SPAC enfantはSPACの子どもたちの意味。
今年は14名という大所帯になり、毎日練習に励んでいます。
今は春休みシーズンなので毎日練習。遠くは浜松、湖西から遠路はるばる練習へと通ってきます。
先日はタカセとみゆ(初代メンバー)があそびにきてくれました。
初代1年目のときは小6(公演時に中1)だった二人も今は高3、「みんながキラキラしてみえるー」と感慨深げ(高3なのに既に目線は大人)。身体も大きくなり、雰囲気も大人っぽくなりました。
当時のオーディション映像というのが今でも残っていて、それはそのまま彼らの成長の軌跡でもあります。
今年のメンバーには小6(つまり今年の春から中学生)が4人。
この子たちが今後どのように成長していくのかも楽しみです。
静岡は桜が咲いています。
日本平は桜が結構多いのですが、大抵ニヤカムさん滞在時には桜はみれないことがつづいていました。今年は早く咲いてくれてよかった。
私はといえばAmanogawa文字起こしが進まず、かなり大変なことになっています。2時間ワークショップ(+アフタートークも)が2本ずつ×6日って結構な量で。でも今回は特に演劇、ダンス関係者が多かったこともあり、さりげなく結構重要な示唆がされていて、面白いです。ちなみに昨日起こした部分は「気配と舞台上の存在感、またそのコントロールについて」話していました。自分のワークショップ進行を見直す上でも勉強にはなります。
2015年3月23日月曜日
オーディション
オーディションというものはとても難しい。
実は私自身はオーディションを受けたことが(プロダンサーのわりに)少ない。それぞれに雰囲気、質が異なるため一概にいうことはできないが、踊り手側も選ぶ側も大いに悩み考えてしまう。
兄弟でうけにきていても片方がうかり片方がうからないことがある。
一緒にいつも活動している仲間でも、うかる子とうからない子がいる。
でも自分がだめなんだと思ってはいけない。
あなたがだめなのではなく、たまたま今回のタイミングで他のメンバーとのバランスでそうなってしまっただけにすぎない。
それぞれに良さがあり、全く異なる個性を持つ。それをまとめる上でおきてしまっただけであること。選ばれる側はそういうことに気がつくことができないことが多い。
自分を信じること。
自分の持っているものを磨いていくこと。
出会ったそのときに自分の最大限をみせれるようにしておくこと。
ダンサーとは今回違ったとしてもいつかあうそのときのために、その人のためにゆっくり自分という素材を作り続けていく、そんな作業です。いろんなものに対応できるというのもひとつのよさだけれど、その人にしかできない、色は必ずあるはずで、時間はかかっても、続けていくことがどれだけ大事なことか。
spac enfantにかかわるようになって5年、それはそこからさらに10年以上も前の出会いがきっかけでした。巡り巡ってここにかかわるようになり、そして新たな子どもたちに出会う。一緒にできなかったり、離れたりしても、その間自分なりに模索していたことがいつか再びであったときに役に立つ。いつ再び会えるのかなんてわからないけれど、それでもまたいつかめぐりあえる時を信じて、ゆっくりゆっくり歩み続けていくことではないかと。
そうこうしているうちにまた新しい出会いがあるのかもしれない。
でも自分という人はそう簡単にはかわらない。
何年経っても私は私で、やっていることはあまり変わりなく。
他のものにはなれないしならない自分を受け入れて、自分を磨いていくことができれば、よいのではないかと最近思います。
なので、自分を信じて。自分の直感を大事に生きていけますように。
年とったな。。。と最近思う。
実は私自身はオーディションを受けたことが(プロダンサーのわりに)少ない。それぞれに雰囲気、質が異なるため一概にいうことはできないが、踊り手側も選ぶ側も大いに悩み考えてしまう。
兄弟でうけにきていても片方がうかり片方がうからないことがある。
一緒にいつも活動している仲間でも、うかる子とうからない子がいる。
でも自分がだめなんだと思ってはいけない。
あなたがだめなのではなく、たまたま今回のタイミングで他のメンバーとのバランスでそうなってしまっただけにすぎない。
それぞれに良さがあり、全く異なる個性を持つ。それをまとめる上でおきてしまっただけであること。選ばれる側はそういうことに気がつくことができないことが多い。
自分を信じること。
