2020年6月6日土曜日

耳虫事件

40年以上生きてきて衝撃の事件が起こる。(昨日だけれど)
耳に虫が入る。そして出てこない。

深夜気配を感じてハッと起きたら耳に違和感があった。そしてずっと音と動きがあり、もしかして虫!と思い、どうしようと慌てる。(ちなみに夜中の3時くらいで、誰かに聞くこともできない)。
とりあえず光を当てたら出てくるかもと思い懐中電灯をつけてみておびき寄せるが、動きが激しくなるだけ。
耳かきのようなもので突こうとするが、全く届く気配はない。

どうしよう。

その謎の動きとともに考えていた。そしてエイリアンとか寄生獣の映画のようなものを思い出した。
ある意味私と呼応しているのだから、とりあえず大人しくしよう。彼?もきっと死にたくはないだろうし、と思っていたら動きは鎮まり、でも確実に動いていて、結局寝れなくなる。

翌朝、このまま謎に乗っ取られるのはまずいだろうと思い、耳鼻科を探す。
鳥取県小さい県なので、実は病院が少ない。そしてこのコロナの時期に見てくれそうな近くの病院にとりあえず朝一で行く。
そうしたらとりあえず、この虫さん殺してから出さなきゃダメですね。ということになり、まさかのオリーブオイルを耳に入れることになる。
なんと。
薬品だとこまくに穴が開いていたときにまずいのだそうです。
この自己主張している虫さんと今後ずっと一緒に生きていくこともうっすら考えたが、流石に怖く、お願いしてオリーブオイルを入れて15分。
ピンセットや様々な吸引器のようなものを使用して出してくださいました。

ごめんなさい。
ウィルスとの共存まで考えつつあるけれど、虫との共存、まだできない自分。

結局その虫さんが暴れて(昨日大変だったでしょう、とお医者さんに同情される)、傷が多数できているらしく、塗り薬を塗ってもらい、さらに点耳薬を処方してもらう。私はこの点耳薬初めてだけれど、耳に6滴も7滴も水を入れるのだ。
大丈夫なのか!とドキドキするが、鼓膜に穴が空いていなければ良いそうだ。鼓膜さんありがとう。

冗談みたいだが、自分は自然とともに生きている方だが、まだまだ修行が足りないと自覚した。虫さん、ごめんね、そしてありがとう。

0 件のコメント:

コメントを投稿