2012年11月19日月曜日

セッションハウス

セッションハウスでパラレタリウム(振付:井田亜彩実、竹森徳芳)をみる。
UDCアフターズという名前がついており、学生ダンス出身者が集まって作品制作を続けているシリーズ。もちろん作者がかわっていくので、作品も傾向も各回全く異なるが、こうして集まり作品制作できる場があるのはとてもすてきなことだと思う。

私が学生だった頃、学連はあったけれど、その後の展開というものはなく、個人個人で活動していく他なかった。たとえ舞踊科という特殊な学校の卒業生であっても踊り続けているものは少ない。それから10うん年、こうして自分たちで企画を立て、形にしていく子達が出てきてとても心強いと思う。自分の教え子世代(黒田なっちゃんと同期、竹森君は前にしおちゃんと踊っていました。)というのがちょっとこわい。
そしてだてに大学(あさみちゃんとかは中高から)いっていたわけではないわけでばりばり踊ってつくってきた身体はやはりすばらしいレベルだと思う。若いっていいなあ。

セッションハウスができたのは1991年。私が大学に入った頃にちょうど様々な企画が始まり、気がつけばここまで。
相変わらず、直子さんは優しく受付にいて、「また踊りにきなさい」といってくれる。多くのダンサーたちの帰る場所となっているのかもしれない。

かわらぬ場を持つこと、持ち続けることのすばらしさを感じる。



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