自分の持っているものを磨いていくこと。
出会ったそのときに自分の最大限をみせれるようにしておくこと。
ダンサーとは今回違ったとしてもいつかあうそのときのために、その人のためにゆっくり自分という素材を作り続けていく、そんな作業です。いろんなものに対応できるというのもひとつのよさだけれど、その人にしかできない、色は必ずあるはずで、時間はかかっても、続けていくことがどれだけ大事なことか。
spac enfantにかかわるようになって5年、それはそこからさらに10年以上も前の出会いがきっかけでした。巡り巡ってここにかかわるようになり、そして新たな子どもたちに出会う。一緒にできなかったり、離れたりしても、その間自分なりに模索していたことがいつか再びであったときに役に立つ。いつ再び会えるのかなんてわからないけれど、それでもまたいつかめぐりあえる時を信じて、ゆっくりゆっくり歩み続けていくことではないかと。
そうこうしているうちにまた新しい出会いがあるのかもしれない。
でも自分という人はそう簡単にはかわらない。
何年経っても私は私で、やっていることはあまり変わりなく。
他のものにはなれないしならない自分を受け入れて、自分を磨いていくことができれば、よいのではないかと最近思います。
なので、自分を信じて。自分の直感を大事に生きていけますように。
年とったな。。。と最近思う。
2015年3月21日土曜日
SPAC enfant 2015 スタート
SPAC enfant 2015がスタートしました。
静岡舞台芸術センターでのニヤカムさんお仕事にかかわることになって既に6年目。
今年は新作の制作にはいりました。
今日あすはオーディションということもあり、多くの子どもたちが舞台芸術劇場へ集まってきています。オーディションはなかなかそれぞれ個性豊かで、どのように選ぶべきか非常に迷ってしまいます。。。
今年のテーマはエンジェル(天使)だそうで、どんどんアイデアをきき、それをメモしの繰り返しです。特に今年は野外芸術フェスタにて小さな作品発表とニヤカムさん出演作品の発表を控えており、SPAC曰く「ニヤカムさん祭」なため、大急ぎで準備中です。
SPAC本体も今年は契約更新の年だったこともあり多くの入れ替わりがありました。
様々な出会いと別れ。そしてまた新しいステップへと踏み出します。再び新しい挑戦へ。さあ、がんばりましょうか。
SPAC
SPACenfantページ
http://www.spac.or.jp/spac-enfants
野外芸術フェスタ
http://www.spac.or.jp/open-airperformingartsfestivalundermtfuji_2015.html
ニヤカムさんワークショップ
http://spac.or.jp/news/?p=10984
静岡舞台芸術センターでのニヤカムさんお仕事にかかわることになって既に6年目。
今年は新作の制作にはいりました。
今日あすはオーディションということもあり、多くの子どもたちが舞台芸術劇場へ集まってきています。オーディションはなかなかそれぞれ個性豊かで、どのように選ぶべきか非常に迷ってしまいます。。。
今年のテーマはエンジェル(天使)だそうで、どんどんアイデアをきき、それをメモしの繰り返しです。特に今年は野外芸術フェスタにて小さな作品発表とニヤカムさん出演作品の発表を控えており、SPAC曰く「ニヤカムさん祭」なため、大急ぎで準備中です。
SPAC本体も今年は契約更新の年だったこともあり多くの入れ替わりがありました。
様々な出会いと別れ。そしてまた新しいステップへと踏み出します。再び新しい挑戦へ。さあ、がんばりましょうか。
SPAC
SPACenfantページ
http://www.spac.or.jp/spac-enfants
野外芸術フェスタ
http://www.spac.or.jp/open-airperformingartsfestivalundermtfuji_2015.html
ニヤカムさんワークショップ
http://spac.or.jp/news/?p=10984
2015年3月20日金曜日
高校演劇のその後
高校時代の同期がちょっといいこといっていました。
定年60としてあと22年
16(彼は高校時代から戯曲書いている)から22年。
となるとあとできることは大体みえてくる。
前までは1回公演するごとに全て完全燃焼な感じがしていたんだけれど、こりゃ一生続けるなという気がしてきた。
