私は同時並行で物事を進めるのがとにかく苦手で、電話をかけながら家事をするとか、スマートフォンを操りながら歩くとかそういうことはほとんどできません。さらに音楽を聴きつつ歩くのも実は結構危険なくらい、どんくさいところがあります。
現在教えの仕事と札幌企画(2種)と11月のハンダ作品のリハーサルと12月の巣鴨教会の準備を同時並行で行っていますが、私には少し(いえ、とても)手に余るようで、いろいろご迷惑をおかけしております。
ただ、ハンダ作品「告知」と12月巣鴨教会は同じキリスト教系(厳密にいうと違うのですが)なので、少し助かっていて、今はひたすらキリスト教の本と音楽をきく生活になっています。2つの作品はセレクトしている曲(パレストリーナかビクトリアか)もかなり近いのです。
12月は昨年「からたち」という作品をつくっているので、それを再演するべく考えていたのですが、コールシャンティさんというかなり面白い合唱団さんに出会ってしまったこともあり、改訂することにしました。しかしこの1年かれこれ巣鴨教会に足を運んでいると(毎週はさすがに行けないのですが)、キリスト教あるいは宗教全体についての疑問なども出てきて、今の調べもの生活に入っています。
私自身は特定の宗教を信じていなく、過去に仏教校につとめていたこともあり、仏教はある程度知ってはいました。ちなみに巣鴨教会の信者の方にもそういう方がいらして、仏教徒の照らし合わせも伺え興味深かったです。比較しながら様々な宗教をみていくのはなかなか面白いです。
昨年牧師さんはダビデ王の記述をあげ、舞踊とキリスト教のお話をしてくれました。(キリスト教下では舞踊が禁止されているイメージが強いのですが、そういう事ばかりではないのです)日本でも踊り念仏や盆踊りの例を挙げるまでもなく宗教と踊りは近い関係にあります。そして白拍子。
なので多分最終的に一つの円のようにつながっていくのではないかと思っているのですが、たまたまなのか神様の声なのか今はキリスト教を学ぶの時期のようです。ただ今のペースだと12月にはとても間に合いそうになく、心臓に悪い状態が続いています。牧師さんはじめとして一生かけて学び考えている人がいるわけだから当たり前なのですが。
がんばろう、、、。
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