2009年11月8日日曜日

ぬくいの文化について

これは前にも書いたことがあるが、日本には「ぬくい」という言葉がある。
あつい(hot)でもなく暖かい(warm)でもなく。
ここ数日急激にさむくなってきて、しかも我が家は工事中なため、暖房器具が全く使えない。(すきま風も冷たい)そこでゆたんぽという奥の手を入手。昨年くらいからだろうか、ブームらしくて、それにとても助けられる。ぬくい。おまけに手触りの良いカバーがついている。
このカバーの発想は海外ではみない。おまけにこういうてざわりのいい、ふわふわとかぬくぬくとかそういう言葉はない。そもそもオノマトペ(擬態語)自体が少ない。日本独自の文化なのです。おすすめはソフトタイプのもので、堅いものよりもダンサー的には使用しやすいです。ストレッチのときなどにも有効に利用できます。
工事のついでにいまはなんとお風呂も使えない状況なので銭湯に通うことになっていて、これまた日本独自のぬくい場所となっています。ただ難点は近くにない!ということ。現在すむ神奈川の住宅街にも仕事先にも近くにはなく、自転車で走らねばなりません。内風呂文化がそれだけ浸透しているということなのでしょう。なお、一番近所のお風呂屋さんは昔ながらの番頭形式で、ながーい煙突があったりします。大学のときにすんでいた都心(学校のすぐ裏のあたりにすんでいました。とても便利)の風呂なしアパートを思いだします。いまでもあの月の湯はあるんだろうか。
煙突ついでに友人のパフォーマンスを思い出し、ブックレット(なぜかその作品はDVDなどにできるものではなかったので記録はブックレットにのこされている。なにせ煙突内で行なわれるパフォーマンスなのだ)を開いてみてみる。あれだけの大移動のあとよく保管していたものだと思いつつ、なつかしく、笑う。

今日はこれから静岡にいってきます。




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