あと残りでできることを考えつつ、効率よく作れるシステムに整理しつつ、だんだん身体とか衰えていくだろうけれどちゃんと続けられるようにしようと思って。
で、60からは自由自在(笑今でも自由自在だけど)。
髪赤いし(役柄のため)、見た目はどうみても怪しい人だけれど、ちゃんとまっとうな先生(高校の教員でもあります)をしていることに衝撃をうけ、さらにちゃんとまっとうなことをいっていることに驚く。実は高校演劇同期(及びその数年)には今でも演出、照明など舞台に携わる人が多くいる。
狭き門と言われるこの分野(食べてけないなどとさんざん言われる)、まさか皆こんなに続いているとは。
天神山の去り際、AISプランニング(天神山運営団体)さんが行っている「おとどけアート」の話しを聞く。これは小学校の昼休み、放課後などの時間にアーティストを派遣、子どもたちと共同制作を行うプロジェクト。(授業枠ではないところがミソで、自由参加の形をとっています)学校のルールではないルールが世の中にはたくさんある。学校だけが世界ではない。いろんなものの考え方、視点にふれることを目指しており、面白い発想にも出会えるのそう。
私たちにとってそれは高校時代の演劇であり、合同公演だったのかもしれません。(学校のルールは確実に飛び越えていました。)
たまたまとはいえ教育について熱く語る人に続けさまにあった、札幌の思い出。
2015年3月19日木曜日
ワークショップとライブ、札幌から静岡へ
今日は某高校にてワークショップ。
高校時代の友人が授業を担当する学生さんにダンスと身体表現のワーク3時間。
Amanogawaで行った内容をさらに噛み砕きながら説明していく。ゆるのびマッサージからはじまり最後にいつのまにか1曲分踊ってしまった感で終るという内容。演劇や身体表現に興味のある学生さんたちでとても素直。あっという間に時間がすぎていく。
夜はくうにてライブ。(小山彰太さん横山祐太さんと一緒)
噂の通り小山さんはただ者ではなく、のりさんに通じるリズムのカオスを味わう。
帰りにラーメンを食べ、札幌らしさを満喫する。
そして明日は札幌から神奈川へ、そのまま静岡へ。
ニヤカムさんワークに戻らねばなりません。
(その前に天神山の掃除が待っています。。。)
がんばろう。
2015年3月18日水曜日
Amanoggawaプロジェクト@天神山
Amanogawaプロジェクトは札幌天神山アートスタジオさんで3月末まで展示しています。
ブログにとりあげていただきました。
アーティストの滞在スタジオのため、この雪の中ではひっそりとしていますが、今後札幌で滞在制作を計画中の方、国内外からアーティストの招聘を行いたい方、ぜひチェックしてみてください。スタッフの皆さんもとてもいい方々です。
http://tenjinyamastudio.jp/ct-future/3654/
ブログにとりあげていただきました。
アーティストの滞在スタジオのため、この雪の中ではひっそりとしていますが、今後札幌で滞在制作を計画中の方、国内外からアーティストの招聘を行いたい方、ぜひチェックしてみてください。スタッフの皆さんもとてもいい方々です。
http://tenjinyamastudio.jp/ct-future/3654/
2015年3月17日火曜日
Amanogawaプロジェクト札幌20150311
Amanogawaプロジェクト札幌、一区切りしました。
ご来場いただいた皆様ありがとうございました。(予約数が本当に少なかったので油断していたら席が足りなくなり、大慌てになりました。すみません)
ただ、一応発表したものの、実は終っていません。中川さんは作りなおすといっているし、古里さんはどのようにまとめようかうんうんうなっているというし、私は文字おこし作業がワークショップ1日目以降滞っているし、このプロジェクトがなんだったのかを考える作業は続いています。
ご来場いただいた皆様ありがとうございました。(予約数が本当に少なかったので油断していたら席が足りなくなり、大慌てになりました。すみません)
ただ、一応発表したものの、実は終っていません。中川さんは作りなおすといっているし、古里さんはどのようにまとめようかうんうんうなっているというし、私は文字おこし作業がワークショップ1日目以降滞っているし、このプロジェクトがなんだったのかを考える作業は続いています。
