いつも応援してくださっているみなさま
鳥取に来てもうすぐ2年が経ちます。
来る直前に発表した「ダンスハ體育ナリ」は女子体育ってなんだ?なぜダンスは体育教育に入っているのか?という素朴な疑問からスタートし、奇しくも芸術文化センターなるところに所属する身となって体育と芸術の境目を渡り歩いてきた自身の生き方を考えさせられるものでした。
その時取り上げていた「体操が流行った時代」をもう一度見直してみました。体操とはなんだったのだろう。そもそも体育とはなんだったんだろう。
明治神宮の歴史と体育、スポーツは密接につながっています。スポーツ研究者にはよく知られた話で、オリンピックに絡んでこの2年ほどで多くの研究書、論文が出されています。
社会が急速に変わりつつある今、この場所に立ってみる。
大きな時代の流れを感じつつ、ちょっと踏ん張ってみる。もしくはするりと笑ってかわしてみる。ダンスができることはそういうことなのかもしれないと感じています。
お時間ございましたら是非お越しください。
聖徳絵画館前にはプール(昭和30年頃にはカッパ天国として開放されていたそうです)があり、そこの前で皆様をお待ちいたしております。(公演場所は室内なのですが、入り口がわかりにくいためガイドつきでご案内します)
なお、昨年開始した鳥取夏至祭今年も開催します。6月22−24日。ウェブサイトに公募情報も載せております。鳥取について夏至祭について知りたいという方は公演の機会にでもお話に来てくだされば。
https://tottori-geshisai.jimdo.com
資料として今回制作を行ってくれているダンスアーカイブ構想の資料(第8号)と共同開催の「シックダンサー」チラシを同封させていただきました。アーカイブの資料はそのままにしておいては日の目を見ない。だからそこから何かを掘り起こし,みつけだす仕事が必要で、ともに学ばせてもらっている感じがします。ちなみにCNDには木野の2003年の”Edge”の映像が保存されているはずです。いつか誰かが拾い上げたりして。作品も研究もこうすることで等しくなると感じています。
鳥取は寒いですが(雪も降るし)、たくましく生きてます!皆様も近況おしらせくださいね。
それでは、また。
木野彩子
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