AMANOGAWA 新百合が丘 20120311
無事収録がおわりました。
大変タイトなスケジュール、そして集中力が必要な作品であるにもかかわらず、皆さん本当によく頑張ってくださり、とてもいい作品となりました。映像作品として公開予定ですが、そのまま舞台作品としても成立する作品になったと思います。本当にありがとうございました。
今回のプロジェクトは1月に予定されていた公演「幻想 銀河鉄道」の一部に組み込まれるはずだったワークショップ参加者と作るシーンを現実化したものです。予想以上の応募があったこともあり、少ないワークショップ(私たちは5回行うのですが、受講者の数の制限のため受ける側は実質2回のリハーサル)で話し合いをしながら、イメージを膨らませながら、つくってきました。
集まってきてくれた人は新百合丘周辺(都内や横浜の方も含む)の17歳から63歳と幅広い年齢層の男女。職業も様々、とてもバラエティに富んでいて、またとてもオープンな方々で楽しく時を過ごすことができました。終了時には妙に仲良くなってしまい、別れがたいということも。
ここにいたるまでには多くの人が関わっています。
映像、音楽、照明、舞台多くの専門家たちに支えられ、迎えることができたこの日をとても幸せに思います。
できなかった公演を本当に申し訳なく思い、その時の思いがあったからこそ、今回の作品はあり、出来上がったのだと思います。
奇しくも川崎市アートセンター(アルテリオ)は指定管理者制度の入れ替わりのため、現在のアートネットワークジャパン運営下の最後のプロジェクトとなりました。この2年サポートしていただいて、様々なワークショップ、トライアルを行ってきた劇場とスタッフの皆さんに感謝の意味を込めて作らせていただいた作品でもあります。
実際に舞台作品では見ることができない客席を使用してのシーン、急な傾斜のある階段と扉がある故のシーン、川などこの劇場だからこその要素をいくつか盛り込んでいます。ここで作ってきてよかったなあと私が過ごしてきた2年について考えながら帰ってきました。
たくさんのことをおもいかえしていっぱい泣いて、朝起きたらとてもよくはれていました。
また前に向かって進んでいかねばなりません。
皆様、本当にありがとうございました。
25日よりアルテリオ2階のスペースにて展示を行います。お近くにお寄りの際はぜひお越し下さい。きのソロ「Never let me go」もあわせて上映します。
(映像/写真の2人はここからが正念場だったりします)
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