2009年11月17日火曜日

長崎/佐世保からかえってきました

長崎空港からくるまで1時間。佐世保は小さな港町です。

ついたら地図をもらおうとして渡されたのは「佐世保バーガーマップ」。ここではまず一番の観光資源がハンバーガーだということです。

おまけにそのハンバーガー食べそびれました。とても悔やまれます。

かわりにおいしいものはたくさん食べたので(おかげで太ってしまって、気持ち悪いです。)よしとします。

普天間ふくめ沖縄の基地問題が連日あがっていますが、この町もまさしく基地の町で、基地なくしてはおそらく経済破綻を起こすのではないかと考えさせられるほど密接にむすびついています。町の大きさに似合わず多い飲み屋の数。タクシーの行列、町中にあふれる英語(お店によっては米ドルそのままで買い物ができます)駅前に大きなホール(アルカス佐世保。そこのイベントホールで踊らせていただきました)があり、そこだけがものすごく際立って目立つ。そんな町です。

北海道でいえば札幌ではなく、苫小牧で公演します、というようなもの。しかしすごいのは長崎あるいは佐賀、福岡他各地からわざわざお客さんがきてくれるということ。今回のワークショップ参加者の子も車で1時間くらいかかっちゃうところから通ってきていて、そうやって続けている公演です。

ここからどのように広げていくかが問題で、地元の人の力なくしてはできないよというのが水野さんのお言葉。しかし、ワークショップを続けてうけているこたちもいるし、徐々に徐々になのでしょう。

たまたま前日にロビーにいたら、スタジオの場所を訪ねてきた人がいて、話してみたらモンネポルトというアートスペースの方でした。さらにそのチラシはバンカートで私が棚に並べたもので、これだけ距離を離れてこの佐世保であってしまうとは偶然としても縁があるのだろうということになり、翌日遊びにいくことに。佐世保からさらに45分バスに乗り(まさかこんなに遠いところからきているとは知らず安請け合いでいきますよといってしまってちょっとどうしようかと思った)焼き物の町(かつて書いたKnockのそれに近い)の中にぽつんとあるそのスペースで再会。そこで展示していた作家さん(本当は東京人)、ワークショップの受講生だった子も一緒にいろいろお話ししました。こんなところになぜ?というくらい人が訪れていて、これもまた妻有と同じような現象が起きていてびっくり。おいしいご飯を食べ、ゆっくりとした時間を過ごしました。ありがとうー

しかしそれにしても車文化恐るべし。私は運転できないけれどね。

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