ここ数日は照明/音響/舞台監督との打ち合わせに明け暮れる。
ラッキーなことにこの3日間は赤煉瓦があいており(たまたまイベントとイベントのあいまで、舞台のところになぞのダンがあったりするが、それでもこの広さを確認できるのはありがたい)、照明実験等をしながら(相変わらずだ)舞台機構をきめたりする。大黒幕/袖幕なし。シンプルな赤煉瓦で勝負することになる。
なお、森下公演も切羽詰まってきているので、二人でシェアしており、よくはなす。作風は全く違うけれども近い何かを感じる。なお、森下さんは洗濯機をもってきていてびっくりした。電車と洗濯機、どっちもいい勝負になってきた。
練習場所に舞台を使えるというのはなんとすばらしいことだろう。お金はないけれど贅沢なプロジェクションだとつくづく思う。れんがのみなさまありがとうございます。
(赤煉瓦は特に広いのでホワイエやバックステージで待っている時も稽古をすることができる。私と森下さんは赤れんがが使える日は常にくっついています)
イベントでいっぱいいっぱいに埋まっている煉瓦でもこのような時があるということは、地域の劇場ではあいている空間はもっとあるはず。若手のアーティスト等に安く(あるいはただで)貸し出したら、それだけできっと日本のパフォーミングアート界はかわるのではないだろうか。
支援はお金だけではない。
赤れんが、アルテリオともに、人にどれだけ助けられていることか。
つくづく思う。
先日も黄金町周辺の若手のアーティストさんたちとお話をしながらそんなことを思う。
お金も大事だけれど、お金だけではない。
何のために作品をつくるのか。誰のためのものなのか。そして人を巻き込むのはなんのためか。
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