天神山アートスタジオさんにて、前回の「Amanogawa新百合ケ丘20120311」と現状の「Amanogawa札幌20150311」を展示するべく、現在DVDを焼いています。(現状、というのは作りなおしているため)予定では今日?から今月一杯くらいまで(あいまいですね)展示される予定です。
今回の作品の全貌は四月半ばをめざしてまとめます。またウェブなどにて公開していきますので、また追ってお知らせしたいと思います。
プログラムノーツ
ごあいさつ
札幌に生まれ、育ち、しかし街をはなれて暮らすようになり、既に人生の半分以上の時がたつようになりました。それでも私にとって札幌という街は特別で、くるたびに「帰ってきた」感じをうけます。札幌でできることはないか、様々に模索をしてきましたが、なかなか活動しきれていないのが現状です。それでもなぜ私は惹かれるのか、そんなことを知りたくて、Amanogawa札幌計画はスタートしました。
震災について、原発について、四年が経過した今再び考え直してみると、今の生活がみえてきます。なぜ私はここにこだわるのだろう?なぜ私は生きているのだろう?何が自分にとって大事なのかということは人によって様々で、また同じ人においても時期、時代でかわっていくものです。なので、このワーク内で語られた言葉もあくまで今この時を切り取ったものにすぎません。しかし、心から語る時その言葉は真実であり、人の心を打ちます。
ダンスや演劇経験の有無にかかわらず、心からの言葉や動きは美しく、そこに踊りの本質はあると私は考えます。そこには正しい答えはありません。様々な声を聞き、受け入れ自らの糧にしていくその繰り返しです。私もまたこのプロジェクトにより学び、考えさせられています。今回の参加者にはダンス、演劇経験を私以上に積み重ねている方もいらっしゃいました。が、ダンサーや役者である前の一人の人として率直に意見を出し、また参加していただきました。
職業芸術家は一度亡びねばならぬ
誰人もみな芸術家たる感受をなせ
個性の優れる方面に於て各々止むなき表現をなせ
(中略)
まづもろともにかがやく宇宙の微塵となりて無方の空にちらばらう(宮澤賢治「農民芸術概論綱要」)
文字おこしはまだ時間がかかるとは思いますが、全てまとめ次第公開します。経過全てが作品であるため、お時間ある方はぜひご覧下さい。
今回参加してくださった皆さん、ご協力くださった各施設スタッフの皆さん、手弁当に近い状態なのに札幌まで来てくれるスタッフたち、私を育てた札幌の街に感謝いたします。
Amanogawa プロジェクト 札幌 20150311
石井香帆
石井美帆
梅村和史
こしばきこう
佐藤浩子
高橋ちひろ
福田盛雄
平野孝
三木美智代
村田ひろ美
構成:木野彩子
映像撮影、編集:中川泰伸
写真:古里麻衣
楽曲提供:上地正彦
広報、記録:木野翠
宣伝美術:427FOTO
協力:NPO法人コンカリーニョ、あけぼのアート&コミュニティセンター、あけぼのまちづくりセンター、天神山アートスタジオ
「Amanogawaプロジェクト」とは
ダンサー・振付家の木野彩子がファシリテーターとなって、体と心を解きほぐしながら住民の皆さんと意見交換やインタビューをし、映像作品に取りまとめる市民参加型映像づくりプロジェクトです。
今の生活への思い、過去への悔み、失ったもの…さまざまな記憶や思いは一つ一つが天の川を構成している小さな星。みんなが持ち寄り集うことで、それぞれの土地ならではの集団的な記憶の外郭が浮かび上がります。さまざまな土地の違いや時代の違いを蓄積していき最終的に天の川を構成するべく、インタビュー・ダイアローグの過程から映像とダンスの作品にします。2012年川崎市アートセンターアルテリオ小劇場(新百合ケ丘)よりはじまったこのプロジェクトを札幌にて開催しました。
今回のワークショップ内容はテキスト、写真などとあわせ、ウェブ上にて公開されます。また、3月17日より天神山アートスタジオにて新百合ケ丘版とあわせて映像展示が予定されています。
Amanogawaの記憶
構成、ダンス:木野彩子
写真:古里麻衣
音楽:上地正彦(「Amanogawaプロジェクト」より)
この作品は「北海道札幌市中央区南6条西26丁目」(初演2009踊りにいくぜ)、「からたち」(2012)「からたちから」(2013)をベースに今回のAmanogawaプロジェクトをふまえ再構成しました。
踊(improvisation)
演奏:横山祐太(Tp.)
