(普通にお客さんの応対とかしているだけですが、何かしている人なのはばれてしまうらしく、いろんな人に聞かれました。そのうちの何人かは東京なので今度の舞台見に行くよといってくださったりもしています。新潟で客をつかまえる、、、普通にあり得ない話しです。)
BankARTの桐山の家はまつだい駅(ほくほく線というローカル電車)より車で20分くらい、山のうえの小さなお家です。140世帯ほどの集落でしたが今は6件。一番若い人が70歳というから今後が心配な過疎の町です。さらにその端っこに有るため、普段は人がおとずれることはありません。そんな土地に毎日200人以上の人がやってきて、わいのわいのとおおさわぎして去っていきます。お家の中にある40作品くらいの美術品の解説をしたり、お茶をいれたり、宿泊客のお世話をしたりというのがお仕事で、ほとんど「民宿のおばちゃん」でした。
この土地に実際にやってきて作品を作る作家さんも多くいらして、私の居る間には村田真さん、原口典之さん、みかん組、パフォーマー(ARICA,梅若猶彦さん、首くくりのたくさんなどなどといろいろお話しながら過ごしました。
誕生日もそこで過ごすはめになり、しかし仕事中なので特別なことは何もなく、(かき氷作ってあげるといわれたけれど、遠慮しました。夜は寒いのです)原口さんとの対談が朝4時まで続いたのでした。
ただ、星はきれいでした。
落ちてくるような星。
それがみれただけでよしとしよう。
ある意味幸せな夏の時間でした。
0 件のコメント:
コメントを投稿