2014年11月3日月曜日

dance and music について

Dance and Musicはここ数年模索しているダンスと音楽の作品づくり。
かれこれ10年来の知り合い(親友というべき?)Hugues Vincentとああだこうだと作品づくりをはじめて、しかしいっこうに劇場作品になる気配はない。というのもHuguesにとっては別に作品化は大事ではなく一緒に何かやっている過程がすきで、彩子がつくりたいなら協力するけど時間も場所もないしねということ。正しくは場所はある。稽古も発表も。ただHuguesいないから。

ともあれ、即興と作曲(振付)の間は非常に難しく、練習を重ねればどんどん新鮮みをなくしてしまう。しかし練習あるいは戦いなくしては新しい次元へは到達できない。
今日のパフォーマンスも見た人は気がつく気がつかないいろいろあるかもしれないが、実は多くのトライアルをベースにしている。
札幌資料館・滝川自然美術館dance and musicパフォーマンス(札幌は上地正彦、中沢レイ、滝川はさらに高橋ちひろ)
昨年のHuguesとの茶会記パフォーマンス
ベルリンのSara(上地正彦、中沢レイとのカルテット)
トゥールのパフォーマンス(中沢レイとあわせてのトリオ)
パリベルタンポワレ”Mobius"

今回見た人は決まっているのかとおもったと話したが完全即興。ストラクチャーもない。(冒頭だけきまっている)が練習の中で話していたことの多くは取り入れている。一シーン、横たわる私にたっているユーグのシークエンス(見た目的にエロ要素倍増なのでカットしてよかったと私は思う)だけ微妙にしそびれた感がある。

終了後作品とは何かという話しになり
Huguesはもっとコンポジションを重ねることだと思っているらしい。
大事なことはきちんと場所を選んでまとめていくことではないかと私は感じていて、裏静というべきこの作品(まさかこんなにリンクするとは思わず衝撃を受けた)なだけにちゃんとみせるべきだったと思ったりもする。

売り出すべき宣伝材料もなし。
なにぶん暗すぎて映像とれなかったという。しかも途中できれている。

すべては記憶の中に。

次いつするのか、正直未定です。。。



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