ダンス:木野彩子
横山祐太:1985年4月9日生まれ、北海道札幌市出身。札幌で演奏活動を始め、2010年から演奏活動の場を東京に移す。「ART JAZZ SENGAWA 」2011,2012 「CLUBJAZZ屏風」に出演。2012年に活動を開始した「TOKYO IMPROVISERS ORCHESTRA」に参加。2013年活動の拠点を再び札幌に戻し、札幌を拠点にヨーロッパ、アジア、国内外のミュージシャンやダンサーとライブ、ツアーを行っている。http://yuta-yokoyama-tp.jimdo.com/
3月18日くぅ(地下鉄西18丁目から徒歩1分)にて小山彰太さん(ドラム)を招いてのライブが予定されています。ご興味のある方は終演後おたずねください。
日時:2015年3月15日(日)19時開演
場所:レッドベリースタジオ
料金:2000円
主催:キノコチケット(kinokoticket@gmail.com)
後援:札幌市、札幌市教育委員会
協力:NPO法人コンカリーニョ、あけぼのアート&コミュニティセンター、
あけぼのまちづくりセンター、天神山アートスタジオ、北海道文化財団、弦巻楽団
2015年3月12日木曜日
Amanogawaプロジェクト@札幌 撮影終了
Amanogawaプロジェクト撮影終了。
あっという間の1週間でした。
あけぼのアート&コミュニティセンターさんの協力もあり、学校内で様々な絵を撮影しただけでなく、札幌市内各地へでていったり。札幌の様々な良さを参加者の皆さんから教えていただきました。
昨日は特に311から四年ということもあり、当時の話しをしました。はじめのアンケートのときにはでてこなかった様々な経験がではじめて、大きな揺れや被害は自分たちはうけていなかったけれど、札幌のそばにも泊があり、もし何かおきたら、という考えは常にあるといいます。
自分にとって札幌とは何か。
若い参加者の一人はそれでも札幌から離れないと思うといいました。自分の育ってきた記憶、人とのつながりが自分を形成しているから、私はここにいたいと言うと思う、と。
また年齢の高めの参加者は、ものすごくさみしいし、ものすごく札幌好きだけれど、私は外へでていくとおもう、生きると思う。と話しました。
それぞれの言葉が真実なのだと思います。
編集をとおしてしまうと消えてしまうそれぞれの言葉の文字おこし作業をしなければと思いつつ、全然進んでいません。15日には間に合わなくともがんばって続けます。
映像・写真はそれぞれまとめてくれています。
今回「踊」と名づけられた上映会では私の小作品も出そうと思っています。からたちとは異なる形で(からたちからとも異なる形で)札幌の参加者の皆さんからもらったものを形にまとめますので、ぜひお越し下さい。
映像参加者の皆さんはご招待(当然です!)が、有料の公演となります。ご予約はキノコチケットkinokoticket@gmail.comまで。
あっという間の1週間でした。
あけぼのアート&コミュニティセンターさんの協力もあり、学校内で様々な絵を撮影しただけでなく、札幌市内各地へでていったり。札幌の様々な良さを参加者の皆さんから教えていただきました。
昨日は特に311から四年ということもあり、当時の話しをしました。はじめのアンケートのときにはでてこなかった様々な経験がではじめて、大きな揺れや被害は自分たちはうけていなかったけれど、札幌のそばにも泊があり、もし何かおきたら、という考えは常にあるといいます。
自分にとって札幌とは何か。
若い参加者の一人はそれでも札幌から離れないと思うといいました。自分の育ってきた記憶、人とのつながりが自分を形成しているから、私はここにいたいと言うと思う、と。
また年齢の高めの参加者は、ものすごくさみしいし、ものすごく札幌好きだけれど、私は外へでていくとおもう、生きると思う。と話しました。
それぞれの言葉が真実なのだと思います。
編集をとおしてしまうと消えてしまうそれぞれの言葉の文字おこし作業をしなければと思いつつ、全然進んでいません。15日には間に合わなくともがんばって続けます。
