今回の行き先はインチョンのあとイルサンへ。いずれもソウル郊外。
きのは自力で(しかしイジュウイさんに行き方を教えてもらって)移動しました。
バス停にいって、バスのって、地下鉄のって、おりて、、、。翌日も地元のバス乗り場からバスにのってインチョン空港まで。英語表記がないところもあり、どうしようかと思ったこともあったけれど、なんとか無事に移動できたのは親切な韓国の皆様のお陰。ありがとうございます。
◎ソンヨンさん
今回イルサン郊外にある芸術高校の3年生向けワークショップをアレンジしてくれました。昨年D倉庫で踊ったときのあの振付家さんです。いい人です。見るからに。で、実際、学校でも大人気です。(女子学生さんにソンヨンさん情報をたくさんきかれました、はい。)同い年くらいのはずですが驚くべきことにキーになる人らしく、様々な学校のワークショップのアレンジをしているようです。
その昔2003年の韓国公演Edgeをみているそうです。
私たちはともに高谷さんに育てられたダンサーで、それぞれ全く違う形で踊り続けてきました。イジュウイさんもまた高谷さんの元でお仕事をしていてその頃からの縁です。もういないその人を思い少ししんみりしました。
8月お別れ会があるということで、そのときにまたあいましょうという話しをしました。
なくなって、また人を結びつけ続けている、そんな高谷さんにも感謝したいと思いました。
◎Isira
ソンヨンさんのデュオ作品を踊っていたスリランカ出身、英/仏在住のダンサーに会いました。でも実はどうやって発音できるのかよくわからないまま。いい人。しかしギラギラ具合が他の韓国人たちとは違う。ヨーロッパでたくましく生き延びているダンサーらしいなあと思ったりする。彼は私のフランス在住の知人と古くからの仲良しらしく、世の中狭いと思わせられる。現在は私の教えにいった学校の1、2年生に振付ける授業を受け持っていて6月後半に日本にやってくるのだとか。またあいましょう。
◎韓国の芸術学校舞踊科
今回10名ほどの女子学生さんに2時間のワークショップを行ないました。男子学生は伝統舞踊のパフォーマンスがあるらしく、その練習にかり出され(男性が少ないのはどこでも一緒)居ませんでしたが、終わったあと質問攻めにあい、次の授業の先生にご迷惑をおかけしてしまいました。ガールズトーク恐るべし。
基本的に午前中座学の授業を行い、毎日4つのワークショップ(内容はバレエ、コンテ、伝統舞踊)、場合によってはプラスαで個人教授(振付け等)があるそう。つまりお昼食べたあと私が教えたのは5時半から7時半のクラスでてっきりそれでおしまいだと思っていたら8時から9時半があって人によっては10時半までだと。それは大変!けがしちゃう。
おなかも減るし、集中力的にもかなり厳しい。でもそれをできなきゃダンサーとしては生きていけないとかなり厳しい指導をうけている様子。
ただ、正直に言うと脊椎に怪我をもっている子がいたりして、不安になりました。シンも、ソンヨンさんもそう。とてもきれいなしかも背も高いダンサーさんですがその分負担が大きいのか。若いときのトレーニングによるものなのか。
うちの学校(某国立大舞踊教育学)実技は週に1回90分だったよ。という話しをしたらびっくり!(私もびっくり)されました。
日本にはとても興味があってぜひいきたいと思っているそうで、きっといつかくることになるのでは?と話しました。実際、日本と韓国の交流はふえているし。楽しみです。
なお、学校にはスタジオがあるだけではなく、劇場もあるそうで、そこでソンヨン作品はリハをしていたのだとか。学校という制度はもちろん学生さんを育てるという役が一番ですが、若いアーティストに創作の場を作り出すための1つの方法でもあると考えさせられました。
こんななので、ここ数日はかなりドタバタで、そしてかえってきてぱたりと倒れ込むそんなでした。ちなみに帰国して(ちなみに成田)りんちゃんのダンス(六本木)を見に行き、牧野のリハーサル(溝の口)にでてお家に帰りました。そりゃ、疲れるよ。
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