今回いったのはインチョンのダンスフェスティバル2010 wiz world dance festivalというもので、元々振り付けコンペの地区代表を決める会があり、その翌日に私を含め韓国の5カンパニーが公演を行いました。
ラッキーなことに前日リハだったこともあり、前日のコンペも拝見しました。
◎インチョンアートセンター
インチョンは空港のある街でソウルではありません。空港のそばに大きな橋がありそれは世界で2番目に長い橋なのだとか。で、そのインチョンの町中にある(しかし空港からは1時間くらい、私のとまったホテルからも20分くらいかかるところでした。)劇場でした。幅15Mときいてどうしようかと思っていたけれど、とても見やすい(キャパ数はおそらく200くらい)いい劇場でした。通常は音楽のコンサート的なものやミュージカルに近い演目もやっているよう。
◎韓国ダンス(コンペ編)
今回は予選で20分、本選は40分で長いものを短くしたせいもあるかもしれませんが、作品のシーン展開がとても多いです。
そして女性群舞(5、6人)があって、男性ソリスト(デュオのこともある)が登場して踊り、女性のうちの一人が髪を振り乱すか服を着替えて登場しソロで踊るか前出の男性とからむかして、そのあと全員が踊るみたいな展開があります。そして必ずお話がある。
前から男尊女卑的な何かを感じていたのですが、なぜに男性こんなに重用されるのか。
実際うまい人多いんですけれど。
驚くのは服の着替え。本選だと全員が3回は着替えるわよとのこと。ありえない。。
装置やら、映像やらこりにこっていて、何事かと私は度肝を抜かれました。
韓国伝統舞踊の創作もあり、伝統舞踊のダンサーの子は結構ハードで、脚にくるのよといっていました。確かに創作伝統舞踊はとぶ時間が長く、(しかも笑顔)これで40分やったら死ぬなあと思わせられました。
◎Celine
今回私の日に参加していたこの一人がフランス人。韓国人と結婚して在韓国。大変だけれど、2人のカンパニーを作ってがんばって活動している。(韓国では英語が話せる人はあまり多くなく、やはり心強い存在でした。ありがとう)
で、この子3月に日本に来てC.I. coのフェスに参加していたんだよという話しになる。おまけに作品の初演は日本(札幌だったりする)、一曲目もasachangだ。8月には勝部さん、鹿島さん(大学の先輩にあたります。私はコンタクトワークが苦手だけれど)が韓国に来るのだとか。すばらしいネットワーク。
おそらくこういう、支えあい、作りあいが今後広まっていくだろうなあと感心。
◎あんさん
空港からホテル劇場へと連れて行ってくださったのはあんさんというインチョンで唯一のアートスペースFOX(ギャラリースペースとバーを併設、不定期ながら新聞も発行している)を運営している方。見た目普通のおばさんだけれど、とてもいい人。大量のキンパ(のり巻き)をくれました。
はじめ間違ってこの人が理事さん(招聘してくれた人)だと思って、和菓子を渡してしまったせいだろうか。チェックアウトのときまで見送りにきてくれた。ありがとうございます。
で、この人の友人でたまたま私たちの会を見にきてくれた人が、パンソーリという韓国の伝統歌謡の歌い手さんで打ち上げの会(アンさんのスペースで開かれた)で感動したからと歌ってくれた。これは本当に見事でした。
帰りに空港でパンソーリのコンピレーションCDをかったら、どうもその人の声が。本当はすごい人だったらしい。
◎イジュウイさん
今回私を招く計画をしてくださったのはイジュウイさん。ちょうど出産時期で韓国に帰国しており、(まだ産んで間もない、体調回復の大事な時期に本当にありがとうございました。2歳になるみゆちゃんもいて、とてもかわいいです。)通訳含めいろいろ助けてくださいました。ありがとうございます。この人いなくては、韓国には来れませんでした。
今回お土産に「もこもこもこ」(絵本)と鎌倉で見つけたはりねずみちゃんを。
はりねずみちゃん、すごいです。パペットだけれど、本当に本物っぽいの。しかもまるまる。
一緒に豆腐鍋を食べました。おいしかったです。
後編にうつります。
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