映像・写真はそれぞれまとめてくれています。
今回「踊」と名づけられた上映会では私の小作品も出そうと思っています。からたちとは異なる形で(からたちからとも異なる形で)札幌の参加者の皆さんからもらったものを形にまとめますので、ぜひお越し下さい。
映像参加者の皆さんはご招待(当然です!)が、有料の公演となります。ご予約はキノコチケットkinokoticket@gmail.comまで。
2015年3月10日火曜日
Amanogawaプロジェクト@札幌 編集中。
編集作業は膨大で、かなりの難関。時間の問題もあり、ここからが大勝負。
今日の札幌は雨。あたたかくなりはじめ、どんどん雪が溶けてなくなっていく。撮影予定だったグラウンドや某神社の雪も大分減って水たまりができている。最終的にどのようにまとまるのか、まだわかりません。
撮影はこんなかんじ。木野妹撮影。
写真の古里さんは前回のAmanogawaを知っていて、それもまた心強い。
おふたりともはじめての北海道ということもあり、とりあえずザンギとほっけ(皆のおすすめ)を食べていただきました。
今日の札幌は雨。あたたかくなりはじめ、どんどん雪が溶けてなくなっていく。撮影予定だったグラウンドや某神社の雪も大分減って水たまりができている。最終的にどのようにまとまるのか、まだわかりません。
撮影はこんなかんじ。木野妹撮影。
写真の古里さんは前回のAmanogawaを知っていて、それもまた心強い。
おふたりともはじめての北海道ということもあり、とりあえずザンギとほっけ(皆のおすすめ)を食べていただきました。
2015年3月9日月曜日
Amanogawaプロジェクト@札幌五日目
Amanogawaプロジェクト五日目。
撮影1日目。
全員が集まる最初で最後の日。今回平日のワークがあることから、なかなか全員が集まることができないので、再びひとつひとつの内容を確認し、少しずつ録画していく。
学校ということで、いろんな場所を利用して撮影を行い、さらに学校の外まで映像はつながっていく。
新百合ケ丘のアマノガワでは戻っていった現実の世界まではとらなかった(非現実から現実へとでていくところまで)ので、かなりの大幅変更、雰囲気も大分異なる作品に仕上がりそうです。
(前日までのプランを大幅変更させました。これは札幌のワークの中で、それぞれが全く異なるものをイメージして歩いていたことに起因しています)
札幌市内はかなりよい景色がたくさんあり、いろんなところ(各自の思い入れのある場所など)へと連れて行ってもらって札幌話しをきかせてもらっています。
あとはひたすらパソコンと向かう日々。
実は撮影終了したら1日だけ東京に帰らなければいけない自分。怒濤の日々です。
撮影1日目。
全員が集まる最初で最後の日。今回平日のワークがあることから、なかなか全員が集まることができないので、再びひとつひとつの内容を確認し、少しずつ録画していく。
学校ということで、いろんな場所を利用して撮影を行い、さらに学校の外まで映像はつながっていく。
新百合ケ丘のアマノガワでは戻っていった現実の世界まではとらなかった(非現実から現実へとでていくところまで)ので、かなりの大幅変更、雰囲気も大分異なる作品に仕上がりそうです。
(前日までのプランを大幅変更させました。これは札幌のワークの中で、それぞれが全く異なるものをイメージして歩いていたことに起因しています)
札幌市内はかなりよい景色がたくさんあり、いろんなところ(各自の思い入れのある場所など)へと連れて行ってもらって札幌話しをきかせてもらっています。
あとはひたすらパソコンと向かう日々。
実は撮影終了したら1日だけ東京に帰らなければいけない自分。怒濤の日々です。
2015年3月8日日曜日
Amanogawa プロジェクト@札幌四日目。
Amanogawa プロジェクト四日目。
本日のワークは大切なものワーク。
自分にとって大切なものは何か?が今ひとつ深まらない。
参加者の一人が別の項目で話していた「札幌市民はものや場所にあまりこだわらないのではないか?」という言葉が思い出される。
