昨日は現代舞踊展(7月7日メルパルク)の下見でした。
下見というのは照明などのスタッフに作品をみせ、説明する会のこと。@参宮橋オリンピックセンター
「ハコニワニハニワトリ」というハンダイズミさんの作品は実は3回目。昨年9月の大和田さくらホール、12月のシアターXときて今回。
こうして同じ作品を演じることは日本では珍しいけれど、ダンサーとしてはあるいは作品のためにはその方が好ましいと私は思っています。その間にも少しずつ改良がなされてきました。(シアターXのときは15分バージョンだったし)
消費、消耗していくものではなく練り上げていくことができるのはありがたい。
何回踊っても飽きることはありません。
ニワトリというタイトルですが音楽は「白鳥の湖」。美しい感じの作品です。(でもニワトリ)昨年見に来た人には私が持ち上げられていることに驚かれました。確かにたいてい持ち上げる側なので珍しいことかも。またニワトリなせいか動きは結構ハードでこんだけ私が踊っているのも珍しいこと。10分なのに踊り終わる頃には池から出てきましたという状態になります。(実際作品の中に池を思わせるシーンがある)人の作品を踊ることは滅多になくおもしろいなあとおもいながらやっています。
10分の作品がいくつも並ぶので、照明を合わせる時間が16分ということだけが納得できません。作者はいつ照明のチェックを行うのでしょう。照明があたってこそ、見え方がきまるのに、それをすべてゆだねてしまっていいのだろうか、と思ったりします。
昨年のシアターXのときには小道具の置き方でアクシデントが起き、その前の作品でバトンの上げ下げをしたことから照明の角度がかわり、装置が見えなくなってしまったりというアクシデントがありました。不可抗力なのだけれど、それがとても心配です。
あと2週間、がんばります!
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