2012年9月30日日曜日

Piece

10年10色で出した作品のタイトルは「Piece」という。

昨年1月につくった「1+1=3」を出そうと思ったら時間は15分(オリジナルは20分)照明は限られますので、以下の表を参考にと言われたのをまに受けて完全につくり直すことに。
3とは音(のりさん)とダンス(きのが踊りました)、照明(三浦あさ子さん)。照明が観客の視点を作り出すと考えた上でのタイトルなのですが、四角客席の構造を考え、また私の役割を考え、劇場の照明の制限を考えこのような作品になりました。(見に来た人にしかわからないですね)
いつもソロ作品をつくっている私にとって数少ないグループピース。そして非常に自由度の高い作品です。このメンバーだからこそ出来上がったものだとおもっています。

ダンスにこだわった、あるいは個人の身体にこだわった作品が多い中、変化球のようになげてみました。振り付けとは何か。というそもそもの所を問う作品だと思っています。短い時間の作品にしてはまあうまくまとまった感じがします。
見に来てくださった方々ありがとうございます。
そして感想お待ちしております!

今回ビデオ撮影してくださったたきしまさんの努力により、きれいにとれていそうなので、みれなかった方はぜひみてください。
いいダンサー(私ではなく小山さん)、いい音(のりさん)、いい光(戸井さん)
ちょっといいですよ。

私たちの作品は小山さんを引き込んだこともあり同窓会(お茶大95年入学)のようになりましたが、終演後の打ち上げ(台風接近にも関わらず)では同じ学年がぞくぞくいることが判明。プチ同窓会になりました。瑞丈くん、頼むからトラウマを掘り返さないでくれというくらい懐かしい話しで盛り上がりました。
同年代、みんながんばっててちょっとうれしいです。

ままさんダンサー浜口彩子さんにも再会。トリエンナーレ(2009)以来。
これからままダンサーがどんどん増えていく予感がするし、増えてほしいと思いました。私はこどもを持っていないのだけれど、元気なままさんがどんどん踊るといいと思う。

次の10年はどこへ進むのか。
35、6歳になり、それぞれどうしたものかと思う今、きちんと前を向いて進み続けていけますように。全く異なる色を持ち、全く異なる表現をいかに磨き続けていけるか。

じゃあ、またね。そういう言葉が似合うちょっと楽しい公演でした。
スタッフの皆様に感謝して。







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