2012年9月24日月曜日

グラインダーマン

どうでもいいが、横浜はダンスダンスダンスと銘打って、ダンス公演が続いている。
しかしコンテンポラリーダンス業界の観客層は限られているため「あっちもみたいが、こちもみたい」でみれない人が多い。切ない。せっかくなのに。
今日はかなり悩んだ末、ダンス教育についての会と、グラインダーマンを見に行く。(大野フェスごめんなさい)
グラインダーマン、知る人ぞ知る「箱女・箱男」カンパニー。
2004年パリに行ったとき知り合ったヤン(うちの近所のギャラリーのおじさん、箱女をみせたら、すごい気に入ってくれたが、フランスには等身大サイズのロッカーはないという話しになった)と箱をかぶって行うパフォーマンスをつくっていたことを思い出す。なかなかタイミングが合わず、現実にみれなかったけれど、やっとみれてちょっとよかった。しかも知り合いも出てる。(ちなみに見に来た人も知り合いがおおく笑える)

私はとても好きだけれど、まずつくることはできないし、ダンサーとしても踊ることはないだろうピース。コンセプトも明確だし、そのための身体作りもわかる。構成もしっかりしていて、象の鼻という空間をとてもよく使っていた。
象の鼻の中にいる私たちも箱女(男)。最後はもう一声な気がしたけれど、うまいと思う。

でもなぜ私ではないのか。

それは箱とは何かということに起因すると思う。
顔に大きな木箱をかぶっている。
それは何を意味するか。そのずれ。
単に数覚えられないとかそういうわけではないです。。。




おまけ
個人的にこの音が結構好きなんだと思う。舞台公演に行ってそう思うことは珍しい。

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