2014年3月21日金曜日

ヨーロッパロンドン編④ダレンとルカと

今回のロンドン滞在中これだけ動き回っていたがゆえに見に行けたものは3つ。
Yael Frexer(ローハンプトンuniv)、
http://flexerandsandiland.com/archives/yael-flexer/
Darren Johnston(barbicanただし本公演はいけなかったのでインスタレーションのみ)、
http://vimeo.com/user2417561
Luca(Protein dance The Place)
http://www.proteindance.co.uk

ヤエルは前出あやちゃんの所属するカンパニーでありながらなかなか見に行けず。今回の作品が20周年を記念する作品ということもあり、過去作品を取り込みながら踊るコラージュになっていてそこがとても興味深かった。(ちなみに同じ手法は札幌ダンスで私も使用している)また、昔からよく知るダンサーさんが妊婦のおなかで踊っていてそれもまた微笑ましかったり。

ダレンは2008年のプレイスプライズの同期であるだけではなく、その昔麻子さんに振付けていた頃(ちなみに2005年にロンドンに移住する前からの知り合いだ)からよく知る振付家。昨年高知美術館→アーキタンツへときた作品が今年バービカンで公演となり大勝負!(ちなみに三東さんがダンサーで参加していて、彼女の動きだけで個人的には満足だと思う)でもその公演のときにはいられないので、インスタレーションの公開を見に行く。
去年アーキタンツの発表をみても思ったけれど、この人あまり変わっていない。
やりたいことがすごく明確(笑)つまり自分の目に見えない何者かを映像で表現しようとして試みつづけてきた結果。もはやダンスでもない。そこに身体を放り込む。
ほぼ同年代ということもありとても気にかかる。

ルカはプレイスが育てた振付家の一人。
木野がいた当時から若手振付家として注目はされていて、着実にステップアップを積んでいた人。たまたまこの時期、なんと3週間のロングランをプレイスにて行っていた。しかもそのタイミングでエディ(プレイスディレクター)に出会ってしまい、みにおいでと誘われてしまったからにはいかねばならない。
作品は人種について問う内容で、カンパニーも台湾、アフリカなど様々な国の人が集まっている。シアター的なアプローチもあり、ロンドンならではの作品だと思う。(ただし2時間近い内容でちょっと長過ぎると私は思う)
で、この照明をつくったのが、なんとIchIの時の照明家、Jackie Schemesh!
今回会いたいねーといいながら会えず残念だったものの、作品はみれて、パリから帰る最終日、なんとスカイプでつながった。5年どころかもっと久しぶり。懐かしい!
ダンサー間の話し合いなどが含まれている作品なだけに、このテーマでこの3週間の間に作品がどのように変わっていくのか興味深いと思ったとはなしたら、なんとルカは変えないのだとのこと。なんと!!英国らしい完全振付。そして変えない。
私の逆です。もちろん作品のクオリティとして下げられないとか変えたくないという気持ちはわからなくはないけれど、踊っていてみえてきちゃうものってないのだろうか。
ジャッキーには私の作品には流動的なところがあって、それはとても面白かったし、いつかまたたとえインプロでもなにかやりましょうという話しをされました。
ジャッキーが日本へ来るのが早いか、私がベルリンへ行くのが早いか。約束よ!
(ちなみにジャッキーの奥様は千里さんという超すてきなダンサーさん、元バットシェバです。現在は2人の子を育てつつ、GAGA指導者としても大活躍しています)

あっという間のロンドン滞在。
この隙間にアシュフォードさんにあったり、元のフラットメイトにあったり(brick laneでアンティーク屋さんをやっています。5年たくましく続いててすごくうれしかった!!)しているのだから、そりゃ怒濤です。

今回会いたいねーといいながらあえなかったラッセル、Jorgeなどもふくめ、私ここで暮らしていたんだと改めて実感しました。そしてまた来なきゃとも。銀行口座は閉めましたが、まだポンドは持っているので(笑)またきます!

昔住んでいたKensalエリアにいったらなんだかおしゃれカフェとかたくさんできてる!そんなのもちょっとうれしかったり。




0 件のコメント:

コメントを投稿