2009年11月2日月曜日

友枝能

能をみにいく。
友枝会「江口」「黒塚」と狂言「茶壺」。
正直に言う。私は能は詳しくない。このチケットも友人の能を習っている子が「絶対おすすめだからいけ、いかないと一生見逃す、絶対だから」と3ヶ月くらい前からずーっとずーっといっていたのでいくことにした。
しかしそれだけ勧めるだけあって良い会だったと思う。緊張感のあふれる、しずかなきれいな時間が流れる。
能舞台だから照明は同じなのだけれど、シーンがかわって光りがかわったかのように感じられるのだから、そりゃあ、すごいことだと思う。ただ、お勉強していったのにも関わらず、やっぱり半分くらいしか何をいっているのか理解できなかったことが悔やまれてならない。狂言はほぼパーフェクトにわかるのに、面をしているせいだろうか、節回しが独特だからだろうか、私がうつつの世界に入っていたせいだろうか。
言語がそれほどまでにかわってしまったことを残念にも思う。

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