2018年12月23日日曜日

教大協@埼玉

教育大学協会研究大会の舞踊部門が埼玉で開催中。(彩の国埼玉)
国立大学の教員養成系の学校が集まって教員の研究発表とワークショップ、各授業、クラブ作品の発表会が開催される。
学生さん達は夜行バス往復という過酷な旅ながら(昨年は宇都宮)、参加します!というのでその引率(引率されているといううわさもあるが、顧問がいないと参加できないので、なんとかしていかないといけないのです)。
昔の同僚や、先輩、後輩などさまざまな方にお会いする。

かつては教育は国立大が担うイメージがあったけれども、今は鳥取大をはじめとして地方国立大から教員養成系の枠が減りつつある今、この団体はどのようにあるべきなのだろうと(あるいは自分はどのように関わって行くべきなのだろうと)思いながら、ダンスハ体育ナリ?シリーズは作られました。現在は私立大学なども参加しています(基幹校は国立大が好ましいなどの規定はあるらしい)。

ダンスが体育にあることで多くの子供たちがダンスに触れることができる一方で、評価のために技術習得や運動量にこだわってしまっていないだろうか。創作ダンスの前の身体知の部分(自分の身体が自分とちゃんと結び付き、自己肯定ができるかどうか)を見直す必要があるのではないかなど、毎回思うんです。そもそも私は、今国際地域文化コース(芸術文化センター)に所属になったんですけれど、体育はスポーツになるんですよね、、、とか。2016年の大野さん発表については研究誌に載せることにした(昨年研究として発表した)けれど、2018年建国体操の方は現在の舞踊教育に対し、否定するわけではない(でも気をつけるべきだとは思う)ので迷い、今年は研究発表しなかった。(死者の書でそれどころではないというのもある)でもダンスは、本来評価とかの枠にいちゃいけないような気がするんですよね。
もちろん本当に新しい何かは教育の枠組みから飛び出したところから生まれるものだけれど、それでも、関わる人を増やしていく意味で、教育って大事なんだと思うんですよね。アーティスト派遣なども、そこにいる土台になる学校の先生がそういう意識を持っているかいないかで全然変わる。
ここにいる子達の何人が教員になるかわかりませんが。
ほんとうに、ガチで過渡期だとおもいます。オリンピックもあるし。(オリンピックがある時ごとにダンスの立ち位置は問われるのです)

明日まで。(明日の午後に発表会があるのです)

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