非常に合理的、実用的なものがあがり予想をはるかに裏切る。
賃貸マンションの平均的な引っ越しまでの年月が2年と短い札幌、離婚率が高く、シングルマザーも多い札幌。新しいものや流行にはかなり敏感な札幌。
撮影予定やプロットを大幅に変更することにしました。震災への意識の違い以前の道民性、あるいは市民性がたった10人の参加者の証言とはいえ、あきらかにされつつあります。
明日はいよいよ撮影日。これまでも毎日、全てのワークはとり続けています(映像さんはこの処理で既にぐったり)が、やはり緊張するもの。さあどうなることか。
おまけ
今日思い立って外で映像とりをしたら、そこは撮影許可が下りないところだそうで、おこられてしまいました。。。ちょっといいシーンすぎてどうにかできないか模索中。
本日のワークは大切なものワーク。
自分にとって大切なものは何か?が今ひとつ深まらない。
参加者の一人が別の項目で話していた「札幌市民はものや場所にあまりこだわらないのではないか?」という言葉が思い出される。
非常に合理的、実用的なものがあがり予想をはるかに裏切る。
賃貸マンションの平均的な引っ越しまでの年月が2年と短い札幌、離婚率が高く、シングルマザーも多い札幌。新しいものや流行にはかなり敏感な札幌。
撮影予定やプロットを大幅に変更することにしました。震災への意識の違い以前の道民性、あるいは市民性がたった10人の参加者の証言とはいえ、あきらかにされつつあります。
明日はいよいよ撮影日。これまでも毎日、全てのワークはとり続けています(映像さんはこの処理で既にぐったり)が、やはり緊張するもの。さあどうなることか。
おまけ
今日思い立って外で映像とりをしたら、そこは撮影許可が下りないところだそうで、おこられてしまいました。。。ちょっといいシーンすぎてどうにかできないか模索中。
2015年3月7日土曜日
Amanogawa プロジェクト@札幌3日目
Amanogawa プロジェクト三日目。
昼と夜と2回のワークショップを行っていますが、内容は少しずつ異なっています。昨日の昼のメインはもしものときに私たちはどのように動くだろうか。事故などに遭遇したときに私たちはどうするだろうか、何ができるだろうか、(逆にできないだろうか、なぜできないのだろうか)などを話します。
夜は大切なもの(人)と離れていくワークをしました。普段はあまり話すことのないプライベートの部分にふれていく繊細なワークです。
年齢には関係なく、それぞれの視点、生き方が見えてきます。最終的には映像は短くカットしてしまいますが(全てのワークショップも記録しているためものすごく膨大な時間の録画がたまっています)、見返してもとても興味深いドキュメンタリーだと思います。
三日間が経過し、だんだんとお互いがわかってきました。今日、あすが撮影的にも内容的にも大事な部分。昼夜2つのグループも合同になります。
昼と夜と2回のワークショップを行っていますが、内容は少しずつ異なっています。昨日の昼のメインはもしものときに私たちはどのように動くだろうか。事故などに遭遇したときに私たちはどうするだろうか、何ができるだろうか、(逆にできないだろうか、なぜできないのだろうか)などを話します。
夜は大切なもの(人)と離れていくワークをしました。普段はあまり話すことのないプライベートの部分にふれていく繊細なワークです。
年齢には関係なく、それぞれの視点、生き方が見えてきます。最終的には映像は短くカットしてしまいますが(全てのワークショップも記録しているためものすごく膨大な時間の録画がたまっています)、見返してもとても興味深いドキュメンタリーだと思います。
三日間が経過し、だんだんとお互いがわかってきました。今日、あすが撮影的にも内容的にも大事な部分。昼夜2つのグループも合同になります。
2015年3月6日金曜日
Amanogawaプロジェクト@札幌2日目
Amanogawa プロジェクト二日目。
昨日取材してくださった道新さんが記事にしてくださいました。(3/5朝刊)
