矢田部英正さんという姿勢研究のひとがいる。http://www.corpus.jp/
まだヨーロッパに行く前の頃、彼のもとに通っていた時代があり、いろいろダンス的身体の使い方を話したり、逆に日本人の身体についてきいたりしていたので私にとっては「日本的身体づくりの先生」である。(密かに博士論文の時にあまりにまにあわなくてきのが被写体をしたりしている)「IchI」、そして「しづ」を踊るときの身体の使い方はこの人の影響が大きいと思う。
姿勢研究が高じて椅子をつくるようになり、気がつけば服飾文化を学び、気がつけば女性芸能史の研究(美貌の美学、中公文庫)まで幅広い。長らくお話ししていないのに活動範囲がリンクする面白い方。まさか女性芸能史にいくとは思っていなかった。残念なことに白拍子は入っていないが、次にあったときには話してみようと思う。
昨年お世話になった東大駒場UTCPで4月20日に講演とワークショップがあります。
http://utcp.c.u-tokyo.ac.jp/events/2013/04/memory_and_human_body_1/
(別に私がよんだわけではありません)
私のものと同じシリーズで今後もかなりかわった身体について語る人がくることになっているらしいので、ご興味ある方はぜひ。
(追記:4月26日)
矢田部さん講演いってきました。
久々にお会いしましたが、突然上虚下実のモデルをさせられたのには参りました。かなりの無茶ぶりです。10年ぶりくらいなのに。恐るべし矢田部パワー。
お話自体は一般の方にもわかるようにと著作の内容をふまえてのものでしたが、普段からだから離れている哲学系の方々にはとても興味深いないようだった様子。
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