2018年10月29日月曜日

山陰アートミーティング(仮)

山陰アートミーティング(仮)という山陰地域で個人的に活動するアート関係者が集まってくる会ができておよそ1年。3回目の会合がKIAC(城崎国際アートセンター)であり、およそ1ヶ月ぶりに伺いました。(KIACはすでに家のように懐かしい感じがしている)
ゆるやかに繋がっているこの非公式団体はアーティストから大学関係者(私は一応大学の人でもある)まで様々。それぞれの問題点や、こんなことできそうだよねなどを話し合い、情報共有をする会。
今回の話し合いでも助成金とかとって事業をする案も出ないわけではないのですが、基本的に”自助活動”として、皆が集まれるときに集まって様々なことを話し、自分は一人ではないと再確認し、勇気をもらい、もし偶発的にコラボなどが起きたらラッキーだけれど、事業を起こすための団体にするのはやめようという話になりました。むしろ自分たちで集まりたいから集まる、そのための非公式会。まるで秘密結社(同僚はフリーメーソンみたいとつぶやきました)。
何かをしようとして助成金をとってでもそれを回すためにとらわれて自分たちが本当にやりたかったことを見失うというのは良くない。大切なことはちゃんと自分の地元に根を張って活動を継続的に行うことだというこのスタンス。個人だからこそ余計に大事なのかもしれません。京丹後、福知山あたりからもお越し頂き、また今は愛知だけれど去年まで舞鶴で働いていたコーディネーターさんや、福知山出身でこれから何かできないかと考えている方まで少しずつゆるくつながる会。
こういう人たちが頑張っているから面白い。
そんな山陰。
やっぱり隠れているところもまた山陰。裏日本。
何だかよくわからないけれど大きなうねりみたいなのが起きていて、でもそういう流れに流されず自分の速度で考えようとしているこの人たちの感覚本当はすごく大事なことなのではないかと私は思います。

私自身は銀河鉄道抱えているし、来年までは走りぬけなきゃいけないんだけれど。

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