昨日行ったワークでの身体の質について、気配について、言葉化する作業は難しいですが、様々な人と行うことで見えてくるものは大きいです。
今日は学校という場所を生かし、それぞれの学校の記憶、こだわりの場所などをお話いただいたりもしました。随所に北海道あるあるがみられ、また映像の中川さんは初北海道で北海道人の当然と思っている景色にことごとく驚き地元民は気づいていない美しさを発見していきます。札幌市民の札幌、観光客(客ではないけれど)の札幌。
新百合ヶ丘とはまた違った雰囲気にまとまりそうです。
昨日取材してくださった道新さんが記事にしてくださいました。(3/5朝刊)
昨日行ったワークでの身体の質について、気配について、言葉化する作業は難しいですが、様々な人と行うことで見えてくるものは大きいです。
今日は学校という場所を生かし、それぞれの学校の記憶、こだわりの場所などをお話いただいたりもしました。随所に北海道あるあるがみられ、また映像の中川さんは初北海道で北海道人の当然と思っている景色にことごとく驚き地元民は気づいていない美しさを発見していきます。札幌市民の札幌、観光客(客ではないけれど)の札幌。
新百合ヶ丘とはまた違った雰囲気にまとまりそうです。
2015年3月5日木曜日
Amanogawaプロジェクト1日目
Amanogawaプロジェクト1日目
昼夜それぞれとても濃いメンバーさんがあつまりました。
札幌の演劇シーンの熱さの現れか、ダンスか演劇か、なんらかの表現活動を行っている方が多く集っています。
今日は一日目ということで「ゆるやかにのびやかなからだをつくる時間」でつちかったマッサージワークを中心に脱力、身体の質感を変化させていくことや、イメージをすることでみている人の印象はどのように変化していくかなどを、実践しながら学びました。私がリードしていく要素が多かったように思いますが、今後少しずつ広げていきます。
行うことはシンプルですが、シンプルであるが故に難しい。
行っている過程で感じたことをそれぞれの言葉でかたっていただきましたが、ところどころにヒントがあります。
映像はワークショップ中全編とり、それを元にテキスト化していきますが、結構時間のかかる作業で、まだ今日の昼の部です。。。
おまけ
映像の中川さんは初北海道(今までの最北は茨城)のためあらゆる全てのことに感動しています。雪が降っているのとか、雪山とか、うまるのも、すべるのも。北国の人にとっては当たり前の(というかできればうまったりすべったりはしたくない)ことも、楽しくって仕方ないらしい。北国の良さは外から来た人が発見してくれるのかもしれません。
昼夜それぞれとても濃いメンバーさんがあつまりました。
札幌の演劇シーンの熱さの現れか、ダンスか演劇か、なんらかの表現活動を行っている方が多く集っています。
今日は一日目ということで「ゆるやかにのびやかなからだをつくる時間」でつちかったマッサージワークを中心に脱力、身体の質感を変化させていくことや、イメージをすることでみている人の印象はどのように変化していくかなどを、実践しながら学びました。私がリードしていく要素が多かったように思いますが、今後少しずつ広げていきます。
行うことはシンプルですが、シンプルであるが故に難しい。
行っている過程で感じたことをそれぞれの言葉でかたっていただきましたが、ところどころにヒントがあります。
映像はワークショップ中全編とり、それを元にテキスト化していきますが、結構時間のかかる作業で、まだ今日の昼の部です。。。
おまけ
映像の中川さんは初北海道(今までの最北は茨城)のためあらゆる全てのことに感動しています。雪が降っているのとか、雪山とか、うまるのも、すべるのも。北国の人にとっては当たり前の(というかできればうまったりすべったりはしたくない)ことも、楽しくって仕方ないらしい。北国の良さは外から来た人が発見してくれるのかもしれません。
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