愛知県北設楽郡東栄町月の花祭をみにいく。
興味はあったものの、車がないといけないエリアで、なかなか手が出せなかったお祭り。この本番前の忙しい時期とはいえ、「こんな平日に休めるときなんてない」しかも「神懸かり系舞踊」をみれる機会ということもあり、これは見に行かねばとつれていってもらう。
すごく簡単に説明すると、冬が近づき、静まる大地にエネルギーを与えるお祭りで、1晩踊り続けるのだという。重要無形民俗文化財。現在11カ所?に残っているらしいが過疎化と若者の流出でどんどん廃れていっているらしい。11カ所というのは各集落ごとに行っていたらしく、距離的には結構近い。感覚的には町内会ごとに別々にお祭りが開催されていたらしい。
かまどに火を入れるなどの神事のあと、各種舞がはじまる。
扇ややち(?)、刀をもった踊り、複数人での踊りなど幅広いレパートリーがあるが一つの踊りが長い。3、40分はつづく。そしてずっとつづく。さらに踊り手の人数が少ないので何回も踊る人がでてくる。かなり大変だとおもう。
さらに子ども達の踊りもある。子ども達も大人とほぼ同じ中身の踊りを踊る。(しかも深夜。なのであくびでふらふらしながらおどっていてとてもかわいらしい)
鬼もでてくる。鬼、まさかりもって暴れる。たまにまさかりがあたってケガをする人もいるらしい。夜中だからって寝ぼけていると油断は禁物。
さらに朝になって、いい加減眠くなったところでしゃもじをもったおかめと大根を持ったひょっとこに追いかけられる。さらに大根に塗ってあるみそを皆につけようとする。
最後はかまどに沸き立つお湯をかけまくるらしい。
最後、、、最後までいなかったのでした。
本当に終らなくてどうにもこうにも、最後まで見られなかったのが残念。
帰りがけによった花祭り会館の館長さんがなんだか生き字引のような人で、花祭りの歴史をいろいろ語ってくれた。古戸という地域で行われている花祭りが最も原型に近く、館長さん自らが関わっているのだそうで、ぜひお越し下さいといわれる。1月2、3日。
正月早々愛知にまたいくのだろうか。。。
おまけに体力なくてそのあとやっぱりダウンする。情けない。
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