Dance new airでは実はブックフェアも行われていて(青山ブックセンター)本を3冊選んで出してくれと言われ選んでみました。
思えばちょっとセンチメンタルな感じのセレクトになっている。。。他の作家さんと違って童話系なところがちょっと恥ずかしい。でもそれもある意味私らしい。
宮沢賢治『銀河鉄道の夜』
(文庫化も多数されていますが、初稿版、最終形両方が読めるのはちくま文庫宮沢賢治全集です。なお、結構長くてくじけそうな人にはますむらひろしの漫画版もオススメです。)
名作中の名作。賢治の生涯と大きく四回にわたる書き直しを重ね合わせると、単なる童話ではなく、大人が向き合うべき本だということが見えてきます。来年秋に鳥取県芸術文化祭(とりアート)で全く異なる(?)音楽劇になる予定です。
斎藤隆介作、滝平二郎絵『花さき山』
幼少期にお世話になった稽古場でこのシリーズの舞踊劇を作っていました。どんなに辛いことも、悲しいことも、きっと小さな花になる。そう思うとちょっと元気になれます。初舞台でおほしさま役を踊った(?)『火の鳥』と合わせて忘れられない作品です。
Shel Silvestein The Missing piece
(日本語訳だと『ぼくを探しに』です。)
公演でシカゴに行った際、家の前の持って行って図書コーナーにありました。ぴったり合うからといってそれがよいとは限らない。ゆっくり歩くことで見えてくることもある。鳥取に来て自分なりの速度で歩くことの大切さを思います。
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