を脱いで参加してもらうことなど)
            木野から簡単な準備体操、からだゆすり、歩いていてハイタッチ、引っ張り合い、つながりが伸びていく、、、
            だんだんと音楽が入って気がつくと動きが広がっている。⑵
11時ごろ 遅れてきた子供達がモジモジしているが少しずつ入りはじめる。⑶
1115分 集中が切れてきた様子なのでさすがに一回落とした方がと思い、みんなを楽器の前に集めて「やぶさんのいろんな楽器の音を聞いてみようコーナー」⑷
1123分 じゃあ何しようかと聞いてみたところ、みんなで持ちたい!とKくんがいい、一人一つ楽器を持って演奏しつつ動き始める⑸
11時半 振り返り

スタッフの振り返りを行い、その後希望者でご飯を食べ交流。終了しました。

振り返りで出てきた内容
    時間にゆとりがあった。もう少し集合が遅くても大丈夫?
    集客問題、年齢対象の問題
「どんな動きをしたらいいのかわからない。」→子供達を模倣してみる、真似は最大のリスペクトでもある。
「何か答えがあったり、目標があるということが当たり前の感覚だったので驚いた」(参加者の声)
少し長すぎたのではないか。(40分くらい動き続けてしまった)
前半で飛ばしすぎた。
    なかなか入りにくい様子だったが、小さなベルをあげて、それをきっかけに関わりが出てきた。→音楽を演奏することも歌うこともダンスを踊ることもすべては連動していて、ダンスまで大きな変化は難しくとも、小さな動きからだんだん広げていくことはできる。
    子供達の興味が楽器に移り始め、やぶさんの楽器を勝手に持って行き始めたので、止めるためにも区切りました。貴重なものもあるので。
子供達は様々な楽器に興味津々。いろいろもたせてあげたりできたのも良かった。
一方でやぶさんがせっかく説明をしているのに、聞いていない子供達。多動の問題はここ数年の子供達に多く出ており、情報が多すぎる社会の影響ではないかと思われました。
    楽器を持ってすぐ鳴らし始めてしまうので、一回静かにしてもらう。音を出すことは同時に聞くことの勉強でもあり、この辺り本当は丁寧にやるべきところ。(終了後やぶさんともお話ししましたが、円形ホールのため、響きも回ることもあり、難しいポイントでもあります。)終わりの作り出し方。どこまでリードするか、どこまで子供達が察知できるか。


今後の課題点
○対象年齢層が幼すぎると、ワークショップの内容を理解できない問題。
もちろん小さい子供もいていいが、中心年齢層を小学校低学年、中学年くらいに設定できないか。Kくんや夏至祭の参加してくれた女の子たちもおそらく10歳程度。→広報も兼ねて検討が必要
○小さい子たちに楽器を持たせると鳴らし続けてしまい終わることができなくなる点(前回も同様)→彼女たちの時間感覚が違うのと、「終わり」の概念がないため。
小さい子たちの場合はボディパーカッションのような感じで展開することもある。
鳥取県内の音楽家層の発掘(もちろんダンスの人もですが、音を聞けて即興に対応できる人が必要。)
○どこまでリードを減らしていけるか。
○何が起きても大丈夫、むしろ子供達に何をしたいか聞いちゃうこのゆるやかさが大事なのではないだろうか。ここでは何をしてもいいんだということをわかってもらう。そこに少し時間がかかっている気がする。(逆に言うとそれだけ子供達は拘束されているということかもしれない)

次回は9月30日。金井隆之さんと荻野ちよさんが中心になって進めてくれます。
ファシリテート側を学ぶ人も募集中。こちらはあらかじめご連絡ください。一応こういうものの一環になっています。わかりにくいけれど。






0 件のコメント:

コメントを投稿