今回の作品は昨年の今時期には計画が進んでいて、結構長期戦で考えていました。実際にワークショップにいけるようになったのは6、7月からですが、それまでの間にあちこち見学やらボランティアやらいってきたことも大きな収穫です。
また、同様に夏の間お仕事にいっていたSPACの静岡舞台芸術公園でも作品制作はつづいていました。ああでもない、こうでもないとひとりで右往左往している時間をとれたのはとてもおおきかったです。今回協力ということで勝手に名前を入れさせていただきました。ありがとうございました。
今回の作品はスパカンファンリハーサルの後ひそかにつくり続けていただけに、
まるでスパカンファンのこどものようなところがあります。
単純に夕焼けで走るさのすけ君だけではなく、
木の棒のシーン(そもそもは舞台装置のかわりに何もなかったので木の棒をたててみたのです)
はしダンス(箸=轍ダンスはそもそも饗庭用につくったイメージでした。が、たかせくんよりお箸をもらってそこから意味がふえました)
お年よりダンス(どうしても初期プランからあったもので外せませんでした)
随所にスパカンファンで触れていたことがでてきています。
さらにEdgeの虫の声は静岡舞台芸術公園の音を録音しました。
(初演時はHonoluluというグループのアコースティックミニマルミュージックでした)
そういうわけで、実はMade in SPACともいうべき作品です。
スパカンファンのかなちゃんもみにきてくれ、とてもうれしくおもいます。
一方で、まけないぞと思いました(笑)。
しかし同じようなものをつかっているのに、どうしてこんなに作品カラーが違うのでしょう。これもまたニヤカムマジックだなあとつくづく思いました。
こどものこども。
小さいながらも。
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