私が卒業した札幌旭丘高校は山のお上のお猿の学校。
当時1年の現代社会を担当してくれていた三井氏はとてもかわった先生だった。先生ではなく氏。それもまた三井氏らしい。
たった1単位か2単位の授業なのになぜか卒論を書かねばならない。何の題でもいいのだが。仕方がないので、今まで見てきた舞踊について論じた記憶がある。能藤先生の公演にはじまり、リンゼイケンプやら大野一雄やら、札幌にいる割に結構見ている。演劇鑑賞会にはいっていたのも大きくて、演劇もあわせれば伝説的(?)作品を結構見ている。小学生のときに見た大野さんの公演(赤れんがホール)なんかは現上司(溝端さん)が照明兼舞台監督をしていたという。狭い世界だ。
演劇鑑賞会というのは札幌独自で、高校生は1800円で毎月舞台を見ることができるシステムで東京あるいは関西の演劇を地元によぶ活動をしている(大人は高いんです、ありがとうです)。山海塾の卵熱もはじめて見たのはその場だった。(なお、今でも山海塾の一番の作品は卵熱だと思っています。ラッセルさんなんて写真集もっていました。)
その時、なぜか見にきていた三井氏が、市村さん(当時山海塾制作)を紹介してくれたのを覚えている。大学時代の親友だという。ひょんなかたちで紹介されてしまった市村さん、なかなかあうことはなく、私は覚えているにしてもさすがに向こうは覚えていないだろうと高をくくっていた。
そしたら、今日アルテリオ(打ち合わせでした)で遭遇。「いやー気にかけていたんだよ、どうしたかなあとおもって」とのこと。17年くらい前にあったときのことを話しはじめ(ちゃんと覚えているので驚いた)、ついでに三井氏の話しをはじめ、懐かしく思う私たち。新百合ケ丘に知られる三井氏。。。
今はどうしているだろうか。
懐かしい名前・・・どうしてるんでしょうねぇ?!
返信削除なつかしいよねー
返信削除もう60近いんじゃ、、、
市村さんによればもう一人ダンス系ということで三井氏に紹介された子がいるらしく(私たちよりは大分後に)、よしこダンス(これまた懐かしい!)経験者からダンス系の道に進んだ人が少なくとも2人いるということでとても興味深い。
しかし、ヶ丘生にしかわからない話しですみません。