2020年2月20日木曜日

舞踏とは何か

レクチャーパフォーマンスシリーズでお世話になっているダンスアーカイブ構想さんが舞踏に関する本を出した。
そもそも舞踏とはなんなのか?
今の舞踏に関わるダンサーさんたちに書いてもらうことで現出させようとした本で、ぶっちゃけいくらくらい収入あるんですかとかも書かれている。海外にいる舞踏ダンサー(フランスなどにはワークショップ(stage)などで生計を立てて暮らしている人が多くいます。)も含めている調査なのでリサーチとしても興味深い。ポップな装丁もいい感じなので(建国体操の北風さんたちのお仕事)是非みてください。
ここに私も載っています。密かに。
舞踏家じゃないんですけれど、と松岡さんとお話しした上で、そのまま書くことになりました。
舞踏の関係者の影響を受けている(大野一雄作品を作っただけではなく、山崎広太さん(同時期に一緒にいた笠井瑞丈くんが書いてくれている)や伊藤キムさんから受けた影響もあるだろう)せいもあります。が、私自身は踊子で、コンテンポラリーも舞踏も関係なく、ただ私のダンスだと捉えています。
海外にいる間はとりあえず日本のダンサーだからという理由でブトーと書かれていたりしました。その方が客が集まるのだそうです。Edgeの時にもOvOの時にもニュータイプの舞踏と紹介されていたので、もうあまりこだわりません。舞踏だろうが、コンテだろうが木野にしか踊れない踊りがあるというだけです。

今、現代美術の流れに似てなんとなく場所作りが作品になってきているけれど、踊子です。一応。

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